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【J2:第19節 磐田 vs 湘南】曹貴裁監督(湘南)記者会見コメント(14.06.21)

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●曹貴裁監督(湘南):
「お疲れさまでした。今日、湘南サポーターもたしか2000人近く来てもらっている話を事前に聞いていましたし、何より、このスタジアムの雰囲気は、ジュビロさんも真摯な応援をされていて、本当に今日の試合はサッカー専用のスタジアムで、我々もいいところを出しましたし、僕が言うのもなんですが、ジュビロさんもいいところを出そうとして、お互いにやり合った試合になったと思います。見に来てもらったサポーターがかもし出してもらい、我々も後押ししてもらいましたし、そのことに感謝したいです。

昨季J1で初めてプレーした選手もたくさんいて、それでここでちょうど順位の似ているチームと対戦した時に前半1分でやられて、何もできないうちに90分間が終わった記憶があります。あの時は相手の代表選手とか、テレビで見た選手に対して我々は向かっていくというプレーが全くできませんでした。それから1年。ジュビロさんは2位にいましたが、絶対に我々に対して真っ向勝負に来て、ねじ伏せてくると思っていたので、その通りの試合をされて、僕自身、このサッカーの質を上げることに関してすごくよかったと思っています。我々の選手も怯まず、彼らに向かっていく姿勢を出してくれました。後半、スーパーシュートを決められ、あれは仕方ないと思っていますが、あそこでも足を止めずに最後までゴールに向かっていった彼らの勇気は監督としてすごく誇らしいですし、今言いましたが、あの結果最後のFKでやられていても後悔はないと。ただ、そういう試合をしない限り我々のレベル、それを司る日本のレベルも上がってこないと僕自身は思っています。その意味でこの試合は勝ったからいいということではなくて、すごく気持ちよかったですし、お互いすごくフェアなプレーで攻守が入れ替わって相手のゴールを目指すというプレーが多かったと思います。こういうゲームを続けることが選手を伸ばすのではないかとちょっと第3者的な意見になりますが、改めて感じました。

今日、勝ったことはよかったのですが、シーズンは半分も終わっていません。今日の試合でもよかったことはありますが、逆に課題もあると思うので、その課題に向き合ってまた明日から練習していきたいです。昨季まではベルマーレというチームは世の中に少しは知られていたかもしれませんが、それを司る選手たちの名前、それは僕も含めてですが、今もほとんど誰もわからない状況だと僕は思っています。それはただ、今日見に来てくれた方が6番は永木なんだ、39番は武富なんだとかそういったことがわかってもらえるような試合が少しはできたと思います。それが何より嬉しく思います」

Q:前田選手にほとんどシュートを打たせませんでしたが、狙い通りでしょうか?
「相手のストロングはそこに対するクロスと、くさびが入ってきた時のクオリティーということは誰が見てもわかります。ただ、それを怖がってびくびくペナルティーエリアに下がってしまうと良さが出ないのでとにかくコンパクトにし続けようと。セカンドボールをしっかり取ろうと。そこで足を止めたら…。ワールドカップの試合をたくさん見せていますが、特に(菊地)俊介と(永木)亮太に対してはボックスに行ってボックスに帰ってこないと今のサッカーは世界に出ても絶対に通用しないと。その意味では彼らの2人の運動量はすさまじかったと思いますし、能力の高い選手に対して、それを素直に出してくれたことは嬉しいです。前田選手が何ができたか、できなかったということは置いておいて、抑えたとも思っていませんし、やられてもおかしくないシーンがたくさんありました。ただ、我々ができたことというのはそういうことだと試合を終えて感じています」

Q:昨季であれば、最後のところで決められて勝点を落としていた試合もあったと思いますが、こういった試合を勝ちきれた要因は?
「昨季は本当に何もわからないと言うか、自分たちが体感することができないままやられたり、体感していたら最後にやられてしまって終わり、僕自身シーズンであと10試合ぐらい欲しいなという感じで終わりました。今日見ているとそういうことを続けてきた選手がピッチに立っていて、言い方は悪いですが、全力でプレーすることは大事ですが、全力でやるとなるとたぶんやられるんですよね、サッカーって。だから、全力でプレーしながらも冷静な判断もそこにはなくてはいけなくて。今日、最後のFKを含めて選手からいい意味で余力をちょっと感じていました。いっぱいいっぱいで頭がパニックになって何も判断できてない状態でプレーしていないなと。それは昨季のJ1の経験でもあるし、今季J2で試合を重ねてきたもののフィーリングと言うか。自立して、チームとしてやれるように少しなったと思います。もし、あの場面で1-1だったら、カウンターで絶対に1点取ってやるという気持ちだったと思います。彼らはこれをしのげば勝てるという気持ちでセットプレーの守備をしていたこともわかったので、主審にもそれは伝わると言うか、(主審が)流れの部分でもっとやった方がいいかな、(試合を)切った方がいいのかなということも全て含めてだと思います。そのあたり、少しは自立したところがあったかなと。答えになっているかはわかりませんが、勝ったということはそういうかなと思います」

Q:2位との勝点差がひらきましたが、それに関してはどうでしょうか?
「あまりよく見ていないです。これであと3試合だったら喜びますが(苦笑)。そういったことは考えないで1試合1試合やっていきたいと思います」

以上
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