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【J2:第16節 湘南 vs 東京V】三浦泰年監督(東京V)記者会見コメント(14.05.31)

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●三浦泰年監督(東京V):
「自分たちが現状で戦える戦力、戦術で、サッカーを競い合うというよりも勝負をするというなかで、今日の試合は90分間、驚異的な数字を残して14連勝した湘南に対して、15戦目に黒星が付いた。そういう状況のなかで、どういう展開になっていくのか、非常に読みづらい。ポイント42も持っていて、得点39、失点7というチームとの力の差は、果たしてどれぐらいあるかはやってみなければわからないなかで、ファイトしていたとは思うもののやはり力の差は認めなければいけない。結果的にも内容的にもそうであったのではないかと。そのなかでも前半0で折り返し、後半すこしずつスペースができてくる。自分たちも保持する時間が必ず増える。ゴールに向かう回数も前半に比べたら必ず増えるとプランとして思っているなかで、失点シーンを考えると、やはりああやってボランチの選手がペナルティエリアまで侵入して取られる点に悔しい思いはある。しっかりした4−4という4バック、4MFであそこの穴を空けてはいけない。返す力がどこまであるのかは別としてやはり先に点を取られると苦しい状況にもなるし、プランは先に点を取られたくない。勝利するのであれば先に点を取りたい。そういうなかでプラン立てて進めた結果こうであったわけですから、実際に選手がこの悔しさをどう受け止めているのか、力の差をどう受け止めているのか、それによって今後自分たちがどうなっていくのかが問われる、もしくは試されるものだと思っています。ただこの試合は過去のものになったわけですから、勝つために準備をして勝つためのメンバーを連れてきて、また次の試合も勝つための準備をしていく、そういう選手を選んでいく。それを続けていきたいと思っています。こういう試合でもありながら、サポーターは自分たちに期待を持ってくれていますし、次へ向けての勇気を与えてくれている。ぜひそのサポーターの期待にこたえたいと思っていますし、強い気持ちで今後もチャレンジャーとして戦っていくことが大事なんじゃないかと思っています。1万2000人以上のサポーターが集まって、14連勝してきたチームとアウェイで選手たちがどういうプレーができるのか、彼らにとって非常に大きな経験になったんじゃないかと思っています。若い選手が多いので、今後に活かしていってほしい。こういう雰囲気が流れるなかでも、自分の悔いのないプレーを出せるように、出せていた部分もあるし、肝心なところで出せなかった部分もある。そういう積み重ねをしていって、大きな選手に成長していってほしいなと思っています。そのなかで私もチームを勝利に導く仕事を追求していければと思っています」

Q:2年前に対戦した湘南と比べて印象は?
「自信を持って自分たちのストロングを前面に出してくる。それを上回るパスワークやボールの動かし方、人数をかけてくる攻撃に対してできる裏にあるウィークを突けるチームがまだJ2クラブにはきっとないんだろうなと。私は90分間最初から最後までそういう時間帯をつくるのは、いまのヴェルディを考えたときに正直できるとは思っていない。ただ、そういう時間帯を何度かつくれる可能性はあると自分は思っているなかでプランを立てて、実際に、物足りはしないが近づいた部分はあった。その意味では湘南が昨年J1を経験して、J2でどう戦うべきかをしっかりみんなが心得て今季に臨んでいる。そこへの選手の集中力や監督のマネジメント能力など非常に高いものを感じています。戦術的な部分であればある意味見えている部分はあったとしても、そこは選手の個の力、スキルが対決するわけですから、そこに当然スキルの高さと彼らが持った自信がベンチでも感じ取れた。後半今度はホームに迎えるので、それまでにどういう差になっているか、自分自身も問われるものだと思っていますので、今日の試合を忘れずに次に繋げていければと思っています。勝てた部分はなかったと思っています」

Q:ボールを失ったあとのディフェンスに差があったと思うが、その点について
「当然相手にボールを奪われたあとの速いプレスとプレスバックは湘南を分析していくなかで一番のストロングポイント。そこに自分たちがどう対策していくかというなかで、もちろんしっかりしたボールの動かし方もあるが、自分たちも人数をかけて攻めて守る、湘南がやっていることをできるかできないか、そういう話をしていったなかでの現象であって、ベルマーレ相手にまだ走り勝てなかったということだと思います。ただ、この現象だけで選手を否定してはいけないと思うし、選手はここへ向けてしっかり準備してしっかりした姿勢で取り組んでここへ乗り込んできた。そういう自分たちのプランにしっかり耳を傾けて最後まで全うしようとした。ただおっしゃるとおりアップダウンの差が顕著に出たなと。できれば偶然でも先に点を取れる状況にして、最後まで切り替えというところを持続させていく、前節の愛媛のようなことが起きないと湘南相手に走り勝つのはなかなか、そう簡単なことではないのではないかと思っています。取られ方やボールの失い方、または終わり方に大きな原因があると思う。自分の足元で取られるのが印象が悪ければ前線とのタイミングが合っていなくてもスルーパスや長いパスを出して終わったほうが自分のミスではないというような終わり方が最後多かったように自分の目には見える。たださっきも言ったようにだからといって選手を侮辱しているわけではない。これがいま自分たちができる力だと想っているので、もう一度しっかり自チーム分析をして確認して、今日できなかったことは次の京都戦でできるようにトライしていくことが大事になってくると思っています」

以上
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