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【J2:第15節 京都 vs 群馬】バドゥ監督(京都)記者会見コメント(14.05.24)

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●バドゥ監督(京都):
「前半、良くもなく、悪くもなく、レギュラーな前半を終え、後半は前半よりもいいサッカーが出来始めました。0−2になるまでは。3失点目に関しては自分の責任だと思っています。比嘉の代りに攻撃陣を入れたからです。あの状況においては私は何かをしなければならないと、そういう風に考えざるをえない状況でした。その決断が比嘉の代わりに有田、という決断でした。0−2で終わるのか、0−3で終わるのかという違いはあまりないと思います。この結果に対して、自分のチームを責めることは一切ありません。最後の残り15分というのは良いコンビネーションが出た時間帯でもありました。前半に比べたら良い後半になりかけていたのですが、そういう状況、失点の場面になってしまいました。それが積み重なっての3点です。群馬は大変しっかり守備をしてきたと思います。前線にはロビーニョというクリエイティブな選手がいました。まさに我々は攻撃に関して、クリエイティブさに欠けていたのかなと思います。そのクリエイティブと言っても負けている精神状態においてはなかなか上手いこと、インスピレーションが沸いてこないこともあると思います。

前節、水戸に大量失点しましたが、その時のことがまだ残っているとは思いませんが、是非、次節の岐阜との試合に向けて、自分たちの力を発揮できるように、悪かった2試合を何とか盛り返したいと思います。昨シーズンですが、徳島はシーズンにおいて12敗していたそうです。そういうチームでさえもことはJ1で戦っている訳です。ですので、我々も希望を捨ててはいけないと思います。90分を通じて選手の意欲、姿勢は全く失うものはなかったと思います。試合を通じて2ゴールに値する90分だったと思います。前半の内に三平という調子を上げている選手が不幸にも怪我をしたというのも残念でした。後は大黒という選手が前線に残っていた訳ですが、本当に絞って狭く守備をしてきた群馬を相手に彼一人では難しかった状況だと思います。群馬というチームは、もちろん、引分でもOKという精神状態できたかもしれませんが、蓋を開けてみれば勝ちにきたと思います。

最後にですけども、改めて、今日の敗戦に対して申し訳なく思っています。自分たちのことを信じてくれているサポーターやクラブ関係者に対してです。フットボールにおいて勝つチームと負けるチームがあると。近いうちに複数得点して勝ちたいと思います。そういう日がくると思ってます。ここに群馬の関係者がいるのならオメデトウと言いたいと思います。それから、ここにいる京都の関係者にですけど、2試合連続して残念な結果をもたらしてしまいました。また次に向けてしっかりとした準備をしたいと思います。一時期トライしていたことなんですが、また過去やってきたトレーニングを見直したいと思います。例えば集中力に関してもう少しトレーニングをしてみたり、ですね」

Q:0−2でシステムを変えましたが、どういった意図があったのでしょうか?
「まず第一に、ここではシステムというものにこだわり過ぎる傾向があると思います。忘れてはならないことがあります。それは11対11のゲームであるということです。今、私が言っていることは、私が考え出したものではなくて、これがフットボールだという風に思います。0−2で負けているチームが、2点ビハインドの状況で、残り20分以上、残りある訳ですね、3点を入れるためのサッカーをしなければなりません。なので、今日は有田を前線に入れましたが、それは後ろの選手を削るというリスクを負って前線に人を増やすと。有田という攻撃陣が入るためには誰かがアウトしなければいけないですよね。数字的には誰かが抜けなくてはいけないという理屈があって、攻撃陣の代わりに攻撃陣が出る、ではなくて、守備陣を代わりにアウトすると。3失点目は私の責任だと言ったのは、比嘉がプレーしているところに人がいなかったからだと。そういう風になってしまったのが現実です。ただ、その残り20分少々の時間、どこかでリスクを背負って、やらなければならない。逆転のためにどこかにリスクを背負うということですね、それがあそこだった訳です。水戸戦では機能せず、そして今回も機能しませんでした。フットボールというのはそれでも続いていると思います。大黒が前線で孤立している、点が取れない。であれば、その近くでプレーする選手を補強しなければならないと思いますよね。0−2で終わることと、0−3で終わること、0−2の方がいいのかもしれませんが、私はどこかでリスクを冒したいと感じました。質問から少し離れたかもしれませんが、選手交代による選手の役割ですが、基本的には同じです。なので、近くにいる選手たちがスペースを埋める必要があったと思います。4、5回あったと思いますが、例えば山瀬功治なんかは上手く対処していたと思います。ただ、群馬は一度の場面をものにしたと思います。自分たちの問題は守備よりもゴールをできなかった攻撃だと思います。それがフットボールだと思います。我々は試合を通じてシュート数を積み重ねましたがそれでも負けました。群馬はしっかり守備からでしたが、それでも3ゴールを挙げましたね。もう少し言うと、我々選手の一人一人がそれぞれが役割を果たせなかったということではなくて、草津がチャンスを有効に生かした、その結果だと思います。この様に敗戦に関して説明するのは簡単なことではありません。今、言ったことが私が説明できる範囲です。この1週間5点取るためにトレーニングを重ねてきました。願わくば次節、そうありたいと思います」

Q:『前半は良くもなく悪くもなく』とおっしゃいましたが、前半はどういう形なら良いと思ったのでしょうか?
「私が言うことというのは私の視点ですね。私の視点は、ここ日本では文化的な、言葉、習慣の違いがあるので、多くの場合、間違えていることもあると思います。なので、一つの具体的な理由を考えた時になかなか明確にすることができません。終わってからの振り返ってみた時のコメントとしては、自分たちの平均よりも下のパフォーマンスだったと思います。つまり、明確な理由とか、きちんと話をするためにはきちんと整理しなくてはなりません、そのためにコーチングスタッフとか選手たちと話をしないといけないと思います。ここまで、多くの試合で前半よりも後半の方が尻上がりに良くなってきているという試合を多く重ねてきているので、今日の尻上がりに良くなっているというのは驚きではないのですが、なので、前半がなかなか上手いこといっていないのか、自分は探り出さなくてはいけないと思います」

以上
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