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【J1:第14節 浦和 vs C大阪】ランコポポヴィッチ監督(C大阪)記者会見コメント(14.05.17)

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●ランコポポヴィッチ監督(C大阪):
「今日はこういう展開の中で、前半は攻撃面で我々が出せたものは非常に乏しかったと思います。慎重に戦うことはチームとして考えていたことで、守備面で非常によくやれていたと思いますが、肝心のボールを持った時に自分たちがいつもやっていたことが出せなかった前半でした。後半は攻撃面でも特徴を出せたと思いますし、チャンスもいくつかあったと思います。0−0の時に決定的なチャンスがありましたし、そこで決めていればまた違った展開になったと思います。

ただ、戦う集団になるためには足りない部分がたくさんあります。例えば、今日の試合でカウンターにいかなければいけない場面で、相手選手が倒れた時にフェアプレーを尊重してプレーを止めたことがありましたが、逆に相手チームはうちの選手が倒れても構わずにカウンターを仕掛けていました。勝負に対する強い執着心は戦う集団になるために必要な部分だと思っています。そういったところで、後半はどちらのチームにもチャンスはあったと思いますが、相手の勝利への強い執着心が勝敗を分けたと思います。ACLの過密日程の影響を言われる方がいるかもしれませんが、それを言い訳にするつもりはありません。ただ、今日の試合でも、なぜACLを戦っているチームが一番気温が高い時に戦わないといけないのか、それは考える余地があると思います。サッカーの質を考えるなら、日程のことを考える余地はあると思います。

この試合に対する言い訳ではなくて、サッカーの質を考えた時によりレベルの高いものを見せるにはどうすればいいのかは全員で考えないといけない。浦和対横浜FM戦後に両チームの監督が過密日程で動きが悪かったというコメントを出していましたが、私たちは2カ月半過密日程と戦っているので、それが影響していないわけがありません。今日の試合に関して言えば、疲れは関係ないし、後半終盤のようなゴールに向かう姿勢を90分間見せられれば勝利に近づけたのは私たちだったと思いますが、それが見せられませんでした」

Q:コンディションの違いが明暗を分けたと思うが、悪い中でどうしようと思っていましたか?
「日程は自分たちで変えられないし、メンタルの部分が大事だと選手には話しました。試合を見れば分かりますが、相手の方がフレッシュだったのは事実です。ただ、うちの選手も現時点で出せるものは出し切ったと思っています。コンディションが100%でなくても、大切なのはボールを持った時に簡単に失わずに自分たちが主導権を握って戦うことですが、前半はスパーリングパートナーみたいに、相手が動かすボールに対して我々も動かされる場面が多々ありました。それには疲労による判断の遅れというのもありますが、自分たちがボールを奪ってもすぐに奪われる回数が多かったので、疲労が増したと思います」

Q:後半はどちらに転んでもおかしくない展開だったが、そこで勝者のメンタリティーの部分で違いが出た?
「勝利への執着心というのは駆け引きの部分であったり、倒れている選手がいる時に外に出すのか、カウンターのチャンスだったらゴールを目指すのか、そういうところのこだわりもあると思います。勝つために最大限、何をするのか。蛍のところでもあったと思いますが、那須選手が後ろから蛍にプレッシャーをかけられて、足を削られて倒れ込んだところがありましたが、那須はゴールのことしか考えていないのでプレーを続行させていました。これは勝負の世界では当たり前ですが、そういう執着心を我々が持っているのか。その積み重ねが結果につながると思っていますし、そのこだわりが結果を運んでくると思います。特に互角の勝負をしている時はそうだと思います。ファールのポイントを主張する強かさも持たないといけません」

Q:長い中断期間をどう利用する?
「心身共にリフレッシュすることが最初にしなければいけないこと。2カ月半、タイトな日程で戦ってきましたし、フィジカルだけじゃなくて、精神面でもリフレッシュしなければいけないと思います。あとは準備する時期に全員がしっかりと揃ってトレーニングできる状態であることが非常に大切だと思います。開幕前のキャンプで、全員揃ってトレーニングできたのは非常に限られた時間でしたし、全員揃うことが大切です。補強した選手も合流が遅かったし、けが人が出て開幕直前まで全員で準備できませんでした。開幕した後は過密日程で、試合をやって、リカバリーをして、試合前の調整をして、試合をやってという繰り返して、課題を改善するためのトレーニングができなかったので、時間があるところでしっかりとできなかった部分をやっていきたい」

Q:1トップをフォルラン選手ではなく柿谷選手にする考えはなかった?
「あなたが監督になった時にそうしてください。前でキープできる選手が必要でしたし、カウンターをするにしてもまずは前で収める、そして2列目からスピードのある選手が追い越していくのが必要だと思いました。あとはロングボールだけを狙って攻撃するという意図はなかったので、フォルランを1トップで起用しました」

以上
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