●バドゥ監督(京都):
「今日のことに関して、監督のキャリアのなかではもちろんこういう負け方はあると思うが、今日も残念ながら結果は出ず負けてしまいました。こういうときに何というべきか考えるが、いま湘南さんはJ2のなかで首位を走っていますし、素晴らしい成績を出しているチームとやって今回負けたということで、残念な部分もあるが、やはりさすが相手は素晴らしいチームだったと言えるところもあると思います。湘南の監督さんにも今日はもちろんおめでとうと言わなければいけないと思いますし、このまま湘南さんがこのペースでいけばJ1が一番近くにあるチームということは変わりません。私がJ2でここまで戦ってきたなかでもより完成されたチームのひとつだと思います。
今日我々は3失点したが、2点目3点目、前半終了間際と後半開始直後に入れられてしまった。しかもセットプレーから両方入れられてしまいました。もちろんその2点でゲームは難しくなり、言い訳するつもりはないが、25分、相手に点を取られるまではうちも悪い戦いは決してしていなかったと思います。25分にセットプレーから点を取られてしまったが、そこから流れが向こうに傾いたと思いますし、よりいい状況をつくらせてしまったと思います。我々の作戦としては、前半0−0で終わればOKというところはあったと思います。1点取られ2点目が前半ラストプレーで入ってしまいました。どのチームでもそうだと思うが、前半終了直前に2点目を入れられて0−2で折り返すことはゲームとしては非常に難しくなってしまいます。そして折り返した直後に3点目が入ってしまいました。私がまず言えることは、セットプレーをモノにした湘南さんが素晴らしかったということです。だから現在もJ2の首位を走っているのだと思います。しかし我々のチームも1点目を取られるまでの25分間、そして3点目を取られてからも残りの25分間は非常にいいプレーをして湘南さんのゴールに迫るプレーをしたと思うし、その部分に関しては我々のチームにもおめでとうと言いたい。後半6本ぐらいシュートがあったがもうすこしというシーンもありました。しかしながら結果としては試合に負けてしまったので、スタジアムを後にするときに残念な気持ちはあります。
しかし皆さんに分かっていただきたいのは、我々の選手は最後までしっかり走ってプレーしてくれたと私は思っているので、そういう理解をしていただきたいと思っています。サポーターの皆さんにも、我々の選手はよく頑張ってくれたということを理解していただければと思います。次の試合もサポーターの皆さんとともにしっかりやっていきたいと思っています。もちろんサポーターの皆さんもフラストレーションが溜まっていることだと思うので。必ず次はそれをすこしでも解放できるようにいい戦いをしていきたいと思っています。今日は敗北したが、J2で素晴らしいチームとの敗北だったので、それをしっかり糧に戦っていきたい。そして次の試合に向けてですが、我々の問題としてはホームでまだ勝てていないので、ホーム5試合目なので、しっかり勝てるようにしていきたいと思います。次は讃岐戦になるが、今日もうすこしで入らなかった我々のシュートや湘南さんに取られた失点などをすべて返せるような試合をして、しっかりゴールを決めて、ホームゲームで初勝利するための準備をこれからしていきたいと思っています。
ここからあと32試合ありますので、これから我々の順位や色々なものをまだまだ変えられる可能性を十分に秘めている試合数だと思います。現在のところ湘南さんがJ1にいちばん近いところにいます。しかしそれをもちろん変えられる試合数が残っていると私は思っています。今日からまた試合数をこなしていくが、我々のチームも昇格する候補のなかにもちろん入って行く、そう信じてやっていきます」
Q:後半フォーメーションを変えたと思いますが、横谷選手を真ん中に置いた理由は?
「理由としてはもちろん攻めに行くためですね。負けていたのでそうするのは当然だと思いますし、それ以外は何もないです。今日我々が25分と前半終了間際に失点したが、もしまったく逆にそれが湘南さんに起こったとしたら湘南さんも同じことをしたと思います。もちろん攻めなければいけないので。その瞬間プライオリティとして考えるべきことは、2−0からまず2−1にしたい、であれば早くシステム等々をよりオフェンシブなものにしたい。そして2−1になったらその時間が早ければ早いほど相手は困るし自分たちもそこから巻き返すチャンスも出てくるので。横谷は今日の最初の開き目のポジションでもボランチでも前でもプレーできる、そういう器用なところを見せてくれたと思います。我々の最初のゴールチャンスも、おそらく10分、15分ぐらいだったが、横谷のところから生まれていた。そういうシーンはあったのですが、残念ながら我々も予期していなかったゴールで先制され、2点目を取られ、試合が難しくなってしまった。そこで行なったシステム変更でした」
Q:いいボールの奪い方がなかなか見られなかったと思うが?
「今日湘南さんからボールをリカバリングすることは難しかったと思います。湘南さんがこの順位にいられる、しっかりしたサッカーができるチームという証明を彼らはしたのではないかと思います。湘南さんはJ1でもなかなかいないような、スピーディーなもの、素早さを持っているチームだと思います。そしてボールに行けるチーム。そういうなかからコンパクトな守備をできるチームだった。10人がしっかり引いてそこから前がかりのディフェンスができるチーム。そのなかから湘南さんはボールを取って前に出るときも速さがあるので、そこから前にどんどん解き放たれていく彼らから簡単にボールをリカバーするのは難しい展開になったと思います。彼らのいまの順位が物語っていると思います」
以上
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