富山は「TOP OF 北アルプス」のホーム初戦になる。長野県からも多くの来場が予想されるこの一戦。今季初勝利を手にするためには地元サポーターの後押しが必要だ。
26日の前節・大分戦は0−3で敗戦。前半の2失点で流れに乗り損ね、反撃を開始しようとした後半早々にCKから3点目を失った。そこからよく立て直して何度か決定機をつくったが1点も返せなかった。ゴール前の攻防で踏ん張れず、内容以上にスコアで差がついてしまった印象だ。前々節の千葉戦では引き分けでも観客を納得させるだけのプレーを展開していた。今回は中2日の連戦になるが、再びホームに戻って発奮しなければならない。
27日は午前に大分を発ち半日がかりで帰富した。午後4時過ぎから、先発出場した選手は軽いランニングで調整。DF吉川健太、FW西川優大を含むそれ以外の選手は8対8のミニゲームを計40分間行った。負傷などで帯同しなかったDF御厨貴文、MF秋本倫孝、MF木本敬介、FW苔口卓也もフルでプレーした。松本戦とその後の連戦に備えるためのトレーニングは日が暮れても続けられていた。
安間貴義監督は選手の疲労の回復具合をぎりぎりまで見極めて先発メンバーを決める方針。「体を張ってでも守るという気持ちがなければいけない。中2日で(試合があり)取り戻すチャンスがあるのは幸い」と話し、ハートの面でも戦う準備ができている者を選ぶつもりだ。
松本は前節の岐阜戦を1−0で制して今季5勝目を挙げ4位をキープ。3年目の反町康治監督のもと、豊富な運動量をベースにした堅守速攻に磨きがかかっている。隙なくゲームを進める巧者であり、富山がこれまでの試合のように守りの甘さをみせれば、それが一瞬であっても見逃してはくれないだろう。
高さのあるFW塩沢勝吾へのボールを起点とする攻撃はシンプルで力強い。MF船山貴之が今季すでに6得点をたたき出している。彼は対富山で昨季4得点、松本が過去の富山戦4試合で挙げた6点中5点を挙げており、今回もキーマンになる。
前節にFKを直接決めたMF岩上祐三がキッカーを務めるセットプレーも得点源だ。富山はセットプレーからの失点が多く、強みと弱みが合致する。勝負を左右する大きなポイントになりそうだ。
以上
2014.04.28 Reported by 赤壁逸朗
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