●城福浩監督(甲府):
「試合後に選手にも話したことですが、今日は選手一人ひとりが自分の個性と向かい合いながら前節よりもアグレッシブにやってくれたと思います。これは前節鳥栖戦の反省を全員が共有して水曜日のヤマザキナビスコカップでその課題をクリアしようとやってくれた――ほとんどメンバーは変わっていますが――そういうメンバーがいて、彼らがそれを示したことで刺激を受けたレギュラー陣がいるというサイクルの中で今日の試合があったと思います。そういう意味では今日の勝利はチーム全員で勝ち取った勝利でありますし、そのことをみんなに伝えたくてゲームが終わって伝えました。雨の中来てくれたサポーターともに喜び合えたことはよかったと思うし、彼らと喜びあう機会がなかなかなかったので今日はほっとした気分で終わりました。ただ、このクラブは入場者収入が大きな経営の柱。J1クラブの中でワールドカップの中断期間にキャンプが出来るか出来ないかの狭間にいるのは我々だけだと思います。このままだとちょっと難しいのでぜひ多くの方に来ていただいて、中断期間に少しでもキャンプが出来ることを…、そういう意味でもサポーターの皆さんの後押しを期待しています」
Q:名古屋はセットプレーのチャンスが多かったが、シュートを許さなかったが対策をされていたのか?
「どのゲームでも相手のセットプレーの特徴や個人の特徴はチェックしますがどんなに準備をしても194センチと197センチが小さくなるわけではないので、そこは競る前の勝負と、競る時は覚悟を決めて競りに行くという高い集中力は示してくれた」
Q:水曜日のカップ戦(vs新潟)後に「新潟戦の内容に満足したら駄目」という話があったが今日のプレーで評価したい部分は?
「あのPKが決まっていたらゲームはもつれていた可能性もあるし、完封できたのはPKのミスもあるので手放しでは喜べないが、まずはゼロで抑えたというところですね。徹底的に崩されたという記憶はあまりないので、そこはPKのシーンを除けばチームとしてやれたと思う。もう一つは各々の特徴がある中でアグレッシブなプレーのやり方は違う訳でそれを示してくれたのが水曜日のヤマザキナビスコカップのメンバー。それに刺激を受けたのが今日のレギュラーのメンバー。彼らと同じアグレッシブなプレーは見せられないかもしれないが、各々は自分のアグレッシブなプレーと向き合いながら全員がプレーできたのは水曜日の刺激が大きかったと思う」
Q:今日サイドを上手く使って両WB(ウイングバック)が高い位置で受けていたと思うがそのことについて。
「そこは相手の守備のやり方や我々の攻撃のポジショニングと対比しながらどこにスペースがあってどこが落ち着くのか、しっかりみんな準備してくれた。今日のWBはボールが収まるタイプなので彼らのところから攻撃のビルドアップは狙い。選手が変わると違うことを追求するが、今出ている選手の最大値を出すためにどう引き出していくかは常に研ぎすまそうとしている」
Q:今日は公式戦で10試合目、10試合目で初めての複数得点を取れたことについて。
「本意とすることではないし、できれば決定機をもっと多くしたいし、ゴールも増やしたい。チャンスはそこそこ作ったと思うけれど、2点目のところであそこにいる選手がいるということが大事。特にスーパーなシュートではなかったがこぼれるかどうかのところにいた。もしこぼれなかったら彼は50メートルを走って戻っていた。彼のようなプレーは若手も見習ってほしい。もっとゴールに絡むシーンを増やしたい」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off