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【J1:第8節 浦和 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(14.04.19)

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●宇賀神友弥選手(浦和)
「特に前半は良い形からの崩しができていたと思うし、前半は自分たちのゲームだったという感想だけど、後半に入って少し守備の時間が長い中で、危ないシーンが何回かあったけど、そこをゼロで踏ん張ったからこその結果だと思う」

Q:ゴールについては?
「自分が試合を決めるゴールを決めることはなかなかなかったので、素直に嬉しいし、ゴールの形はここ最近練習でやっているような形だったので。ウメちゃん(梅崎)が良いボールを折り返してくれたので、決めるだけというボールだったけど、DFに当たって良い感じでイレギュラーしたラッキーゴールだったと思う。ここ最近、状況判断が冷静にできていて、あのシーンで言えば、(原口)元気が大外に入っていたので、なら自分がどこにポジションを取るかと考えて、元気が本来いるシャドーの位置に自分が入って、冷静に良いポジショニングが取れたかなと思う」

Q:川崎戦でよく決めている印象があるが?
「そんなにゴール数は多くないけど、川崎からは3点取っている。相性が良いのかどうかは分からないけど(笑)」

Q:浦和がこれだけボールを持たれる展開もないと思うが?
「ないですね。ないからこそ、そういう状況に慣れていないから失点するという場面は去年多かったし、今年は守備の部分、今日は持たれる時間が長かったし、スライドする回数もすごく多かったと思うけど、全員が声をかけあって、後半は途中から入った(濱田)水輝もうまくオーガナイズしてくれたからゼロで終われたのかなと思う」

Q:連戦になるが?
「この連勝の勢いそのままに、1つでも多く連勝を重ねていきたいし、ここから総力戦になる。1週間空くので、練習で良いプレーをして試合に出続けることが自分は一番だと思うし、チーム全体でいろんな選手が点を取れることがこのチームの強みだし、今日みたいに少ないチャンスでゴールを決めることが重要だと思う」

Q:前半から両サイドがフリーになることが多かったが?
「どちらかと言えば、左サイドは田中選手が少し意識してケアをしていたかなと。右サイドの方がフリーで受けることが多かったと思うし、それに対して自分が良い形で入っていけばと思っていた。ヘディングで外したけど、あのシーンのようにファーサイドはDFがどうしてもケアしにくいところだと思うので、死角に入っていけばと思っていた。ゴールも狙い通りと言えば狙い通りかな。うちの場合は真ん中にうまい選手が多くて、いろんなタイミングでいろんなパスが通るのでやりずらさはない。前線の3人がすごくうまいので、どっかで待っていれば良いボールが入ってくる」

Q:前半にヘッドを外したから、後半にゴールを決めようと思っていた?
「前半も決めないといけない場面だと思うし、あれを1回外したから若干慎重になったけど、それが良い形でラッキーゴールにつながったかなと」

Q:すごいテンションの高い試合だったが?
「見に来てくれた人もすごく楽しみにしていたと思うし、好調同士の試合はなかなかないと思うので、自分たちが高いモチベーションを保つには十分過ぎる相手だった。今までの試合結果、去年に関してはリーグ戦でボコボコに近い形でやられているので、選手のモチベーションはすごく高かった。一番高かったのは監督だと思うけど(笑)。監督の気持ちに応えたいという気持ちで走れたかなと思う」

Q:風間監督もこういう試合がJリーグにもっと増えていけばというような話をしていたが?
「こんなに疲れる試合はなかなかない。できれば自分たちが優位に進めて、もうちょっと楽にできるのがいい(笑)。こういうシビれる試合をやって選手は成長すると思うので。ミシャも試合前に言っていたけど、今日埼スタでこのピッチに立てたことを誇りに思いたい」

Q:川崎は前半、ブロックを作ってきたが、想定内だった?
「もう少し前から来るかなと思っていた。どちらかと言えば、今日はシャドーの選手が苦しかったかなと思う。なかなか良い形でボールが入らなかったと思うし、守備主体になっていたと思うから。今までの元気だったら機嫌悪くなってどうなるかと思っていた(笑)。でも、今日の元気の貢献度は素晴らしかった。守備の部分で成長したなと思う部分があった」

Q:ゴールは今週の練習でやっていた通りだったが?
「練習の形がそうやって出るのがミシャのサッカーのおもしろいところだと思ってやっている」

Q:今日は前からプレスにいっていて、ああいうのを川崎のようなレベルの相手にやると危険なシーンにつながるが、それでも勇気を持ってやっていた?
「めっちゃ危ないシーンもたくさんあったけど(笑)。そこに関して言えばもう少し前線から切り替えを早くした方が良かった。カウンターに関して言えば、ちょっとチグハグしている部分があった」

Q:前からいってやろうという意識は試合前からあった?
「そうですね。去年のヤマザキナビスコカップ準決勝のイメージがあったので、前から全員が意識高く持って攻守の切り替えをすればハマると思っていた。でも、あの時と比べると、少しズレがあったかなと思う」

●青木拓矢選手(浦和)
Q:得点の起点になった梅崎選手へのパスは?
「狙い通り。見えていた」

Q:あの時間が出て阿部選手と組むことで意識したことは?
「後半は相手に流れを持っていかれていたので、相手のボランチにいくようにとは言われていた」

Q:徳島戦ではDFラインに入り、今日はアンカーでプレーしたが?
「間、間で顔を出せればと思っていた。ファーストプレーはミスったので(得点への関与は)チャラかなと(笑)」

Q:これほどボールを持たれるのは珍しいが?
「ちょっと引きすぎたかな。前から自分たちでもうちょっとスイッチを入れられたら良かった。ちょっと後手後手だった気がする」

Q:個人的に埼スタで結果を出しているが、縁起が良いスタジアム?
「同点の場面だったので、絶対に勝ちにつなげたいと思って入った。あのシーンは良かったと思う」

Q:リーグ戦に出場するのはカップ戦とはまた違う?
「そこまでは変わらない。相手の感じはちょっと違う。この前は徳島で今回は川崎だったから。もうちょい最初からしっかりとゲームに入れれば良かった。最初はちょっとフワッとしていた」

Q:川崎のうまさはどこに感じた?
「中に人数が多かったので、みんなつかめない感じだった。ちょっと遅れていったり、狙えて取れていなかった」

Q:持たせたのではなく、持たれた?
「だと思います」

Q:連戦に突入するが?
「勝利は大事。連戦でも勝っていれば気持ちの部分で上向きになるので、勝つ準備をしていきたい」

Q:すごいテンションの高い試合に途中から入るのは大変だったのでは?
「難しかったし、疲れた(笑)」

Q:リードした後はバイタルのケアは意識していた?
「もちろん。失点はしたくなかったので」

Q:開幕からベンチに入れないのが続いた時は苦しかった?
「いや、そうでもない。自宅療養だったので、家で試合をしっかり見ていた(笑)。どのチームの試合も見ていた。僕は移籍してきたばかりなので、試合にうまく入れるようにということを意識して見ていた」

●濱田水輝選手(浦和)
Q:ヤマザキナビスコカップの結果が今日の出場につながった実感は?
「あります。一昨年だったら阿部さんを(DFに)落としてとかスライドしていたと思うけど、ファーストチョイスに自分が上がったことはうれしいし、これを続けないといけないと思った」

Q:ハーフタイムに槙野選手と話をしていたが?
「僕が聞きにいった。槙野くんがちょっとおかしかったので、もしかしたら準備した方がいいかなと思って、僕から『大丈夫ですか?』って聞いたら『交代』と言っていたので、準備した」

Q:出場してすぐ決定的なシュートをはじき返したが?
「来るかなと思っていたから冷静に対処できた」

Q:川崎はスピードある攻撃で、それは対処が得意な分野ではないと思うが、注意していたことは?
「食いつきすぎないように。相手はボール回しがすごいうまいし、僕がマークしていた小林悠選手は特にオフ・ザ・ボールの動きが多くてうまい選手なので、裏をやられないようにという意識を持ちながらも、やっぱり起点を作らせたくないので前につぶしにいけと監督に言われていたので、そのいいとこ取りを考えていた。1回、危ないシーンでイエローカードをもらったけど、あれはあれで、ミスした後の対処として良かったと思う」

Q:持たれる時間が多くて大変だったのでは?
「だいぶしんどかったけど、前の選手から守備を頑張ってくれていたので、後ろはそんなに慌てることはなかった。でも、取ったボールで僕もミスして、周りもミスしていたので、もうちょっと自分たちでキープする時間が長ければ、もうちょっと疲れずに済んだと思う」

Q:リードしてからの守り方の違いはあった?
「変えているつもりはないけど、1−0になってからの方がリスクマネジメント重視だった。攻撃にそんなにいかなくてもいいと、若干だけど。リスクマネジメントは僕の仕事だと思っているので、0−0の時からやっていたけど、1−0になってからも前にいきたがる選手が多いので、ストップさせて、うまくできたと思う」

Q:ラインを高い位置でキープできた?
「もっと上げられるシーンはあったけど、それは前半から出ている選手と後半から出る選手では疲れが違うし、みんなかなりしんどい中やっていたと思うので。僕はそんなに疲れていなかったので、積極的に声を出してやっていこうと思ったけど、声を出してもなかなかラインが上がらなかったので、その時は僕が周りに合わせてやっていた」

●李忠成選手(浦和)
「こういう試合もある。ホント、みんなでよく守った。個人的に点は欲しかったけど、守備の部分でチームでやれて、勝点3を取れたのは大きい。川崎相手だし」

Q:川崎相手にゼロで抑えることは大きかった?
「後半に入って相手のペースで、守り抜けばチャンスが来ると思っていたら、ポンって点が入った。これもサッカーですね。これで3連勝。次にレイソルに勝って4連勝、次にマリノスに勝って5連勝といける」

Q:1週間あくが?
「空かないとまずい(笑)。明日はさすがに試合できない(笑)」

Q:スイッチとなる縦パスをなかなか受けられなかったが?
「前半は何回かあったけど、後半みたいに押し込まれるとなかなか出しづらいし、毎試合毎試合やりたい放題できるわけじゃないのがサッカーなので」

●柏木陽介選手(浦和)
Q:途中交代に不満?
「そんなことない。勝ったから良い。不満というわけじゃない。俺自体が悪かったわけじゃないと思うから。前半は守備も頑張れていたし、攻撃でも起点になれていたから、最近の良い部分は出ていたと思う。後半は相手のボール回しが良くなって、守備に追われる時間が増えたから、そういう意味での交代やったと思う。しっかり守って前3人で点が取れればというところやったんじゃないかなと。それがハマったんじゃないかな。俺が交代してから点入ることの方が多いから、良いんじゃない?(笑)

ただ、自分的にはもうちょっとやりたかったし、悪い時間帯で我慢しきれれば自分たちの時間が来ると思っていたから、その中の交代だったのでちょっと自分の中で物足りひんというか、早かったなという感じはある。前半は良かったけど後半は守り一辺倒やったから、後ろの選手はしんどかったと思うけど、守らないといけないところでしっかりみんなで守って勝てるのは大きいことなので、ポジティブに捉えたい。4月5連勝はすごく大きいし、川崎に勝てていない中で勝てたことは今年、何かあるんじゃないかなと。名古屋戦のロスタイム弾もそうやし、今までになかったような勝ち方ができてるから、非常に前向きに捉えていいんじゃないかな」


●中村憲剛選手(川崎F)
「皆さんの見た通りのゲームだったと思う」

Q:全く疲れを感じさせない、そういう意味では普段通りのサッカーが出来ていた?
「そういうところもあれば、多少疲れっていうのもあったのかなっていう場面も見受けられた。前半立ち上がりの10分以外はチャンスも作っていた。でも、やっぱりこのレベルになると、決めるところで決めないと勝てないし、今まで勝ってきた時はそれを決めてきた。守備もみんなしっかりやっていたけど、1失点はやっぱりしょうがない。毎回毎回ゼロで抑えられないし。だから本当にもう、悔しいゲームですね」

Q:前半割とチャンスが作れていたのは、相手が前から来ていたこともあったのか?
「向こうは最初からプレッシャーも早くて、切り替えも早かったので、15分ぐらい凌げば落ち着くかなと思っていたし、そのプレスをかわせるシーンもいっぱいあった。ただ、ちょっと攻め急ぎすぎてるかなっていうシーンもいくつかあったし、相手に簡単にボールを渡してしまうのがちょっと多かった、狙いすぎて。後半始まって15分ぐらいの、あのぐらいのペースというか、相手にボール渡さないで押し込むというのが、あれくらいやれればカウンターを受けないし。そういう意味では、そこで1点取れれば、またいつものうちのゲームに持っていけたと思うけど、向こうもやっぱりやらせないって気持ちがすごい強かった。

(後半はかなり握った状態でチャンスを作れなかったのは締められていたからか)
それもあるし、ちょっと動きも少なかったかなっていう気もするし。(大島)僚太とオレでパス交換しながらギャップを狙ったんだけど、そこに入ってくる選手もちょっと少なかったかな。相手も多分マークしやすかったと思う」

Q:けがで休んでいた大島選手がボールを動かして、かなり良かったと思うが?
「僚太はあれぐらいできる。それに呼応してみんながやれる時はチャンスになるし、誰か1人がやらなかったら厳しくなる。それはもう毎試合、最近言っているけど、自分たちがやれば崩れるし、やらなかったら相手のプレッシャーにかかるだけ。どんどんどんどんやってけば、相手もマークしてるんだけど全然取れないって感じになっていくと思う」

●大島僚太選手(川崎F)
「憲剛さんと良い距離を保ててつなぐことはできたけど、その次があまりなかったというか、崩し切れなかった」

Q:ブランクの影響は?
「特になかった。入った時はちょっとキツイなと思ったけど、それくらいです」

Q:前半は小林選手に縦パスを入れていた印象があるが?
「単純に見えたのが悠さんだったので出しただけで、特に狙っていたとかはない」

Q:プレッシャーの厳しさは感じた?
「前半はちょっと激しかったと思うけど、すぐ慣れた。相手がそんなに来なくなったのもあるけど」

Q:試合の印象は?
「失点のところは最初はボールサイドにいたのでマークを捕まえにいって、逆に変えられた時になるべく早くセンターバックの前に戻らないといけなかったけど、そこで戻れなかったのがあの失点につながったと思うので、戻れる運動量が必要だと思った」

Q:ボールには触れた?
「割りと触れたと思うけど、真ん中からはあまりいけなかったというか、いってもまた戻ってというのがあったかな」

Q:相手が引いてきた感覚はあった?
「多少はしめているなと思ったけど、自分と憲剛さんがボールをつないでいると空いたりしていたので、その時にもう少し出す場所が欲しかった」

Q:相手の出方は予想通りだった?
「もっと縦パスを入れてくるかと思ったけど、割りとゆっくり攻めてきた。こっちもシャドーのところは消そうと意識はしていたので」

Q:スルーパスも良いものが出ていたが?
「自分が出た試合で負けたのがすごい悔しい」

Q:チームに疲れはあった?
「多少はあると思うけど、自分は休んでいたので最後までもったと思う」

Q:後半は押し込んでいたが、シュートは少なかった。相手が守備を固めていると感じた?「最後のところで体を張っているなと思った。ボランチがもう少し高い位置までボールを運べれば良かった。DFラインのところで数的優位のところまではいかないにしても、それくらいの厚みができたのかなと」

以上
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