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【J1:第7節 名古屋 vs 浦和】西野朗監督(名古屋)記者会見コメント(14.04.12)

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●西野朗監督(名古屋):
「ディフェンス面に関しては、ポゼッションを相手に取られる中、前節の課題を修正していたこともあり、うまく対応ができていました。ただ、攻撃に転じる時の迫力や鋭さが少し足りていませんでした。もっとこちらの圧力があれば、相手の勢いをさらに抑えることができたと思います。
やはり攻撃を仕掛ける際のリアクションがまだ少ないように感じます。そういう部分もあって、今日は永井を投入して、スペースを狙ったり、彼のプレースタイルを活かそうと思いましたが、それでもまだ足りませんでした。よく粘ったゲーム展開をしていたように見えましたが、結末は残念なものとなりました。
先週の修正がある程度効いていましたが、試合の中で様々な面でダメージがありましたし、数的不利な状況でもあったので、残念ながらゴールを守りきることはできませんでした」

Q:永井選手が退場した後は勝点3を得るための勝負だったのか、あるいは引き分けを狙っていたのでしょうか?
「引き分けに持って行くよりも勝負をさせたつもりですし、あの状況下でバランスを取りたかったという部分もありました。チャンスが数少ない中で、ああいった数的不利な状況でも、逃げ切るための力、あるいはそこから更にチャンスを作る力は必要です」

Q:広島戦同様、右サイドから崩される印象が強く残るゲームとなりましたが、この一週間の中で修正を加えていく上で、刀根選手以外の起用も考えられたのでしょうか?またどの辺り修正したのかを教えて下さい。
「刀根に関しては良くやってくれていたと思います。今日はかなりボールスピードが速く、対応するにはある程度の難しさがある中、よく対応できていたと思います。
前節より1対1でのアプローチが改善している部分も見られました。ただ、あれだけサイドから攻めて来られると、槙野選手もいましたし、対応のしづらさはあったと思います。
右サイドが崩されていたのは刀根だけの問題ではなかったと思います。そこを狙われるのは元々分かっていたことですので、全て1対1で対応していけば、そういうスタイルを得意とする選手に分があるでしょう。
人選に関しては他の選択肢は考えていませんね。というよりも、オプションの選択肢も少ないですし、現状は彼以外は考えられないですね」

Q:ケネディ選手が右サイドバックに近い位置まで下がるシーンも見られましたが、その点に関しては、指示を出されていたのでしょうか?
「流れの中でケネディがあそこまで下がっただけであって、決して彼にディフェンスのプレーを中心に、と頼んだわけではありません。それは私の狙いでも本意でもありません。あれだけポジションが崩れている中、パスをこちらのエンドに入れるためには、どうしても前線の選手達のディフェンスも必要になってきます。そういう理由からケネディがそこまで下がってくれたのでしょう」

Q:これで3連敗となってしまいましたが、来週から新しい気持ちで臨むためにどういう切り替えをしていくのでしょうか?
「一度振り返ってみて、戦力をしっかり整理したいと思います」

以上
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