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【J2:第6節 山形 vs 愛媛】試合終了後の各選手コメント(14.04.05)

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●宮阪政樹選手(山形):
「3月は本当に苦しい戦いが続いて、負け越してしまいました。4月、また新たな気持ちでこの1勝が本当に取りたかったので、このまま連勝できるように頑張っていきたいと思います」

Q:1点目の直接フリーキック、2点目のコーナーキックの場面を振り返ってください。
「1点目はタツさん(石川)には『すごいいい位置だね』と言われましたし、ディエゴには『自信持って蹴れ』と言われてたので、自分も自信のある位置でしたし、実際入ってよかったです。蹴った感触はよかったです。壁をちゃんと越えてましたし、それがサイドネットに入ったのか、どのへんに入ったのか、ポストに当たったのか全然わかんなかったので。あれがサイドネットに行ってればキーパーは触れなかったと思うし、キーパーが触ったか触ってないかもちょっとわからないので、映像で確認したいと思います。2点目は結構ニアに打ち込んでた分、1本ファーに振れと當間君に言われていましたし、それがいい形で合った。あの追加点があったからこそ、ゼロで抑えられた。相手に持たれる時間が多かったんですけど、みんなで守備ができて抑えられたんじゃないかなと思います」

Q:前半の後半はサイドチェンジされたりする時間帯がありましたが、ラインが下がり過ぎという意識はありましたか?
「相手の後ろ3枚にうまくプレスがかかってなかったので、そこで相手のウイングバックの選手はサイドチェンジを多用してましたし、左から右に、つなぎつなぎですけど、サイドを展開されるというのが多々あったので、それは本当にすごく反省しないといけないところではあります。相手にこれだけボールを持たれると、後半ああやって押し込まれる時間が多くなってしまうし、下がったらカウンター、セットプレーでしか点が取れなくなってしまうので、もっともっとプレスのところをはっきりするというところと、そのあと、誰か行ったあとに付いていくというのも大事ですし、もっと高い位置で取れればなと思いました。もっと前から行きたかったです」

Q:ゆりかごダンスが終わったあとに、石崎監督からどんな指示を受けていましたか?
「最初怒られるのかなと思ったんですけど(笑)。監督の前でやれば監督も喜ぶかなと思って、結構みんな寄ってってしたんですけど、腕組んで見てたので、怒られるのかなと。だけどその後、守備がうまく行ってなかったので、守備の指示でした。ホジショニングとかプレスのところ。相手の後ろの3枚のところに誰が行くのか、もっとファーストディフェンダーを強く行かせるのかとか、そういうところでした」

●川西翔太選手(山形):
Q:先制点につながるドリブル突破からファウルを取ったシーンについて。
「(ロメロ)フランクからもらった時にゴールが見えたので、1コ持って打とうかなという感じだった。打とうと思って押されました」

Q:何度かチャンスがるあったなかで、自分自身のゴールはまたお預けになったが?
「自分としては点が取りたかったという部分はありますけど、チームが勝てたことは一番よかったんじゃないかなと思います」

Q:前半は山形のラインが下がっていたと思うが、「孤立」までいかないまでもサポートが遅いなという感覚はなかったですか?
「どの試合でもそういう悪い時間というのは絶対あると思うので、孤立してもファウルもらうとか、ディフェンス陣が上がってこれる時間をつくったりとか、1トップとしての役割をやるべきというか、ファウルもらえたりしてまあまあできてたと思う。でもそこで流れを変えれたかと言ったらそうじゃなかったし、それを俺だけがやると言ったら難しい話なんですけど、そこで全体的に押し上げたり、相手の陣地でサッカーをしていったら悪い時間が減って、自分たちの攻撃が長くなると思うし、課題としたらそこじゃないかなと思います」

●石川竜也選手(山形):
「結構相手のボールの回し方が…向こうの特徴なんですけど、なかなかボールは奪えなかったです。そういうゲームももちろんあるだろうし、自分たちが支配できない試合もこの先あるだろうし、そのなかで我慢強く戦って、そういうセットプレーというのはひとつの武器だし、そういうので2点取れて失点もゼロで抑えたのは結果としてはよかった。今日は試合に勝つというのがすごく大きなところで、内容はこれからビデオ見たりとのはありますけど、しっかり勝点3を取れた、勝ちながら修正していけるというのはいい部分だと思います。欲を言えば、相手にボールを持たれてるなかでも、流れのなかでもプレスがかかったし、そのなかで後半もたくさんチャンスがあったと思うので、もう1、2点取れてもよかったかなとは思いますけど、2-0という部分ではすごく満足はしてます」

Q:ラインを引いていたなかで、もう少し押し上げたい気持ちがあったのか、これはこれでやっていくということだったのか、どうでしたか?
「前半はもちろんコンパクトにして前からボールを奪うという形はありましたけども、相手あってこそだし、相手はしっかりつないで技術もあるなかで、なかなかボールにファーストティフェンダーがハマらなくて、そういう時はどうするかというので、前半はうまく1点取れたので我慢強く、辛抱強くやりました。後半どうするかというなかで、ある程度ボールを持たれてもラインを少し引いたり、ブロックをつくったり、いろんな守り方を試合のなかで考えながらやってましたけど、後半2点目を取るところあたりまではすごくいい形でボールを奪えたり、自分たちの時間帯が増えた時間帯だったので、ああいう形もいいと思うし、ゲームの90分のなかでもどっちの流れになるかも変わるので、そういうなかでうまく対応できるようになっていければいいかなと思います」

Q:先制のフリーキックの場面では、宮阪選手、ディエゴ選手とどんな話をしていましたか?
「ポジションからしてアイツ(宮阪選手)が一番狙いやすい角度だったので、あとはキーパーがどれだけ僕らのほうに意識を持たせるか、タイミングをズラせるか。自分が入ってた時はいつもそういう形で、できるだけ狙いを絞らせないようにして蹴ってもらえればよりチャンスが増えるし、蹴らない時はそういうのを意識してます。いろいろ細工してみたり、蹴ろうとしてみたり、声かけたり、見てたらいろいろやってるんですけど、ああいうのはちっちゃなことだけどキーパーからしたらすごく嫌なことだし、2人立つのは嫌だと思うので、より確率が上がればいいなあと思ってます」

●山田拓巳選手(山形):
「結構相手にボールを持たれる時間が長かったので守備はきつかったというか、そんなに押し込まれるというわけじゃないんですけど、持たれる時間が多かったので少し後手を踏んで、特に前半は苦しかった。でもハーフタイムで、うまく相手に持たせて、別に崩されてはいなかったし、点も取られてなかったので自分たちでリズム崩さないように、頑張って耐えていこうというのは話していました。1試合とおして今日ゼロで抑えられた。この前の水戸戦はグラウンド状況が違っていたのであまり参考にならなかったと思うんですけど、今日はふつうの状態で試合ができて初めてゼロで抑えられたので、そこは守備の人間としては収穫になったかなと思います」

Q:前半、押し込まれた原因は?
「向こうも徹底してつなごうとしてましたし、2シャドーのところがうまく間で受けようとしてました。なかなか最初はファーストディフェンダーが決まらなかったり、寄せきれないで逆にサイドを変えられたりとかしてて、特に前半は自分たちが行ききれない感じでした。相手もうまくやってきたかなというところでしたけど、そういうチームは今のJ2には多いし、今までにもやっているので、あまり気にしないでというか、最後のところをやられなければいいと考えました。後半は特に外に追い出してから自分たちが何回かいい形で取れてたと思うので、きつかった分、特にディフェンス面では収穫があった試合だったかなと思います」

Q:2試合連続無失点というところでの手ごたえは?
「今年は守備にすごい重点を置いているというか、もちろん攻撃もそうなんですけど、去年失点が多かった分、今年はキャンプから守備の練習をしてきましたし、監督も失点が嫌いと常に言っているので、ゼロで抑えることができたというのは後ろの人間としてすごい自信になりますし、勝てたけど苦しい試合と言えば苦しい試合だったので、そういうのをゼロで抑えられたというのは自信になりました」

Q:お孫さんのためのゆりかごダンスは初めての経験かと思いますが?
「タイミングもよかったですし、今日は前の試合で勝ててなかったというのもありますけど、絶対勝たなきゃいけない試合だったし、そのなかでいい形で勝ててお祝いができました。勝つことは大前提ですけど、ああいうパフォーマンスができて、監督もうれしかったとは思います。最初は『やらなくていい』みたいな感じのゼスチャーをしていたので、でもよかったと思います、ああいうことができて。これからも、監督に限らず、チームメートとか何かあったときは、ああやって祝えればいいかなと思うので、それはこれからもやっていくと思います」


●河原和寿選手(愛媛):
「セットプレー2本で相手に主導権を握られたなというゲームで、それまでの前半は特にスペースを利用した、幅をうまく使ったボール回しは僕らのほうができてたけど、そこから前半今ひとつ運動量が上がらなかったというのがやってて感じたところです。サイドに起点をつくったところで、もう1人、2人追い越していく選手が出てきてたらもう少し分厚い攻撃ができたと思うし、より決定的なチャンスに向かうシーンが増えたんじゃないかなと思うので、そのなかで相手にセットプレーを決められて主導権を握られたので、相手のチームも堅くなったし、難しくなってしまったなという印象です」

Q:ボールがサイドに行ってから運動量が上がらなかったのは、フィジカルの問題ですか、意識の問題ですか?
「そこまでどういう原因でそうなっているいのかわからないですけど、前半というのもあったし、ちょっとリスクを避けてたのかもわからないですけど。明らかにサイドで多くの起点をつくれてたので、そのなかでうちのシャドーとかボランチとかが前向きにプレーする時間があったなかで、もう少しよりいい形でシャドーにボールが入れて前を向く形をつくれれば、追い越すシチュエーションというのはもっとつくりやすかったと思う。1トップやってる僕自身もアクションの仕方というのは相手との駆け引きがしやすかった。そういう意味では、シャドーにもう少しいい状態で、そこはすごい膨大なスペースがあっただけに、もう少しチームとしていい形で入れることができていれば、うちも得点するチャンスがあったのかなと思います」

●原川力選手(愛媛):
「僕も含めて単純なミスが多すぎますし、あれだけミスしたら攻撃にならないと思います。そこをまず改善すべきじゃないかなと思います。自分たちのコンディションは全然問題ないと思いますし、芝生もよかったので、一人一人の技術を追求するしかないと思います」

Q:前半に惜しいシュートがありましたが?
「どうしても前節もそうなんですけど、みんなゴール前できれいに崩そうとしちゃうというのがありますし、もっともっと前線の3枚もゴールに向かわなきゃいけないですし、みんながもっとゴールを意識しないといけないと思います」

以上
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