●アフシンゴトビ監督（清水）：
「選手たちは非常に良い姿勢やエネルギーで試合に良い形で入れていたと思います。そこからうまく戦えて、その中で我々が2-0にできる状況も作れていました。しかし、不運にも相手のカウンターを食らって失点してしまいました。本来なら我々がリードした状況でハーフタイムを迎えられたと思います。後半に入って、PKという大きなチャンスがありましたが、それを外してしまい、流れが変わっていったと思います。今日の試合の中で、相手が同点ゴールを決めた時間帯と、PKを外してしまった場面の2つが試合の分岐点になったと思います。選手たちが集中力を欠いてしまったり、スタジアムの中の雰囲気というものが変わってしまいました。悪い形で2失点してしまいましたが、両方とも集中力を欠いたところだと思います。1-2になった状況から、リスクを冒して試合に勝ちにいく戦い方をしました。前向きな点は、選手たちが魂を出して戦ってくれたことだと思いますし、全体的に内容も良かったと思います。ただ、ミスは減らしていかなければいけませんし、フィニッシュの部分も改善していかなければいけません。
ファン、サポーターも非常に残念に思っていると思います。我々の全員も、彼らを喜ばせて家に帰したいと思っていました。これから4月という新しい月に入りますし、水曜日にも試合があるので、ここからしっかりと立て直していきたいと思います」

Ｑ：竹内選手を下げて、2トップ、1ボランチにした中で少しバランスが崩れたように感じましたが、そこはどう感じていますか？
「追いつきにいかなければいけない状況でした。同じ戦い方で続けることもできますし、何かを変えてゴール前でのチャンスを増やすこともできます。1ボランチにしても六平はできると判断しました。ノヴァコヴィッチが高い位置に上がることによって、もっと相手のセンターバックにプレッシャーをかけられると思いました。ホームで負けている状況の中で、何かを変えていかなければいけないと思っていましたし、監督としてはそうしたリスクを負っていかなければいけません。それで点が入り、試合に勝つ時もあると思います。ただ、逆に相手のカウンターを受けて失点することもあります。中盤で六平が1人でもできると感じていましたし、大きな2トップの下に素早い選手を3人置くことによって、もっと相手に圧力をかけていけると思いました」

以上