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【J2:第5節 松本 vs 湘南】プレビュー:2位・松本と1位・湘南の“首位攻防戦”は、チームの総合力が問われる白熱必至の一戦!(14.03.30)

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まだ4試合が終わったばかりとはいえ、“首位攻防戦”である。2位の松本と1位の湘南が激突する一戦だけに、「サポーターやメディアの皆さんが煽ってくれており、モチベーションは上がっている。そういう試合をホームで出来るのは幸せなこと」(村山智彦)と、選手たちも今節に向けて気合十分。

まず、前節・讃岐戦を5−0で勝利したホームの松本。スコアだけ見れば快勝となるが、反町康治監督はあえて渋い表情で「内容は(大勝と呼ぶのに)値しない。ポジショニングの修正やボールサイドの崩しなどはまだまだで、半分しかやりたいことを出来なかった」と振り返る。もちろん『勝って兜の緒を締めよ』。まだ4試合が終わったばかりということもありチームにも浮ついた雰囲気はない。現在3試合連続無失点と安定した守備についても、前出の村山は「自分のプレーというよりも、チームとしてうまく守れているから」としたうえで、「自信にはなっているが、過信はしないようにしたい。勘違いしたプレーはしないようにしていきたい」と4戦無敗の現状にも努めて冷静に語る。

対するアウェイの湘南もここまで好調だ。前節・岐阜戦では、J2に驚きを与え続けているナザリトの個人技で2失点を喫したものの3−2で勝利。開幕から4連勝と順調なスタートを切っている。曹貴裁監督の指揮も3シーズン目に突入しており、確固としたベースが出来ているのは強みだ。最前線の選手も守備に労を惜しまずに高い位置でボールを奪い、その瞬間に攻守を素早く切り替えて一気呵成に攻め込むアグレッシブなスタイル。まさに暴れん坊の名に相応しい。

3−4−2−1のフォーメーションも、全員が攻守に躍動するチームスタイルも同じ。だからこそ反町監督も「お互いチームのコンセプトは似ているが、チーム立ち上げの頃からポジショニングや走る量・質にはこだわってきた。その部分では上回らないといけない。これまでやってきたことを証明する意味でも大きな一戦」と力を込める。松本としては、走力やポジションニングのクオリティで相手を上回ることで試合を優位に運びたい。

もうひとつ試合の趨勢を分けそうなポイントを挙げるならば、選手のコンディションだ。湘南はウェリントンが前節に負傷で途中交代、松本はサビア・岩間雄大が今週のトレーニングで別メニュー調整となっている。ウェリントンに関しては試合後に「そんなに大きくない怪我だと思います」と曹監督も語っているように軽傷のようだが、サビアと岩間はコンディション面に不安があり、今節の出場は直前まで見極めることになりそう。ベンチメンバーも含めたチームの総合力が問われる一戦だ。

以上

2014.03.29 Reported by 多岐太宿
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