●阪倉裕二監督（栃木）：
「京都戦、強敵相手の準備ということで、しっかりとした守備をチームとして行って、いい形で奪ってカウンターというのは準備はしてきました。守備の方は非常によくやってくれていた部分と、ちょっとアグレッシブさがなかったのかなという両面あったのかなと思います。奪うことは前半から何度か出来ていたんですが、その奪ったボールをカウンターに行く質が、少し欠けていたかなと。これは前回も前々回も同じ様な課題かなと思っているんですが、やはりここの精度を上げていかないと守備に追われて…、守備の方は最後の最後まで頑張ってはくれていたとは思うんですが、やはり勝点３を取ることは難しくなってくるのかなと思っています。ただ、強敵相手に勝点１を持って帰れるということは最低限の仕事はやってくれていたのかなと思います」

Ｑ：開幕から３試合、Ｊ１経験チームを相手に勝点５を取ったが、それをどう見るか？
「勝点５を取れたというのは、選手の頑張りで取って来れたのかなと思います。ただ、まだ３試合だけなので、３試合だけでどうこうということはなくて。やはり１試合１試合しっかりと準備をして、また来週に向けて進めていくというこの繰り返しなのかなと思います」

Ｑ：裏を狙ってくるなど昨年と大きく変わった京都のサッカーへの対応について
「大黒選手、それからアレッサンドロ選手の裏への抜けだしというのは注意しなくてはならないとは、選手たちには伝えていました。なので、やはり脅威ではありました。だからそこは、まぁまぁ抑えることは出来たのかなと思っています。ただ、昨年よりはプレースタイルは大きく変わっている。それがいいか悪いかというのは京都さんが決めることなので、我々はそれに対して準備をしたということであって、それに対して僕のコメントはないです」

Ｑ：大久保選手を先発起用した意図は？ＦＷの縦関係を変更したように見えたが
「トレーニングを見て、調子が良かったから先発で使ったということです。縦関係を変えたというのは、前半の終わりにベンチから指示を出したんですけど、どうしても押し込まれる時間帯が長くなって、後半の部分は瀬沼が少し戻らざるを得ない状況になってしまったということで、意図したことというよりは試合の展開がああなってしまったというか。もう少し前にいろ、と言おうとは思ったんですが、流れの中で選手が戻らなくてはいけないと思ったのかなと思ったので、そこは指示しました」

以上