●千葉和彦選手(広島)
Q:先制点をとられたことが影響した。
「そうですね。向こうの方が主導権を握ることは予想していたし、我慢して焦れずにやっていくことを考えていた。それはやれていたんだけど、前半の最後に失点してしまったことが痛かったですね」
Q:カウンターで裏をとっていたシーンもあった。
「隙をついて先手をとりたかった。ある程度はプランどおりだったんだけど、もったいない失点でしたね」
Q:浦和のマンツーマンをはがせない。その課題はまたも残った。
「相手の集中も高かったし、なかなかうまく攻撃ができなかった。先に失点したことで相手に余裕をもたれてしまったし、0-0でいけていれば違った展開もあったと思う。残念です」
Q:シュートまで持ち込めなかった。
「相手の方が入ったボールに対して強く行っていたし、出足も鋭かった。そこは認めざるをえません。ただ、1/34なので、下を向いても仕方ない。次に向かうだけです」
Q:次は水曜日のFCソウル戦。
「ホームだし、しっかりと勝つ準備を行って、勝つことだけを考えたい。全員で戦いたい」
●森崎和幸選手(広島)
Q:球際でのバトルが激しくて、どっちかというと浦和優勢に見えたが。
「僕の感覚としては、浦和が上だったというわけではない。ウチが下回っていたという感じはしないし、五分にはやれていたと思います」
Q:勝負を分けたのは?
「最初の失点シーンですね。普通に考えれば、コンディションは相手が上。前半、慎重に入って失点ゼロに抑えれば、後半勝負できると思っていた。実際、失点直前の興梠選手のシュートと、失点のシーンだけ、やられた感じがする」
Q:防ぎようはあった?
「(林)卓人がいいセービングでシュートを止めてくれたんだけど、サッカーでありがちなのは、ああいう後に気が抜けて失点してしまうこと。後で卓人とも話をして確認したところでは、声もみんな出ていた。ただ、一度はじき返した後を拾われてクロスを入れられたんだけど、興梠選手に自分の前でボールに触られた。僕が彼にもっと早く気づいていれば、違う対応ができた。もったいなかったですね。CKの時のマークがそのままだったし、自分はスペースを埋めていた。もっと反応を速くして、相手より前で触ればクリアできていた」
Q:攻撃でも、相手のマンツーマンをはがせない。
「向こうも直線的なくさびに対しては強い。だから後半は特に、ロングボールを使って相手の守備を裏返そうとしていた。ただ、前半から何度か、いいシーンも作れたし、次の対戦時へのヒントも見つけた。それはここでは言えないけれど、次はそこを有効的に使いたい」
Q:次はやれるという手応え?
「それは結果を出してから、言いたい。同じ相手に同じようなやられ方をしている。たくさんのサポーターが来た中で負けたのは、本当に申し訳ない。ただ、特別に相手が怖かったわけではないし、次は違う対応もできる。シーズンは長い、ACLと今日と連敗してしまったけれど、しっかりと切り替えること。すぐに試合があるし、チーム一丸でやっていきたい」
Q:チームとして、もうちょっといいコンディションで、浦和とはやりたい。
「相手も優勝を争うチームだし、そこでコンディションの差がない方がいい試合もできる。ただ、僕らは結果を残してきたから、こういう(過密日程の)戦いもできるわけで、そこは言い訳にしたくない。自分たちの成長のために必要な敗戦だと思って、気持ちを切り替えたい」
●塩谷司選手(広島)
「なかなか自分たちのボールにできなかったし、浦和が前半はペースを握っていた。だからこそ、前半を失点ゼロに抑えて、後半につなげたかった。ただ、その思いが強すぎて、ラインが低くなってしまっていた。
失点したところ以外はうまく守れていたし、セットプレー崩れからの失点はもったいなかった。浦和はそこまでセットプレーが脅威になるチームではないし、それよりもコンビネーションを警戒していたんだけど。
先に失点したり、失点の時間帯もよくない。ああいう苦しい時こそ、みんなで声をかけあって、前半は失点しないように乗り越えないと、勝点もとれなくなってくる。前半に失点してしまうと、追いかける展開になってしまう。それは、自分たちの求めるサッカーではない」
●西川周作選手(浦和)
「この1週間、ピッチ外のところで、いろいろなことがありましたが、今日は自分たちで何をやればいいのか確認して試合に臨んだ。自分たちができるのは、ピッチの上で結果を残し続けて、サポーターの方に喜んでもらうこと。それを一番に考えていた。個人的にも相手は、4年間お世話になった広島だったし、しっかりとしたプレーをしたかった。よかったと思います。
チーム全体として厳しく(球際に)いけたし、セカンドボールも拾えた。ボールを持つ時間も長かったし、今日のような試合を続けていきたい。
この試合は、昨年まで仲間だったチームと対戦したわけで、そういう意味でも特別な思いがあった。いい経験を積むことができた。こういう試合を続けて、サポーターの皆さんと喜びあえるように次も勝利したい。
サポーターは、横断幕や旗がなくても、しっかりと声でサポートしてくれる。今日、西川コールもしてくれたことが、個人的にはとても嬉しかった」
●興梠慎三選手(浦和)
「前半は互いに様子を見ながらの試合だったし、持ち味もなかなか出しづらかった。その中で1点を取れたことで、後半は向こうも出てこなければいけなくなったし、スペースもできた。自分としては、内容はそれほど良くなかったと思うけれど、去年からの課題である失点を減らす部分については、守備陣が本当にがんばってくれて、よく抑えてくれた。トータルで考えれば、いい試合ができたと思います。
(先制のシュートは)入ってくれって感じで撃ちました。入ってよかった。ただ、ボールを収めないといけないところで、全然収まっていなかった。そういうところは、もっと試合を重ねるごとによくなってくる。自分としても、もっとコンディションをあげて、チームに貢献したい。
ゴールを決めればFWは自然と乗ってくる。そういう意味では、次節は楽しみ。ゴールにこだわって、チームに貢献したい」
以上
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