キャプテンの廣瀬浩二が、ついに三十路に突入した。誕生日だった昨日はオフということもあり、「家族に家でお祝いしてもらった」そうだ。また、同級生の山形辰徳と中野洋司からは、「軽自動車をプレゼントしてもらった」というのは嘘で、素敵なプレゼントで節目を祝福してもらったという。
相変わらずの気配りトークで取材陣を笑わせた廣瀬に、どんな30代にしたいのか聞いてみると、こんな答えが返って来た。
「サッカーに関しては、今まで通り毎日のトレーニングと、体のケアをしっかりとやりたい。積み重ねがないと、目に見える結果も出ないと思うので。些細なことでも疎かにしないようにしたいし、積み重ねを大事にしたい」
当たり前のことを、当たり前にやる。案外、簡単なようで、実は難しい。人間は弱いものだから。だが、廣瀬は少しでも長くピッチに立ち続けるために、地道な努力を怠らない。夕飯は6時半までに済ますことにしているし、お腹が減っても夜の間食は一切しない。「一回でも自分を許すと綻びが出てしまう」からだ。自分を厳しく律している。「絶対に現役のほうがいいから」。昨季でスパイクを脱ぐことを決意した、本橋卓巳コーチの言葉も自身の中で重みを持つようになった。
昨年の京都戦の前日、長女が誕生。自らがゴールを決めることで、新たな命の誕生に感謝の気持ちを示した。その愛娘が父親のプレーする姿を記憶に留めるには、あと数年はかかる。それまでは現役でいたいと思っている。1年1年が勝負のプロの世界では、1年先の見通しも立たないが、「体の衰えは感じていない。(引き際から)逆算してやっていきたいし、家族が喜んでくれるように頑張りたい」と、第一線で戦い続けることを誓った廣瀬。そのために、自らを戒め、妥協することなく、粛々と日々を過ごす。
以上
2014.03.14 Reported by 大塚秀毅
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