１週遅れて、愛媛にも２０１４シーズンの開幕が訪れました。第２節がホーム開幕戦になるのは２００７年（徳島戦）以来２度目のことで、ちょっと慣れない感覚もありながらニンジニアスタジアムへと向かいました。
でも、スタジアムに到着すると、新設されたばかりのバックスタンドが新シーズンの到来を感じさせます。メインスタンド正面の「柑太パーク」は昨季と変わらないにぎわいですが、試合前にはバックスタンド完成を祝う餅まきが行われ、またグッズ売り場など会場周辺のレイアウトも少し変わり、新しいスタジアムグルメの香りがすると、やっぱりこれまでとは違った景色を感じ取ることができました。

さらに選手入場時にはゴール裏に縦12メートル、横15メートルの真新しいビッグフラッグが登場。ホーム開幕に花を添えました。しかし、残念ながら試合は水戸に０−２の完敗。新チームは２試合を終えて未勝利のままとなりました。
試合後、クラブ関係者は「スタジアムが新しくなって運営は試行錯誤の部分もありますが、このバックスタンドを埋める工夫を重ねていきたい」と話していましたが、このバックスタンドが埋まれば、間違いなくこれまでのニンスタとは違う興奮を味わえるでしょう。まだまだシーズンははじまったばかり。早くこのスタジアムをオレンジで埋め尽くし、その中で躍動する選手たちの姿を見てみたいものです。

そうそう、すでにチームは次節のアウェイ福岡戦に向けた準備を進めていますが、変わらないのは愛媛のアウェイ出張コンビ。伊予柑太と一平くんら、愛媛のマスコットたちは今季もアウェイ各地に出没しそうですよ。

以上

2014.03.12 Reported by 近藤義博