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【2014シーズン始動!】名古屋:新体制発表会見での出席者コメント(1) (14.01.19)

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本日、鯱城(こじょう)ホールで名古屋の「新加入選手会見」が行われました。
出席者のコメントは以下のとおりです。
出席者コメント(2)
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●福島義広 取締役副社長
「みなさん、こんにちは。今日はお寒い中、多数の報道関係者の皆様、そしてサポーターの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。特にサポーターの皆様は、2500名の応募がございました。その中から抽選で約700名の方々に集まっていただきました。改めて御礼を申し上げます。
それではまず、2014年のチームスローガンについて発表させていただきます。ご覧のとおり『改・Re:Vision』であります。今年は勝負強いグランパス、そして連動感と躍動感のあるサッカーを取り戻すために、このスローガンとしました。目指すべき姿、あるべき姿に向けて、今の状況を改新しよう、改善しようという決意を表しています。また、漢字は違いますが『隗より始めよ』という言葉がございます。このスローガンを我々がまず実践し、チーム一丸となって頑張っていきます。本日お集まりの皆様はもちろん、今年はできるだけ多くの皆様に、サポート・後押しをしていただきたいと思っております。どうか、よろしくお願いします」

●久米一正 統括本部長兼ゼネラルマネジャー
「みなさん、こんにちは。名古屋グランパスのGMをしております、久米でございます。今日は本当にたくさんのファン、サポーターの皆さんお越しいただきまして、誠にありがとうございます。ここから2014年のシーズンが、本当に始まるのだなと感じています。多くのみなさんに集まっていただけましたことに、厚く御礼を申し上げます。
私からはチームの方針、そして今年をどう戦っていくんだということを話させていただきますし、チームの体制等についても話をさせていただきます。その前に、2008年から2013年まで、ストイコビッチ監督には本当に夢を与えていただいたなと思っております。私は6年間一緒に戦ってまいりました。みなさんご承知の通り、監督の経験のないストイコビッチ監督で本当に大丈夫だろうかというご意見も揶揄もされつつスタートした中で、ものの見事に3位というすばらしい成績を残しました。2009年はACLを戦いながらのリーグ戦となり、リーグ戦は9位だったのですが、ACLではベスト4に残り、天皇杯では準優勝しました。2010年は監督とも『3年で優勝しようじゃないか』と話をしていた通りに優勝を成し遂げました。2011年は東日本大震災による中断もありましたが、ACLを戦いながらリーグ2位になることができました。2012年、2013年は7位、11位とみなさんのご期待に応えることができませんでした。こうして振り返るとストイコビッチ監督は非常に優しかったなと思います。2010年の優勝メンバーをリスペクトしながら、若手への切り替えがなかなかできませんでした。そんなストイコビッチ監督と目指してきたサッカーを受け継いでくれる監督は誰だろうかということで、西野朗監督にお願いしたわけです。これからお話しさせていただくのは、ストイコビッチ監督の足跡を受け継いだ不変のサッカービジョンです。それを説明させていただきながら、2014年のビジョンをお話していきたいと思います。
(スクリーンでの板書が登場)目指すサッカーとゲームビジョンですが、これはもう本当に不変で名古屋グランパスがやっていかなくてはいけないものです。魅力的で攻撃的なモダンフットボールに、泥臭さとインテリジェンスを持ったものが一番いいだろうと。チーム全員が連動性をもったサッカーということで6年間やってきたわけです。チームビジョンはトップレベルの環境下で優れたサッカー選手を育て、常に優勝争いをしていこうじゃないかというものです。実は毎年、中期計画で3年の計画を立ててきました。今年からは4年という第3次中期計画に突入します。その中でJリーグトップ3に入る強さを確立し、ACLで優勝してクラブワールドカップに出ようじゃないか、そこでもベスト4を目指そうじゃないかというチームビジョンを持ってやってきています。そして戦力の維持・向上を目指してチームの安定化を図る。優秀な資質を持った若手を獲得し、日本代表レベルの選手に育成していく。さらに他クラブからは日本代表クラスの選手を獲得し、優秀な外国籍選手を獲得していくことも考えます。
忘れていけないのは、育成組織の充実に向けた体制づくりです。トップチームで活躍する選手を育てるためにも、愛知だけでなくこの中部地方の中学校や高校、大学、そしてクラブチームとの連携も非常に重要だと考えています。今年の目標と取り組みについては、Jリーグのトップ3を目指す。優勝争いに加わり、ACLの出場権を獲得できることも目標にしていく。そのための重点的な取り組みは、年間を通して安定的に戦えるチーム戦術の確立になります。主力となる現有戦力と新戦力を融合させて、徹底的な反復練習によって新しいチームに生まれ変わっていこうと考えています。
もう1つ今年からは、分析専門コーチによるチェックとフォロー、対戦チームの研究・対策ももっとしっかりやっていこうとも考えています。若手選手の育成強化については世代交代も促進していく中で、各ポジションでの積極的な若返り化を図っていますし、各ポジションの競争力も上げていこうと思っています。若手の専任コーチによって練習の質と量を上げていくつもりです。選手個々のデータに基づいた科学的なアプローチもしていこうとしています。トップだけでなく、育成組織でもそれはやるつもりです。監督、コーチとの緊密なコミュニケーションを通じて、フロントのマネジメントも大切になっていくだろうと私は思っています。細部にわたってにらみをきかせてやっていく。強化や補強の計画、選手の評価、育成の方法、トレーニング環境等々についてです。
当然サッカー選手もサッカーだけではありませんので、社会性のある人間を育てるために、教育も含めてしっかりやっていこうと思います。名古屋グランパスの選手は良い、すごいよねと言われるように、もう一度やっていこうと考えています。30名の選手たちと私たちフロントが一緒になって、勝利の神様は細部に宿ると言います。細かいところまでやっていかないと、神様は降りてこない。2010年の優勝はその結果でした。しかし2014年のシーズンをスタートするにあたって、みなさんの熱い声援・応援がなければ、赤い球のように一丸となって戦っていくことができません。良い風を吹かせながら、今年を一緒に戦っていきたいと思います」

●松田力選手
「びわこ成蹊スポーツ大学から加入しました、松田力です。抱負としては開幕戦からレギュラーとして1年間通して試合に出ることが目標です。名古屋のファン・サポーターの皆さんに愛されるような選手になりたいと思います。名古屋から必要とされる選手になりたいです」
●久米一正GM
「いい度胸をしている選手ですよね。名古屋のサポーターの皆さんもよく憶えてらっしゃるのではないかと思います。昨年は大分で強化指定選手としてJリーグに出場していましたが、何度か彼にはやられております。すばらしいシュートも決められましたし、名古屋で獲得できたかなと思った後にも得点されました(笑)。どうなってんだと巻スカウトに言いましたね。非常に身体能力の高い逸材が入ってきました。もう新人選手のまとめ役になってもいますし、期待しています」

●矢田旭選手
「こんにちは。明治大学から加入することになりました、矢田旭です。僕は中学、高校とグランパスにお世話になっていましたが、明治大学に行くことになって、またグランパスのユニフォームを着ることができて非常にうれしく思っています。大卒選手なので即戦力としての期待に応えるべく、1年目から試合に出たいと思っています。みなさんよろしくお願いします」
●久米一正GM
「矢田選手は、実はU18の時にトップチームに昇格させようか非常に悩んだ1人です。しかし高校3年生の時、遠征に出た仙台まで私が出向き、そのまま明日、明治大のセレクションを受けろと言いました。ご両親も本人も泣く泣くセレクションを受けに行きましたね(笑)。1年生から明治大のレギュラーでやっていました。4年間の遠回りはしたわけですが、こうやってグランパスの出身選手が戻ってきたわけで、プロ契約ができたのはクラブとしてもありがたいことです。必ずや貴重な戦力になってくれるだろうと思いますし、4年前よりも少し大人になって帰ってきてくれました。ぜひ応援よろしくお願いします」

●小屋松知哉選手
「この度、京都橘高校から加入しました小屋松知哉です。高校の全国選手権でヒーローになりそこねたので、グランパスではヒーローになれるように、1年目からしっかり練習に取り組み、レギュラーとして活躍できるようにしたいと思います。また名古屋のサポーター、ファンの皆さんに愛される選手になりたいと思いますので、温かいご支援よろしくお願いします」
●久米一正GM
「何も補足する言葉がありませんね(笑)。そのぐらいすばらしいスピーチでした。ご存じのように高校選手権ではベスト4で負けてしまいましたが、その悔しさを持って名古屋に来てくれています。永井謙佑選手と同じくらいのスピードを持っていますし、もう少し柔らかいのかなと。ぜひこのスピードスターを見に来ていただければと思います」

●青木亮太選手
「こんにちは。この度、流通経済大学付属柏高校から加入しました青木亮太です。自分は小屋松選手とは違って選手権には1回も出られずに、悔しい気持ちでここにいます。その気持ちをグランパスというビッグクラブで出せるように頑張ります。ファン、サポーターの皆さんに『コイツは絶対に試合に出した方がいい』と思われる選手になれるように頑張るので、これから応援よろしくお願いします」
●久米一正GM
「高校選手権と同じくらいの大きな大会に高円宮杯というのがあります。今年度のその大会で流通経済大学付属高校は優勝していまして、そのチームの主力として活躍しました。青木選手の名前は関東では非常に響き渡っていますよ。どんなプレーヤーなのかと期待していると思いますが、非常にテクニックがあって、ボールの持ち方が日本人離れしています。スピードも小屋松とまではいきませんが、非常にスピード感があります」

●森勇人選手
「こんにちは!名古屋グランパスU18出身の森勇人です。5歳からプレーしていた名古屋グランパスのトップチームに昇格することができて、本当に幸せに思っています。小さい時はポップコーンを食べながらグランパスシートで試合を見ていました。えー…言葉が飛んじゃった(笑)。みんなに愛されるようなプレーヤーになりたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします!」
●久米一正GM
「本人が言いましたとおりU18の出身で、ボールと一緒に寝ていたぐらいのサッカー小僧です。選手としては鹿島の本山雅志選手のようなプレーヤーなのかなと。技術もありますし泥臭く頑張れますし、ちょっと名古屋にはいないタイプですね。とにかく赤いユニフォームをずっと着てきた熱い選手を大事にしていきたいと思っています。そんなサッカー小僧がついにプロ契約をしました。昨年は骨折していまして忸怩たる思いも持っています。ぜひ彼に熱い声援を送っていただきたいですね」

●杉森考起選手
「こんにちは。名古屋グランパスU18から来ました杉森考起です。早く豊田スタジアムや瑞穂のピッチでプレーできるように頑張ります。よろしくお願いします」
●久米一正GM
「まだ高校1年生なんです。名古屋で小学生の頃からプレーしています。小学6年生の頃に全日本少年サッカー大会で優勝しているのですが、当時の日本サッカー協会会長に『おい久米、あの杉森という選手をちゃんと育てられるかどうかで名古屋のアカデミーの力が問われるぞ』と言われたのを憶えています。それから6年でプロ契約を結べるようになったのは、ありがたい話です。昨年のU-17日本代表に飛び級で選出されているのですが、それだけ期待されている逸材です。2020年の東京オリンピックの主力となるように大事に育てたいと思います。昨年にはフランスのビッグクラブから獲得のオファーも来ています。そんな逸材を逃してはいけないということでの契約でもあります」

●野村政孝選手
「こんにちは。駒澤大学から参りましたGKの野村政孝です。本日はみなさま、お越しいただきありがとうございます。自分は本当にグランパスの一員になれて光栄に思っています。そして楢崎正剛選手からポジションを奪うつもりでやってきました。まだまだ未熟ですが、みなさんと一緒により良いチームを作って、必ず名古屋グランパスの守護神となれるように頑張っていきますので、よろしくお願いします」
●久米一正GM
「大きいでしょ?(笑)。野村選手は実は駒澤大学からあるクラブに決まりかけていたところを、巻スカウトがひっくり返しに行きました。その時の口説き文句が『楢崎さんと一緒のチームでできる時間はもう少ないぞ』と。楢崎選手には失礼ですよね(笑)。とにかくナラさんの良いところを盗んでみろとの一言でグラっときたんでしょうね。そして加入に至りました。しかしこうして見るとイイ男ですねえ。ああ、松田もイイ男ですけどね(笑)。お母さんに言われてしまいますからね。この11人の新加入選手とともに、今季はやっていきます。よろしくお願いします」

●ヘジス選手
「(日本語で)ヘジスです。お願いします。
(ここからポルトガル語)ありがとうございます。私は名古屋に来られて、とても幸せです」
●久米一正GM
「このように非常におとなしい性格です(笑)。私もいろいろなブラジル人選手と付き合ってきましたが、とても紳士的な選手であります。プレーの特徴はといえば、ボランチの位置から長短交えたパスを駆使する展開力のある選手です。巻佑樹スカウトが密かにブラジルに渡って1カ月ほど滞在し、見つけてきた選手です。ぜひ期待していただきたいと思います」

●刀根亮輔選手
「こんにちは。東京Vから来ました刀根亮輔です。…えー、あまりこういうことに慣れていないので、とりあえず、頑張ります!(笑)」
●久米一正GM
「刀根はたぶんインターネット上などでは髭をはやした顔が出てくると思うのですが、この通りばっさりと髭を剃ってきてくれました(笑)。非常に好青年ですが実にシャイです。私たちは大分にいた頃、3年ほど前から注目していた選手でして、今回来ていただけたわけです。今日、どこかの新聞では『サイドバックはやったことがない』と書いてありましたが、彼はセンターバックがやりたいばかりに、右サイドがやりたいと言ってましたね」
●刀根亮輔選手「いや、違います(笑)。大丈夫です!」
●久米一正GM「でしょう? 今日の新聞はお間違えになっていたようですね(笑)。22歳になりましたからヤンチャなところは角が取れてきたかなと思います。西野監督は汚いプレーは非常に嫌いなタイプです。イエローカードはもらわない、やんちゃなことはやらないプレーヤーとしてやっていただければ。右サイドでなら日本代表になれるような選手ですので、ぜひ頑張っていただきたい(笑)。この選手は他クラブとの競合の末に名古屋に来ていただいた、うれしい限りですね」

●野田隆之介選手
「こんにちは。今日はお越しいただきありがとうございます。鳥栖からここ名古屋グランパスに移籍してきました野田隆之介です。えー、今年の目標は、手羽先を上手く食べられるように、今年中にはなりたいと思います(笑)。これ以上いっぱいしゃべると久米さんのしゃべることがなくなるので、以上です」
●久米一正GM
「そんな助け舟はいらないよ(笑)。野田はサポーターの皆さんもご承知の通り、昨季はグランパスも相当やられたイメージがあるのではないでしょうか。実はこの選手もいろいろなクラブからオファーが来ていました。柏、川崎F、横浜FMなどなど。その中からグランパスを選んでもらいました。FWにはケネディ、永井、野田、小川などいろいろな組み合わせが考えられると思います。ケネディにも少しプレッシャーをかけて働いてもらわないといけませんからね(笑)。良いセンターフォワードが来てくれたなと思いますね」

●枝村匠馬選手
「こんにちは。清水エスパルスから移籍してきた枝村匠馬です。去年はC大阪に移籍していました。Jリーグで優勝経験のあるグランパスに来られて非常に光栄に思っています。1日でも早く馴染んで、タイトルに貢献できればと思います。よろしくお願いします」
●久米一正GM
「去年、キンチョウスタジアムで柿谷選手に闘莉王が一発のトラップでやられたことがありましたが、そのパスを出したのが枝村です。勝負を決めるプレーをするのは清水時代からもよくわかっています。実はこれまで、試合会場で顔を合わせると私のところに寄ってきて、耳元でささやくんです。『名古屋』って(笑)。本当ですよ!? おー,枝村元気か!なんて言うとね、『名古屋』と。お前はまだ契約残っているんだから無理だよなんて言っていたのですが、ようやく名古屋に来てくれました。清水が生んだ5本の指に入る実力ある選手で、性格はシャイですがプレーは素晴らしいです」

出席者コメント(2)へ続く
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