●井畑滋社長:
「2014年のスローガンを発表いたします。アントラーズは"SPECTACLE"という言葉を今季のメインスローガンにして戦います。昨シーズンは無冠に終わり、完全なる挑戦者の立場で迎える今シーズン。なんとしても優勝という一大スペクタクルをサポーターともに実現する意味の意気込みを込めました。また、その"SPECTACLE"を支える形で"戦"という文字を当てましたが、読み方は限定致しません。この文字には、「戦(たたか)う」「戦(ふる)わせる」「戦(おのの)かせる」という読み方が存在します。敢えて読み方を限定せず、激しく戦い、魂を戦わせ、敵を戦かせる強さを表現したいと考えております。
続いて強化面についてです。若手選手の更なるレベルアップ、連携の更なる成熟、そしてチームとして勝ちきる強さを身につける、という3つのテーマが軸となります。自在性のあるフットボールを追求していくなかで、リーグ戦においては得点数は昨シーズンの60ゴール以上を目指し、守備では失点数を試合数以下、つまり34失点以下に減らしたいと考えております。2013年とは異なる攻撃パターンを構築し、選手間の連携の成熟を目指して、アントラーズ本来のしたたかさをピッチで表現したいと思います。
また、2009年から遠ざかっているリーグタイトルの奪還、そしてAFCチャンピオンズリーグの出場権の獲得となります。昨シーズンの悔しさをバネに、すべての大会で勝利を重ねていきたいと考えております」
Q:(井畑社長へ)エースだった大迫選手がドイツのクラブに移籍しました。人気、実力共にチームを引っ張っていた存在だったと思います。チームづくりでそれをどうやってカバーできるのかということと、グッズ販売などの面ではどうカバーしていくお考えでしょうか?
「補強に関しては、これで終了ということではなく、現在も継続的に進めております。我々としては、大迫選手の抜けた穴について、攻撃的な選手の補強に全力を費やして、営業活動を行っている状況です。具体的な獲得については、先方もあるので申し上げられませんが、引き続き点の取れる選手の獲得に向けて努力していくということになります」
〜新加入選手のコメント〜
●山本脩斗選手(鹿島):
「こんにちは。ジュビロ磐田から来た山本脩斗です。アントラーズに入ることができてとても光栄に思います。タイトルを獲るために、チームのために献身的に動いて、ぜひシーズンが終わったときにみんなで喜びを分かち合えるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●赤崎秀平選手(鹿島):
「こんにちは。筑波大学から来た赤?秀平です。鹿島アントラーズがまたチャンピオンとして輝けるように、そしてチャンピオンであり続けるために少しでも貢献できたらと思います。よろしくお願いします」
●杉本太郎選手(鹿島):
「こんにちは。帝京大可児高校から来た杉本太郎です。チームの勝利に少しでも関われるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
●カイオ選手(鹿島):
「こんにちは。私の名前はカイオです。鹿島にはチームに貢献するために来ました。練習をたくさんやり、そして年末にはみなさんと笑顔でタイトルが獲れるようにこれから頑張ります。よろしくお願いします」
●小泉勇人選手(鹿島):
「こんにちは。アントラーズユースから昇格した小泉勇人です。自分は地元出身なので、ずっと鹿島アントラーズに入ることを夢見てサッカーをしてきました。このチームに入れて本当に嬉しいです。1年目から試合に絡めるようにがんばってソガさん(曽ヶ端準選手)の座を脅かせるように頑張ります。よろしくお願いします」
Q:アントラーズに加入した率直な感想と、今季の目標をお聞かせ下さい。
山本脩斗選手:
「歴史と伝統のあるチームに来れてとても光栄に思います。個人的な目標としてはしっかり試合に出て、チームのために頑張りたいと思います」
赤崎秀平選手:
「僕は去年から指定選手として早めにチームに参加させてもらっていたので、特に変わったと思う点はないですけど、やっと正式にプロとして踏み出せたので素直に嬉しい気持ちが一番強いです。目標としては、早くチームにフィットするために去年から参加していたので、早くみんなとフィットして試合に出て点を取ってチームに貢献したいです」
杉本太郎選手:
「今は嬉しい気持ちというよりも、新しいスタートがはじまるのでやってやろう、という気持ちが強いです」
カイオ選手:
「鹿島アントラーズにユニフォームを着れてとても光栄に思います。そして鹿島アントラーズの一員になれてとても嬉しく思います。これからたくさんの練習をして全身全霊を込めてチームの皆さんに貢献できるように練習していきます。そして最後には皆さんと一緒にタイトルを獲りたいと思っています」
小泉勇人選手:
「先ほど述べたとおりなんですけど、地元出身なのでずっと鹿島アントラーズに入ることを夢見てました。このチームに入れて本当に光栄ですし、1年目なんですけど、試合に出ることを目標に頑張っていきたいと思います。そしてチームの勝利に貢献できるようしたいと思います。よろしくお願いします」
Q:自分を動物に例えるとなんだと思いますか?
小泉勇人選手:
「例える訳ではないのですが、『蛇』のような存在になりたいと思います。蛇に睨まれた蛙ということわざがあるように、自分がゴール前にいるだけで相手にプレッシャーをかけられるというか、相手の選択肢を消せるような、そういう存在感のあるキーパーになりたいです。自分は体格もでかいので、ヘビーにいきたいと思います(笑)」
カイオ選手:
「動物に例えるなら『チーター』だと思います。チーターというのはとても速く、獲物を狙ったら見逃さないところから、私にすごく似ているのではないかと思います」
杉本太郎選手:
「自分はすごくマイペースなので、『亀』だな、と思います」
赤崎秀平選手:
「動物に例えるなら『鷲』かな、と思います。一発で相手を仕留めることで、相手にとって脅威になる存在になれたら、と思い鷲にしました」
山本脩斗選手:
「動物に例えるなら『馬』だと思います。理由は、仲の良い友達にいつも馬だ、馬だと言われているので」
Q:赤崎選手にお聞きします。大迫選手が移籍した点についての意気込みをお聞かせ願えますか。
「去年、Jリーグに出場した際に、大迫選手はチームのエースとしての働きをしていたと思いますし、一緒にプレーしたかった気持ちはありますけれど、もう大迫さんが出て行ってしまった以上は、自分が一年目からエースとしてチームを勝利に導けるような活躍をまわりからも求められていると思いますし、自分でもそういう存在になっていかないといけないな、と感じています」
Q:改めて自分のセールスポイントをお願いします。
●山本脩斗選手:
「僕の長所は90分間走り続けるスタミナだと思っているので、攻守において90分間走り続けて、チームの勝利のために献身的に頑張りたいなと思っています。」
●赤崎秀平選手:
「僕はシュートに関しては自信があるので、そのシュートに持っていく動きの質、まわりとのコンビネーションを高めて、シュートまで持ち込んでいけたらと思っています」
●杉本太郎選手:
「自分は前線での運動量と、小さいからこそできるプレーをみんなに見てもらいたいです」
●カイオ選手:
「私の特徴も運動量と決定力です。これを生かしてチームに貢献できるよう、一日でも早く試合に出れるようにがんばります」
●小泉勇人選手:
「高さには自信があるので、ハイボールの競り合いには絶対に負けないです」
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【2014シーズン始動!】鹿島:新体制発表会見での出席者コメント(14.01.20)
「自分を動物にたとえると?」という質問には、「マイペースなので亀だと思います」と答えた杉本太郎選手。左は井畑滋社長。
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