〜監督の抱負と目標〜
●石崎信弘監督:
「みなさま、明けましておめでとうございます。16年ぶりに帰って来ました、石崎です。今シーズンからJ1を目指して、その先のJ1定着という目標を持って、去年までの選手、新しく入ってきた選手、スタッフ、チームと力を合わせてJ1昇格を目指して今シーズンは頑張っていきたいと思います。そのためにも、ぜひ皆さま方のサポート、サポーターのサポートというところをぜひ強くお願いします。J1昇格するのは本当に大変なことだと思います。1年間、長い中、戦っていかなければなりません。いい時も悪い時もあると思います。そうした中で、チーム、あるいはスタッフ、あるいはサポーターが最後まで諦めずに力を合わせて、J1昇格を目指して頑張っていきましょう。よろしくお願いします」
Q:各選手に質問です。先ほど、皆さんからチーム目標については「J1昇格」という力強い目標を語っていただきましたが、個人としてはどのような目標を立てていますか?
●舩津徹也選手:
「僕は一昨年にセレッソ大阪というチームでJ1を体験しまして、自分の力不足だったり足りないところがわかりまして、それで去年1年間、そういうのを払拭するためにやって、もう一度J1にチャレンジしたいと思いました。それで山形に来ました」
●松岡亮輔選手:
「僕はJ2で試合数が多くて、それを1年間通してコンスタントに出たいという思いです。それを達成すればもうひとつ自分としてタフになるかなと。今年30歳になりますけど、そうすることでまだまだより成長できるんじゃないかなというふうに今年1年臨みたいと思います」
●ディエゴ選手:
「できるだけ怪我なく、できるだけ試合に多く出ることです」
●兼田亜季重選手:
「6年間、愛媛FCにいたんですけど、試合に全然出てなくて、なのにオファーをいただけたので、まずはしっかり試合に出て活躍することだと思っています」
●當間建文選手:
「僕も高校卒業から5年間、鹿島のほうにいたんですけど、全然試合に出れずにいた中で、チームはリーグ優勝だとかしているのをメンバー外の席から見ていたので、それが悔しくて。個人の目標としてはJ1のリーグで優勝をグラウンドの中で感じることが一番の目標かなと思います」
●汰木康也選手:
「まずは試合に出ることを一番に考えているんですけど、マリノスのトップチームに上がれなかったという悔しさは常にあるので、その悔しさを忘れずに、結果にこだわってやっていきたいです」
●川西翔太選手:
「1年間、怪我なくコンスタントに試合に出るということと、フォワードなので出たら点を取るということです」
Q:ディエゴ選手に2つほど質問させていただきます。ご自身の持ち味をもう一度教えていただきたいということと、日本を離れていましたが、もう一度日本でチャレンジしてみたいと思った理由を教えてください。
「自分の長所は身体の強いところ、キープできるところです。あとは、後ろから(持ち上がって)いってシュートを打つことです。日本に戻ってきたのは、日本で2年間、J2でプレーした時に昇格ができたということで、日本はすごく好きです」
Q:當間選手は、ご自身の持ち味と、昨年の山形はディフェンスでかなり失点が多くて、それがJ1に上がれなかった理由でもありましたが、そのディフェンスの弱点というのを自分のプレーでどのように立て直していきたいと考えていますか?
「まず、僕自身の見てほしいプレーとしては、ヘディングを持ち味として持っていました。そこは継続してやっていきたいです。対戦してモンテディオのディフェンスがどうのこうのというものは、僕自身がディフェンダー目線で見ていたので、攻撃にインパクトが強過ぎて、ちょっとディフェンスまでということは感じられなかったです。攻撃されながらずっと包まれてるような状態だったので、僕がもし試合に出るならば、ディフェンスはもっともっと後ろから声をかけて、より厚みのある包み方ができればいいかなと思っています」
Q:石崎監督にうかがいます。12月の就任会見からすでにチームに入られて、選手を見極めたいということで見てこられたと思います。そして新たなメンバーが入ってきて、このメンバーならどういうサッカーができるかというところをお聞かせください。
「12月に2週間ほど練習させていただいたんですけど、すごく前向きな気持ちを持った選手が多いんじゃないかなと。すごく練習も真剣に取り組んでくれましたし、自分が期待しているトレーニング内容になったんじゃないかなと思います。本当にアグレッシブな選手が多くて、すごく楽しみな感じでした。皆さんの知っている通りに、得点が多いけど失点も多いということで、中井川さんから先ほどもあったように、センターラインの補強のところと、あとはどう失点を減らしていくかというところがポイントになってくるんじゃないかなと思います。ディフェンスが堅くなった分、得点が減ったということのないように、得点も去年以上に取るようにして、失点をさらに減らしていくということをチーム全体でやっていければいいなと思ってますし、僕自身、今シーズンすごく楽しみにしています。頑張りたいと思います」
Q:先ほど、ディエゴ選手と當間選手は自分の持ち味ということで話がありましたが、それ以外の選手から、今シーズン、自分のここを見てほしいということをひと言ずつお願いします」
●舩津徹也選手:
「自己紹介の時にも言いましたけど、自分ではですけど、僕は運動量と1対1が武器だと思っているので、どこのポジションでも攻撃に参加してディフェンスに参加するというような、全場面に出てくるような選手を自分ではめざしているので、そういうところを見てほしいと思っています」
●松岡亮輔選手:
「ポジション柄、地味なポジションで、自分の特長がどうこうというのは少々、メディア受けは悪いと思うんですけど、こんなこと言うのも失礼かと思うんですけど、見に来ていただいて、自分のプレーを感じ取ってほしいなと、それが正直な意見です。自分がどういうプレーが得意です、というよりも、見てほしいなというのがまずあります。でも、僕自身はひとつ心に思っているのは、自分が練習から、そして試合に向けてチームをオーガナイズしてよりいい方向へ導けるように、コーチングであったり、選手の雰囲気を保つとか、もちろんプレーでそういう何気ないプレーですけどチームが活性化するようなワンプレーとか、そういうのにこだわりながらやっていますので、なかなか見られる機会は少ないかと思うんですけど、チームが勝っていけば、僕の力が少し役立ってるのかなと見ていただけたらいいと思います」
●兼田亜季重選手:
「先ほども言ったんですけど、シュートストップだと思っています」
●汰木康也選手:
「サイドハーフなので、ドリブルをまずは見てもらいたいと思います。見ている方に楽しんでもらえるようなドリブルと、あとはサイドハーフなので得点も狙っていかなければいけないので、毎試合結果が絶対残せるような選手になりたいと思います」
●川西翔太選手:
「裏に抜けるタイミングとかキープ力、あとはゴールに向かう姿勢を見てほしいです」
Q:選手の皆さんにお聞きしたいのですが、石崎監督は練習中によく一発芸をやらせるということで有名ですが、今日から練習が始まりますが、今現在、一発芸のネタを持っているのかどうかということと、もし持っているとすればどういった系統のものか。実際にやっていただいてもいいですが、どういったものを用意しているのか。持っていない人は、どういった方法で一発芸を習得していきたいかというところをお願いします。
●舩津徹也選手:
「すみません、一応サッカー選手なので一発芸は考えてなかったです。なので、これから考えたいと思います」
●松岡亮輔選手:
「一発芸はサッカーに要るかどうかといったらハテナなんですけど、でも監督は全権を握ってますので、その指示は甘んじて受け入れますけれども、僕もちょっと考え中ということで。おそらく當間君がやってくれると思いますけれども」
●ディエゴ選手:
「一度、石崎さんと一緒にやっていて、一発芸が好きということはわかっているので、これから僕も考えておきます」
●兼田亜季重選手:
「僕も考えておきます。とりあえず、1回當間君は飛ばします」
●當間建文選手:
「(兼田選手が汰木選手に渡そうとしたマイクを奪って)すみません、當間です。今日はなんかみんな初めましてなんですけど、結構グイグイ来られるんですけど、僕も一応考え中というか、あまりにそういう感じじゃないのに急に振られて困惑してます。温かく見守ってください」
●汰木康也選手:
「自分も今はまだ何も持ってないですね。なので、1コ上の谷村君(谷村憲一)に教えてもらいたいなと思います」
●川西翔太選手:
「えー、僕もないんですけど。また勉強しておきます」
Q:山形に来て、プライベートで楽しみにしていることを選手の皆さんに伺いたいと思います。
●舩津徹也選手:
「僕は小さい頃、その時はスキーだったんですけど蔵王に来たことがあったので、蔵王の温泉とかに行ってみたいと思っています」
●松岡亮輔選手:
「僕は食べ物がおいしいと聞いてますので、それを堪能したいなと思っていますし、人が温かいとも聞いていますので、皆さんと接するのを今か今かと楽しみにしております。あとは、タクシーの運転手さんの山形弁が聞き取れるように、僕も頑張っていきたいと思います」
●ディエゴ選手:
「肉がおいしいと聞いたので、肉を食べにいきたいのと、温泉が有名だと聞いているので、行きたいと思います」
●兼田亜季重選手:
「さくらんぼというイメージがあるので、さくらんぼをたくさん食べたいと思います」
●當間建文選手:
「一緒に食べます」
●汰木康也選手:
「趣味が釣りなので、日本海はおいしいブリも回って来るそうなので、機会があれば行ってみたいと思います」
●川西翔太選手:
「高校の同級生の(ロメロ)フランクとか先輩の伊東俊とかいるので、紹介してもらいます」
Q:川西選手とディエゴ選手にうかがいたいのですが、今シーズン、具体的名ゴール数の目標があったら教えてください。
●ディエゴ選手:
「個人的にはゴールを(目標には)考えていないです。まずはチームの得点に絡むことが一番大事だと思っています」
●川西翔太選手:
「個人的に二桁というのを目標にしたいというのと、できれば得点王を狙っていきたいと思います」
Q:監督にお聞きしたいのですが、2014年のスローガンについてどのように考えているか、お聞かせください。
「新しい風と書いて『新風』と読むと思いますけど、私、16年ぶりに山形に帰ってきまして、また新しい選手が入ってきて、サポーターの皆さんと力を合わせて、J2に山形旋風、新しい風を吹かせればいいなと思っていますし、新しい風が吹けばJ1に昇格できると思っています。頑張ります」
Q:石崎監督にうかがいますが、各チーム戦力も出そろってきましたが、2014年シーズンのJ2全体を見通して、どんなリーグになりそうかという見解を持っているのかと、シーズンが終わったときに、どんなチームになっていればいいなと考えて、これからのチームづくりを進めていきますか?
「磐田、湘南、大分と3チームがJ2に落ちてきたんですけど、やはりそのへんが中心に、特にジュビロが新しい監督を迎えてかなりよくなってくるのではないかと思いますし、自分たちが何ができるかということが一番大事だと思います。去年のビデオをかなり見させていただきましたけども、かなりいいサッカーをやっていると思いますし、先ほども言いましたけども、さらにディフェンス力を上げていけばJ1昇格できると思います。ディフェンスに関しても攻撃と同じようにアグレッシブに戦っていける、アグレッシブなチームになっていくんじゃないかと思っていますし、そうなると信じてます。J1目指します。頑張ります」
以上
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- bluelock2024
- 2024 明治安田Jリーグ フライデーナイトJリーグ
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off