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【第93回天皇杯 決勝 横浜FM vs 広島】試合終了後の横浜FM 各選手コメント(14.01.01)

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●中村俊輔選手(横浜FM):
「前半相手はゆっくりとやってきたので、ウチはテンポを合わせずにやれたかな。リスクを負って攻めるとカウンターを食らうので、リスクを最小限に抑えながら攻めた。3人目の動きで崩せたのが良かったと思う。でも、リーグ優勝できなかったのは事実だし、天皇杯もリーグを意識しながらベスト8までは戦ってきた。準々決勝で初めてJ1とやることができた。終わりよければ、すべて良しじゃないけれど、現実に優勝できたので、それはサポーターに捧げたい。

自分があと何年プレーできるかわからないので、今日ここで優勝できたことはよかった。それでも、リーグ戦のタイトルも取りたかったから、その反省はある。コーナーキックやビルドアップ、カウンターなど、来シーズンはもっと追い求めて、磨いていきたい。今シーズンは対戦相手によって自分たちのサッカーをできないことがあったので、どんな相手でもしっかりと跳ね返せるチームにしたい。それらにチームとして取り組んで、ゼロックス、ACLに臨みたい。

(先発出場の端戸仁選手について)広島のディフェンスが引いて守っていたので、キープはしやすいし、できたと思う。相手が違うタイプだったらどうだったかはわからないが、今日のチャンスであれだけのプレーをできたのは、色々と思うところはあったと思うが、1年間粘って頑張ってきたからこそだと思う。来シーズンはACLもあってハードなので、もっと活躍してほしいと思う」

●齋藤学選手(横浜FM):
「リーグ戦のタイトルを獲れなくて、悔しい思いで過ごす時間があったけど、天皇杯は切り替えた。それでも大分戦、鳥栖戦はなかなか難しい試合でした。そこで勝てたのがすごく自信になった。
(先制点の場面については?)あんまり覚えていないけど、(端戸)仁と兵藤君からうまく繋がって、こぼれて来たボールをしっかり足元を見て蹴ったら入った。あまりああいう形で決めたことがなかったので、入ってよかったです」

●ドゥトラ選手(横浜FM):
「本当に全員がしっかり守り切った試合でした。(いつもに比べると攻撃参加が少なかった?)広島は中盤の選手が前に攻め残ったり、ミキッチ選手が上がるカウンターが速かったりする部分があったので、自分は守りの方に比重を置いてやらなければいけなかった。そこはしっかりできたかなと思う。
(決勝の舞台で緊張感は?)特になかった(笑)。リーグ戦の新潟戦、川崎F戦は精神的な部分で、少しピリピリしたところがあったと思う。今日は全体的にリラックスしていた。

天皇杯はチームとして長く獲れていないタイトルだし、国立競技場の改修があることは知っていたので、大きな価値のあるタイトルだと思っていた。そのタイトルを獲れて非常に嬉しい。昨年はあと一歩でタイトルを逃していたので、その分だけこのタイトルに意味があると思う」

●小林祐三選手(横浜FM):
「最初のワンプレーでの相手チームの様子を見て、こちらからどんどん仕掛けていこうと思っていました。
ゴールにも絡めたし、ゴールの前のプレーでも相手の裏に抜け出すことができていた。今日は自分たちのディフェンスラインが崩されることもほとんどなかったと思います。

準決勝出られませんでしたけれど、チームが勝ってくれたので、頑張っていればいいことがあるなと。先制点のシーンは、何かやれればいいなと思っていたし、強引に行き過ぎたところもあったんですけれど、あれで相手のバランスを崩したというか、穴をあけることはできたと思うので、あのくらい行って良かったかなと思います。先に点が取れたので後はプラン通りにしっかりと守れました。3点目が取れればベストでしたけれど、カウンターでチャンスも作れたし、いい試合展開だったと思います。自分にとっては優勝は初めての経験だったので、すごくいいものだなと思いました」

●奈良輪雄太選手(横浜FM):
「個人的には1年前からは考えられないことなので、何か現実味を帯びていないというか、本当に優勝したのかなという感じです。帰ってTVを見たら、こんな感じだったのかなと多分思うと思います。まだいまいち良く分からないですね(笑)。最後の元日決勝ということですけれど、これで新年が始まるというよりも、今日でシーズンが終わるという感覚なので、最後、こういう形で2013シーズンが終われて良かったなって思います」

●中町公祐選手(横浜FM):
「トーナメントとは言え、リーグ戦1位、2位の対決で、リーグ戦の最後まで首位にいたうちとしては、力の証明というか、自分たちに力があるところを見せたかった試合でした。リーグを取りたかったというのが本音ですけれども、そういう意味では、今日、勝ててよかったですね。2点取れたのは出来すぎのところもありましたけれど、自分たちのストロングを出して、相手のやりたいことをやらせないというのは、今シーズン、貫いてきたところでもあるので、この舞台でも、それが出せたんじゃないかと思っています」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「(広島の方が後半、運動量が落ちた?)向こうは延長戦をやっているから。試合が終盤になればなるほど、その差は増えるかなと思いましたけど。相手はエースを代えて、元気な選手が出てきたのは、こちらとしてはやりづらかったですね。
(最後は前線に上がった?)チームの運動量が落ちているから上がりました。ああいうところで時間が稼げればいい流れになると思った。そういうところでF・マリノスはまだまだ甘い。最終的には『中村さんキープしてください』という雰囲気が出ちゃっている(苦笑)。来シーズンはACLでは厳しくなる」

以上
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