●高木琢也監督(長崎):
「まず1年間終って、長崎の県民の方々、サポーター、そしてスポンサーの皆様には本当にお世話になりました。そして選手たちはリーグ戦を戦い、J1昇格プレーオフに対しても準備し、1年間本当にしっかりやってくれたと思います。そして1年間やってきてくれたことを今日ピッチで出してくれた。僕自身としては最後は京都の牙城は崩せなかった。やはり京都らしいなと。戦国でも京都はなかなか落ちない。そういう意味でも最後の強さを感じました。一方で京都は昨シーズンこのステージで大分に敗れたという経験を活かせたのかなと思いました。次、我々もこの経験を活かして良いシーズンにしたいと思います。今日は本当にオ・スンフンを100%褒めるべきだなあと思いました」
Q:監督の中では充実感と悔しさはどちらのほうが大きいでしょうか?
「両面あります。悔しい部分もあります。選手たちは頑張ってくれたという充実感もあります。ただ、僕はやっぱり負けた悔しさというか、点を取らなければ勝てないというところは悔しい。そこがプライオリティとしては優先であるかなと思います。僕は、後半はもう10〜15%パワーを出さないと点は取れないと選手には伝えました。それで、そのとおり出してくれたんですけど、それでも点が取れなかったというのは僕自身に責任があると思うし選手にはありがとうという言葉をかけました」
Q:この1週間を振り返って
「京都には35節で2−0で負けたのですが、その時に自チームのスカウティングをしていて、一方ではなぜか不思議と京都のスカウティングをした。それで今日ここで当たってしまって、その時に準備したものを出した。1つはクロス。早いクロスを入れる。非常にラインコントロールをするチームなので、できればサイドに出たときには早いボールをとにかく入れて、そうすればオウンゴールやCKになることもある。それはなぜかというと見てもわかるようにオ・スンフンというGKの素晴らしさ。あのGKにクロスから点を取るのはなかなか難しいので、そういう工夫が必要だったということと、後はワイドを起点に相手の守備の特徴を突くということで本当に全て出せた。なのでちょっと悔しさもある」
Q:後半、アクシデントがあり山口貴弘選手が退いて、思ったような選手交代ができなかったのかなあという印象があります。最後に鄭薫聖選手を入れた意図とは?
「高さというのもありましたが、向かい風でいいボールが入らないだろうということと、高さよりも早さで向こうの高い選手とマッチアップさせたかったと思って入れました。山口選手に関しては途中でケガをして彼は残念だったと思います。けれど、途中で入った下田光平やポジション変えた藤井も頑張ってくれた。これが1年間やって来たうちのサッカーなんだろうなあと思いました。全く誰がやっても変わらないというは素晴らしいことです。まあ、山口がいないのは戦力的には厳しいですが、変わった選手が一種懸命やってくれたので良かったです」
Q:J2参入1年目で6位。プレーオフ進出は素晴らしいと思いますが、1年間振り返って来季に向けて何が必要だと思われますか?
「簡単な言い方をすれば点を取る。野球で言えばホームランバッター、3番4番5番を打てる選手がいないということで、もちろんそれをチーム全員で補うわけですが、点を取れる選手がいればもう少し変わったことができたのかなあと思います」
Q:J2以外のほかのチームも同じような課題があると思います。点を取る選手がいない場合どのように手を打っていきたいですか?
「今シーズンはプレシーズンからポゼッションということも実は手をかけてきていた。それでも前に行けたり点を取れるシーンはあったのですが、どうしても繋ぐ意識で言うと相手を基準にしてしまうことなので、間違ってはいないけれども、5本繋ぐのをサイドの2〜3本を削って早く攻めることをもう少し優先で切ればなあと考えています。ただまあ使い分けですよね。我々の最大の武器はハイプレッシャーと運動量。相手を混乱させることができる。ヨーロッパのサッカー、バイエルンやドルトムントなど主にドイツのチームを見ればわかると思いますけど、やはりハイプレッシャーの世界になってきていますので、あれを我々も目指してやっていきたい。(攻撃に)時間をかけないということも含めて今後やっていかなければならないと思います」
以上
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