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【J2:第40節 栃木 vs 北九州】松本育夫監督(栃木)記者会見コメント(13.11.10)

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●松本育夫監督(栃木):
「ホームゲーム21試合目ということで試合に臨んだわけですけども、今シーズンの弱点というものが見えたゲームだったと思います。それは3−0でリードをしていて1点を入れられた時に、強いチームというのは雰囲気を変えるために必ず鼓舞する選手がいる。でも、うちは沈んでしまった。2失点目のFKのシーンも強さのないチームの象徴だと思う。そこに今シーズン13敗している大きな原因があると思わされた試合だった。やはり3点リードして余裕があるわけですから、ゴールを入れられたらもう1点を取って突き放すという、強い集団でなければこれからも続けて勝つことは難しくなる。非常に大きな反省点のあるゲームだったと思う。残り2試合、逆境に立たされた時の強さは絶対に求められるので、そのあたりを選手に教育したい。
前半に関しては、我々がやろうとしている前からボールを取る、奪ってから早く攻めることで取れた2点だったと思う。思い通りに前半を戦えたと思う。ですが、ハーフタイムに2−0のリードが一番危険だと話をした。前半は相手が我々のボールになった時に、前線から守備をせずに早めに引いた。その状況でうちの選手はボールを持つわけですが、フリーでボール持った時間は長いが、そんな時にパスコースを探しているようではいけないと思う。そういう兆候が見えていた。ですから、ハーフタイムにボールを受けてからパスをするようなサッカーはしないでくれ、と雷を落としました。そのあたりが後半にどう出たのかはいずれにしても、2失点目にこのチームが13敗もしていることが凝縮されていたと思う」

Q:J1昇格プレーオフの可能性が残っている中で、残り2試合をどのように戦いますか?
「10試合を預けられた時に松本と長崎がやり難い相手だということは、はじめから思っていました。松本戦は残り8分の時点でスローインから失点して勝点を落としたと。長崎戦はあのチームが持っている雰囲気、エネルギーがあって、活動量にものを言わせてゲームを勝とうとする意欲にも警戒していたが、安の定そこでやられた。長崎戦に臨むにあたり大人だからと思って選手に接したが、追う者と追われる者どっちが強いのかと言った場合に追う者の方が強いと思っていたが、今にして思えばもう少し尻を叩けば良かったと。その反省を活かして今日はかなり強い要求を、ぶっ倒れるまでやれ、と言いました。明日はサブチームの練習試合がある予定だったけど、それも練習も休ませるからとにかく今日のゲームに懸けてやれと。それを受けて前半に2点を取ったのは素晴らしいと思う。我々のやってきたトレーニングの成果を表現できたのかなと。ただ、失点の仕方は呆気にとられる感じだったので反省をした。
残り2試合は我々がチャレンジ出来る身、我々の方が追うことになりますから、思いっきりやっていきたいと思っています。今日は後半の中頃から前線からの守備、とくに外国人の守備が良くなかった。このチームは守備が勝ちに繋がると教えてきたが、失点したので攻撃をして点を取ろうとして守備を忘れていた。ですから、今やろうとしている守備の徹底から点を取ることを、残り2試合でもやろうと思っています」

Q:終盤に中盤のプレスが弱まったように見えたが、そこで早めに選手を代える手はなかったのでしょうか?
「サビアが全然、追わなくなりましたよね。クリスティアーノも代えようかなと思っていましたが、思わぬところで点を取るのでね。ただ、プレーが雑ですよね。僕からしたらあまり良くないので代えようとしたけど、ひょっとしたら点を取るかもしれないので残した。三都主は体力の問題で代えました。ただ、今日の三都主は非常に良かったと思う。危ない所の予測など。でも、パスが遅かったために、相手にプレッシャーを受けてプレーできないシーンがあった。一番の交代の要因は、ボールを追いかけた時に追い付けなかったので。そこで代えました」

以上
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