totoではなく、BIGの話だ。
しかも、今週の試合ではなく、11月23・24日の試合の話だそうだ。
とはいえ、10億円は、インパクト大。
いや、本当は６億円だって、相当な衝撃だ。いや、もっといえば、totoの２億円にしても、かなりのものである。なのに「10億」というニュースを聞いたとたん、「ふーん、６億ね」となってしまったのは、人間の浅はかさというか、なんというか。しかも、totoの当せん金には税金はかからない。もちろん、税金を払うのは憲法にも規定されている国民の義務であり、日本で安全に暮らせているのが税金のおかげであることは言うまでもない。ただ、事実を言っているだけ。「非課税」だと。
ちなみに、10億円の使い道を考えてみた。以前も考えたことがあるが、またもやってみる。
住宅ローン返済。会社の借金返済……はできるのか？調べればわかるのだろうが、そこまでの時間はないので、やめておく。仮にできたとしても、まだまだ全然、賞金は余っている。もう一つ、広島市内にマンション買うか。出張が多いから、東京にも買っとこうか。東京五輪の時に便利だし。固定資産税とか、いくらかかるのか……というようなことは、面倒なのでやめておく。
ダメだ。どうやっても使い切れない。ギャンブルは、はまれない体質だ。グルメは好きだが、年のせいか、最近はあまり食べられなくなった。
先日、銀行の人がウチに来た時、「10億円って、利息はどれくらい?」と聞いてみた。答えは敢えて言わないでおくが、日本で１年間遊んで暮らすには、足りない数字である。かといって、不動産投資も不安だし、証券なんてもっと無理。
「オーストラリアに移住すると、預金金利が高いらしいですよ」
ある人に聞いたことがあるが、僕は日本が好きだ。日本で暮らしたい。ＡＣＬで訪れたアデレードは素晴らしい街だったが、僕は広島がいい。
旅行っていう手もある。ＪＲ九州の「クルーズトレイン・七つ星」は、３泊４日の行程で95万円（最上級クラス）だそうだ。他にも旅行なら贅沢三昧できるかも。でも、仕事はやめたくない。一生、仕事をして暮らしたいと思っているので、そんなに年何回も贅沢旅行に行く暇もない。
サンフレッチェのスポンサーになる。そういう考え方もあるな。ローンも返済して、市内の便利なところにマンションを買って（どうしても、それは欲しいらしい）、老後のために少し貯金して、あとはスポンサードに回す。一気に多額ではなく、少しずつ長期でサポートする。それは、いいなあ。でも、これって寄付になるのか。そうなると、税制上は……。いや、やめとこ。
いきなり「10億」って話になるから、テンパって妄想がいつも以上に発展してしまった。繰り返すが、10億は次回で今回はいつもどおり。でも、これもまた繰り返すが、６億も２億も凄い額なのである。僕らにとっては、十分に「夢」だ。普通に暮らしている人にとっては、「使い切れない」金額であることも確かだ。小市民の僕には「当たった妄想」でいろんな算段をするくらいでちょうどいい。
totoも宝くじも、いきなり買っても当たる確率は低いそうだ。地道にコツコツ、繰り返し買い続けることが当たるポイントらしい。自分で勝敗を予想するtotoはコンピュータ任せのBIGと違って、自身の頭脳と推理と洞察力が勝負だが、それでも「運」が占める要素も大きい。
まあとりあえず、今週も買ってみておこう。その継続が今回につながればよし。ダメでも、次は10億である。
以上
2013.11.09 Reported by 中野和也（広島担当）
