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【J2日記】北九州:森村昂太「これからもサッカーを楽しんで、観ている人を喜ばせたい」(13.10.04)

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2年ぶりに決めた熊本戦(第19節)のゴールは、昨年から続いていた森村自身も、そしてサポーターのモヤモヤをも、打ち破るような豪快なミドルシュートだった。前節の山形戦(第35節)での大島秀夫選手の劇的なゴールも、去年までには見られなかった、背番号6の迷いなく振り抜かれた左足のシュートからのモノだった。
その試合で、J通算150試合を果たした森村昂太選手に、ここまで過ごした3つのクラブでの思い出と、これからのことを聞いて来ました。

Q:先日、J通算150試合を達成しましたが、感想を聞かせて下さい。
「7年目で150なんで、ペースとしは早くもない。最初の1、2年は、全然試合に出られなかった。自分としても高いレベルで、選手としてのレベルを上げて行きたいので、今度はJ1で達成できるようにしたいですね。まだ出だした頃は、試合の流れとかも分からず、特徴も出せないまま試合が終わることが多かった。最近は「今は何をやるべきか、何を求められているのかが分かってやっている。年齢も決して若くないですが、チームに貢献できる幅が広がってきたのかなぁとは思います」

Q:J1デビューは、ジュニアユースから所属していたF東京の時でしたが?
「そうですね、しっかり覚えています。ホームの味の素スタジアムで、あの当時マグノアウベスやバレーがいたガンバ大阪(第32節)戦だったんですが、強い相手だったので浮き足だってしまった。試合に出られて嬉しくて舞い上がってしまい、プレー自体はあんまり良くなかったので、良い思い出ではないですけど(苦笑)。もうちょっと落ち着いてプレーすれば良かったと反省しましたが、まだ何にも、どうプレーしたり表現すれば良いのか、分かっていなかったですね」

Q:その後、水戸で2年間(09〜10年)プレーしましたが?
「最初は、1つカテゴリーが下がった所でプレーすることや、当時の水戸自体も今と違って上位争いをするチームじゃなかった。ここで試合に出られなきゃ(キャリアが)終わるという危機感を持って、東京を出る決意をしました。お陰様で1年目からかなり試合に出られて、良い経験を積ませてもらった。チーム自体は、前半戦は良かったけど、夏場以降失速することを繰り返してしまいましたが、その中で、チーム状態とは別に、自分のプレーをブレずにやることの大切さ学び、そういう心がけをすることもできました。どうしてもチームの結果が出ないと、ネガティブに考えがちだったんですが、そこは切り離して考えることも必要というのを、水戸の2年間では一番学んだと思っています」

Q:それから北九州でプレーすることになりましたが、移籍を決めた要因は?
「北九州のことは何も知らなかったですけど、三浦泰年前監督が「新しい所でトライしてみないか?」と声を掛けて下さった。僕も、もう一回り大きくなりたくて北九州に行くことを決断したので、1年目から迷いなくプレーすることができました」

Q:プロサッカー選手として、デビューしてから変わらなかったことは?
「一番中心にあるのは「楽しむこと」。楽しむことで、自分のリズムやテンポが試合に出るのを実感している。一時期そこがブレてしまった為に、調子が上がらなかったことで悩んでしまった時期もあるので。「サッカーを楽しむ、ボールを蹴る、いっぱい走る」、そのサッカーの根本の部分を、これからも変えずにやって行きたいですね」

Q:北九州でのキャリアも、3年となりましたが?
「去年まで一緒に戦っていた仲間が、テレビでJ1でプレーしてチャレンジする姿を見ると、すごく刺激になっているので、いつか同じ舞台で戦えるようにしたいですね。もちろん憧れはありますが、クラブ、サポーターあってこそのプロサッカー選手。そこに対しての敬意、感謝の気持ちは常に持っている。今年は6連敗する苦しい時期もあったけど、そんな時でも熱い応援をしてくれるサポーターの声があった。その声援に応えるためにも、忠誠心を持ってプレーをしています」

Q:これからの個人的な目標、チームの目標を教えてください。
「まずは直近のアビスパ福岡とのダービーに絶対勝つこと。そしてギラヴァンツ北九州は、これからどんどん大きくなっていくクラブ。そのクラブの少しでも力になれるように、試合のピッチで、そして練習でも自分を表現したい。もっともっとレベルアップして、色んなプレーの精度を上げて、観に来ているお客さんに喜んでもらえるようにしたい。これからも自分自身も楽しみながら、遊び心を忘れずに持って、それを表現できるようなプレーヤーになれるよう努力して行きたいです」

以上

2013.10.04 Reported by 坂本真
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