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【J1:第28節 浦和 vs 大宮】プレビュー:白熱必死のダービー再び。再点火のきっかけをつかむのはどちらか(13.10.05)

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現状を打ち破るいいきっかけになるかもしれない。リーグ戦も残すところあと7試合。優勝争いもいよいよ終盤に差し掛かってきているが、浦和はここ3試合勝ちなしと重要な時期に足踏みを強いられている。タイトルに向かって突き抜けることのできない自分たちの現状に歯痒さを覚えながら戦っているが、そんな時期に迎えるダービーというのは悪くない。

「大宮とのダービーだけは順位とか勝点とか関係なく本当に激しく、死に物狂いで戦わないといけないと思うし、そういう試合が待っている」(平川忠亮)

どの試合で勝とうが、勝点3は勝点3だ。だが、ダービーとなれば自然に熱くこみ上げてくるものがある。実際、このカードは白熱のゲームになることも珍しくない。まして浦和はリーグ戦では2010年から5試合も大宮から勝ち星を奪えていないだけに、ここで勝てれば最近のモヤモヤも吹き飛ばすほどの勢いが生まれるはずだ。

柏木陽介も今回のダービーには強い想いを抱いて臨むつもりだ。「全然勝てていないから、勝てばサポーターも盛り上がると思うし、それが俺らの盛り上がりにもつながる。ダービーに関してはサポーターのためにという思いはある」と力を込める。

一方の大宮も闘志を燃やしてぶつかってくるはずだ。もしかすると浦和以上に今回のダービーに気合を入れて臨んでくるかもしれない。

リーグ記録まで打ち立てた前半戦の好調ぶりが幻であったかのように突如下降線を描き出した大宮は、ベルデニック監督の交代という劇薬を投入したが、転落に歯止めがかからない状況だ。小倉勉テクニカルダイレクターを新監督に据えて再出発を誓ったが、体制変更後も1勝5敗と大きく負け越し。暗いトンネルから早く抜け出たいという想いはかなり強いだろう。

大宮はどんな時でも浦和に対しては闘志むき出しで挑んでくる。その時のチーム状態は関係ない。これまで何度もダービーをくぐり抜けてきた平川は「大宮は監督が代わろうが順位が下の方だろうが、ウチとの対戦では非常に気持ちが入った良い試合を見せる」と振り返る。

残留争いに巻き込まれている時でも、浦和に対してだけは強敵として立ちはだかってきた。大宮は浦和にとって常に難敵であり続けている。原口元気も「特にダービーになると強くなるし、そのダービーの強さを警戒しないといけない」とその強さを認め、「それに負けないくらいの気持ちで、だけど空回りはしないようにしたい」と意気込みを見せた。

浦和にとって幸いなのは、優勝争いを繰り広げるライバルたちもまた足踏みを強いられていることだ。首位の横浜FMとは勝点4差、2位の広島とは勝点2差。ラストスパートをかければ十分追い抜くことができる状況だ。

「優勝するためにもダービーは絶対に勝たないといけない試合だと思うし、勝つことで勢いをつけて優勝を持っていきたい」と原口。浦和はこの試合を足がかりにして頂点を目指すつもりだ。

以上

2013.10.04 Reported by 神谷正明
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