●樋口靖洋監督(横浜FM):
「このアウェイの地に約2000人の横浜FMのサポーターが駆けつけてくれたと聞いています。本当に、日頃から思っていますが感謝したいと思います。
アウェイのユアテックスタジアム仙台は非常に難しいスタジアム。ここで勝点3を狙って戦いましたが、勝点1という結果になりました。ただし、選手たちは本当に90分間隙を見せることなく戦って得た勝点1という意味では、今後につながる勝点1にしないといけないと思っています。ポジティブにとらえています。ゲームの内容の方は、やる前からお互いに中盤でどれだけ相手のボールを奪えるか、そこでプレッシャーをかけるか、あるいは逆にそこを回避しながら攻撃のかたちを作るか、中盤の争いというものが大きなポイントだと思っていました。
実際にやってみて、やはり仙台の角田選手、富田選手のボランチの強さ、それから梁選手や太田選手が中間のポジション、いわゆる『いやらしいポジション』を取るというなかで、うちも最初の前半の10分、15分に少し捕まえづらくなって、なかなか中盤のところでプレスに出られなくなりました。そこから落ち着いてうまくバランスを取れてから、中盤の攻防というところが、正直、ベンチで見ていても見ごたえのあるところだったと思います。
なかなか点数が取れなくてそこが残念ですけれども、そこはうちも持ち味を出した結果としてとらえて、先程も言ったように、ポジティブな結果として次に向かおうと思います」
Q:前線の主力を二人欠いた中で、相性の悪い仙台から勝点1を取って帰ったというのは、今後を考えると前向きな要素もかなりあるのでは?
「先程も言ったように、ポジティブな勝点1ととらえています。これは偽りなく、本音でそう思っています。本当に、しっかり戦えたと。そして代わりに入った藤田なんかも、持ち味のスペースへのランニングをして起点を作るという部分を出してくれましたし、残り7試合になりましたけれど、出場停止やケガが出てくる中で、代わりに入った選手が持ち味を出すということが重要なポイントになると思いますので、ポジティブに戦います」
Q:仙台にほとんどセットプレーや決定機を与えなかった中、守備では特にどのようなことを注意して入りましたか?
「先程も言いましたように、特に中盤のボランチの強さ、ここでセカンドボールをどちらが取るかというか、そこでボールをどちらが保持するかというところは、ひとつ厳しくいこうと。そして2トップの出入りが非常にスムーズにできて、特に柳沢選手が裏を狙ったときに、ほかの選手がうちのディフェンスラインが下がったときに間で受けるということがこのチームの特徴なので、ひとつはラインコントロールを細かくして、走るタイミングを消してしまうと。そしてやはり、チャレンジ。間で受けた選手に対して必ずチャレンジをすると。そこのところでポイントを作らせるなというところは厳しく今週のトレーニングでやってきて、そこはかなり精度を高くできたと思います」
Q:2試合連続で無失点に抑えていることについては?
「守備は良くなっていると思います。特に、今言ったチャレンジとカバー、あるいは囲み方の連動性が、より高まってきていますし、本当に隙を見せていませんよね、今日は。ほとんど相手にスペースというものを与えていないという意味では、非常にいい守備ができはじめていると思っています」
Q:それは、季節が涼しくなってきていることもある?
「もちろんそれもありますし、特にボールに対してチャレンジするというところでは、特に今日なんかでも(栗原)勇蔵はかなり行っていますよね。ボンバー(中澤)ももちろん。そこで蓋をしているときに、中町や富澤が囲みに入る。今日は小林祐三もしぼって相手にスペースを与えないという、チャレンジだけじゃなくて周りの選手も連動できているというところが良い点だと思います。
また頑張ります。ありがとうございました」
以上
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