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【J1:第26節 浦和 vs 甲府】試合終了後の各選手コメント(13.09.21)

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●森脇良太選手(浦和)
「あれだけ相手が引いていたなかで、正直どうやって崩せばいいのか。もちろんこの1週間、そういう想定を持ってトレーニングしてきたけど、練習と試合とではスペースの幅も違うし、相手も違うので正直やりづらさがあった。とにかく我慢だと思っていた。僕らも開いて動かしているなかで、カウンターを受けるのが一番怖いと思っていたので、ダイナミックさがなかった。そういうところでみんな難しさを感じていた。それはそれでよかったという思いもあるし、もっと大胆に裏を狙うプレーがあってもよかったかなと。ちょっと横、横と慎重になりすぎたのもあった」

Q:永田選手が入ってから森脇選手がボランチに入った?
「たぶんそうだと思う。みっちゃん入ってどうこうではなく、僕の戦術理解度のなさが失点につながったと思っている。もっと自分の役割をはっきりさせたかった。3バックの前でしっかりと潰し役として機能したかったという思いはある。ラストワンプレーだったけど、今日の引き分けのショックは大きい。でも、残り8試合、下を向いても仕方ない。浦和が優勝争いに食い込むにはがけっぷちかなと。残りすべて勝つつもりでやらないといけないという思いがある。自分たちがしっかりやらないともうチャンスはないという思いです」

Q:勝点1を取ったという考え方もあるが?
「ポジティブに考えればそうだけど、僕らは勝点3を取るために戦ったなかで、内容も我慢しながらやっていたなかで最後に失点してしまったので。ポジティブに考えられるかもしれないが、今はダメージの方が大きいかなと思う」

Q:攻撃を迷いながらやっていた?
「今日はスペースがなかったので、どう崩していこうかなと。ビルドアップするなかでどうやって崩して、得点まで結びつけようかなと思ってやっていたのが、攻撃の大胆さを欠いた要因かなと思う。ただ、あれだけ引かれたなかで崩すのは至難の業だと思うし、はっきりとした解答があれば教えてほしいくらいだけど、何回もやり直して、どこかで無理をして、縦パスを出したり、裏への大胆さを出していく必要があった。今日は後ろでつないだり、横パスが多かった状況なので、大胆さがあればよかった」

Q:カウンターが怖かったという話だが、それは今日のシステムがゼロボランチで奪われた瞬間、DFが無防備になることと関係があるか?
「それは正直ある。後ろにボランチが2枚下がって、3枚で回して、俺とマキが高い位置を取ってるので、縦パスを出してインターセプトされて前向きでカウンターを受けるよりは、サイドで起点を作りたいという心理が働く。どうしても横、横になるのは仕方ない。真ん中に人がいないのは怖さの原因だったと感じている。それはこの1週間やっていたので想定はしていたけど、もう少し裏へのボールという大胆さがあればよかった」

Q:甲府の2トップにサイドに追い込まれると、中に人がいないのでボールを逃がすところがなく、縦に蹴るしかないという状況もあったが、やりにくかった?
「そういう状況もあったし、正直やりにくかったというのは確かにあった」

●槙野智章選手(浦和)
「自分たちがボールを持って、相手が引いて守るというのは想定内だったので、自分たちのボールの動かし方で簡単に真ん中に入れて、カウンターを受けないようにポゼッションしようと話していたので、それが逆に頭に残りすぎて慎重になって、ちょっと横、横になりすぎたというのはあった。もうちょっとリスクをおかして縦パスを入れることも必要だったと思うし、2列目以降のシュートも少なかった」

Q:これだけ決定機が作れない試合もないと思うが、逆にじれずにやれた部分もあった?
「今週やってきたことを出せたことはよかったけど、結果がついてこなかったので何を言ってもしかたない」

Q:清水戦も守られてカウンターでやられたが、終盤戦に同じようにやってくるチームも出てくると考えられるが?
「この時期に残留争いをしているチームというのは間違いなくそういう戦いをしてくると思うけど、優勝争いをしているチームは前に出てくると思うので、相手にボールを持たせるくらい余裕をもってやるのも必要だと思う。全部が全部、自分たちがボールを保持して崩すより、相手にボールを持たせて、高い位置でボールを奪うというのも1つの手かなと思う」

Q:ゼロボランチのシステムでやると、ポジション取りから考えて縦パスを出しにくいと思うが?
「多少難しさはあるけど、それでもやらないといけないし、そこは臨機応変にみんなが動いてやらないといけなかった。相手が中を固めていた分、サイドがフリーになったというのはあったけど、もう少しバイタルにボールを入れる工夫も必要だった」

Q:真ん中に人がいないのでボールを失った瞬間にフィルターがなくて、DFとしては怖いのでは?
「僕と森脇がサイドの高い位置を取るというのは最初からの指示だったけど、変な失い方をすると、僕らが中まで絞る距離もあるので、変な失い方はしないようにと話し合っていたから、逆にそれで危険なパスが少なくなってしまったのかなと思う」

Q:甲府が2トップに変えて、前からプレスにきて、サイドに追い込まれたとき、システム的に中にボールを逃がす選択肢がないから前に蹴るしか選択肢がなくて苦しそうだったが?
「前線の引き出しも少なかったし、あそこ(アンカー)に1枚いるだけでも違っていた。もうちょっと自分たちでなんとか打開できればよかったかなと思う」

Q:今日はずっとあの形でいくということだった?
「そうです」

●山岸範宏選手(浦和)
「あの時間、ラスト10分、15分で相手がかなり前に人数をかけてきて、パワープレーをしてきて、最後はセンターバックの青山選手も上がってきて、平本選手も投入されて、相手のやることがはっきりとしたなかで選手たちに声をかけていたことは「下がるな」ということだった。後ろに下がると、うちのゴールに近いところでスクランブルになってしまうので、ペナルティーエリアに入るなと声をかけていた。最後の失点のところは、うちがクリアしたあとに相手にフリーで拾われて、そこからのクロスだったので。まだ映像を見ていないので、見てからみんなで次にまた同じことをしないように反省しないといけない。非常に悔しいというのが今の気持ちです」

Q:最後はタッチラインに逃げておけばよかった?
「結果論ですね。タッチを割るようなクリアを狙って、相手のスローインにして全体を押し上げるのも1つの手段だし。ただ、スローインがあまり僕から見て近い位置だと、水野選手のロングスローもあるので。これからもああいう状況はあると思う。うちがリードしていて、パワープレーでフィジカルの強いDFを上げてくるというのはあると思うので、チームとして逃げ切る力をつけていかないと。今日は悔しいけど、同じことを繰り返さないことが大事。勝点2を失った高い授業料という言葉では片付けたくはないけど、これから先はやらせたくない」

Q:GKとしては守りづらい展開だったと思うが?
「なかなかボールに触る機会がないなかでも、ポジションをしっかり取って、ビルドアップのときでも自分ができる役割をやっていた。そういう意味ではやりにくさはなかった。自分の集中力を切らさないこと、足を止めないことを心がけてやっていた」

Q:自身のパフォーマンスについては?
「自分らしさが出せた部分と、もっとこうできたという部分、たとえば最後の失点では自分だけじゃなくてチームとしてできたことがあったのではというのが出てくるし、そういう課題が出ることも収穫の1つだと思うけど、これで1−0で終わっていたら、満足はしなくてもまずまず納得はできたかなと思う」

●平川忠亮選手(浦和)
「引いていることを想定しての攻撃だったけど、相手が前からきたら、それに変えた攻撃の仕方もあったと思う。最後に失点してしまうのは、あの時間帯で少しロングボールに対して引き過ぎた。前線からプレスがかからないと、どうしても引いてしまうというのはある。ギリギリまで我慢していたけど、最後の最後に失点して非常に残念」

Q:今日のシステムについては?
「方法としては中ではなく外というイメージを持っていたので、外でいかに数的優位を作れるか、早いサイドで仕掛けていけるかと思っていた。我慢の時間は続くと思っていたし、それはわかってやっていた」

Q:先制点を奪ったあとの試合運びは?
「後半、セットプレーからうちが得点したあと、相手が前半より前がかりになった時にもう少しやりかたを変えてもよかったのかなと。森脇、槙野を高い位置に置いてやるということをしていたけど、相手が前からきたら、啓太をいつものように1枚残して、真ん中をうまく使いながらやっていくこともイメージはできていたので、それをピッチのなかで選手たちが表現できれば、また違ったと思う。結果論だけど、最後のところで失点を防げていれば結果オーライだったと思うし、こういう難しい試合でセットプレーから点を取ることをは非常に大事で理想通りの展開だった」

●青山直晃選手(甲府)
「(ゴールシーンは)がむしゃらに入って、たまたまいいところに戻ってきたので点を取ることができた」

Q:シュートはどこで打った?
「ちゃんとインステップに当てたつもりだけど、みんなに言われる(笑)。一応サッカー選手なので、ちゃんとインステップで当てるだけと(笑)。おいしいところにボールがきて、おいしいタイミングで入っていたので、難しくなかった」

Q:PKを与えたシーンは?
「あれはたぶん俺じゃない。俺のせいになっているけど(笑)」

●羽生直剛選手(甲府)
「負けている状況だったので、今までより高めで圧力を高めたかった。奪ったあとにショートカウンターを狙ったりというのを自分なりに考えてプレーしていた。ポジションもそうだったし、全体的に高い位置でプレーするのかなということでやった」

Q:相手にあまり決定機を作らせなかったが?
「前半は見ている人が本当にエキサイティングだと感じるかというと、客観的にはどうかなと思うけど、僕らの立ち位置からして、しっかりとスペースを消しながらやるというのはプレーしていた選手たちがそう判断してああいうサッカーをまずは前半したと思う。後半早い時間に失点したあと、そこからどうやってギアを入れなおすかというのは、いままでこのシステムに変えてから、高い位置から圧力をかけるにはどうしたらいいのかというのは、練習からある程度イメージを持ちながらやっていたことが、今日は多少なりともうまく出たと思う」

Q:浦和が前半よりも引いた中での崩す部分での難しさはあった?
「回すときは回すこと、スイッチが入ったときは前に推進力をもってサポートするというのをやり続けるしかないと思っていた。今の立ち位置を考えると、自分たちがどれだけリスクを冒して、攻守両面でできるのかというのはまだわからない。始めから高い位置でトライするのか。シーズン最初の頃は高い位置からプレッシャーをかけていたけど、勝点を取れなくてシステムを変えた経緯もある。もちろん僕はリアクションサッカーをずっとしてきたわけではないので、自分が出たら攻守両面でアクションを起こしていきたいし、できるかぎり主導権を握ろうという姿勢は消したくないと思っているけど、実際降格圏と勝点がどれくらいの差があるのかというと、その兼ね合いは常に考えないといけない」

Q:浦和のゼロボランチシステムはスカウティングで分かっていたと思うが?
「そうなったときにどこが起点になるか、奪ったあとにどこを起点にするのかということは1週間やってきた。個が強いので中を固めることが主だった。前半ああやってスペースを消しまくれば、なかなか入ってこれないというのはわかっていた」

Q:2トップにして前からプレスをかけると、浦和のシステム的に中へのパスルートがなくなるというのは想定してやっていた?
「うちは高い位置からプレスをかけたかったので、結果的にうまくいったという感じだと思う。もちろんうまくいけばああなるかなというのはあったけど、見た感じとしてそうやって言ってもらえるほど、簡単にいくのかなというのは僕のなかであった」

●パトリック選手(甲府)
「少ないチャンスをどれだけ生かすかというコメントを昨日していたけど、はっきりとしたチャンスが前半に1回、というか1つのシーンに3回あったので、それは少し残念だった。ただ、最後に僕が競って落としたボールからゴールが決まったのはよかった」

Q:同点ゴールの場面ではどういうイメージだったのか?
「あのシーンではできるだけエリアのなかに落とすのがいいと思っていたので、競り合っていい形になって、カズキは決められなかったけど、跳ね返りをアオヤマが決めてよかった」

以上
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