本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第26節 広島 vs 新潟】試合終了後の各選手コメント(13.09.21)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●佐藤寿人選手(広島)
Q:得点シーンは、素晴らしい動きだった。
「いや、(石原直樹の)ボールがよかったですね。同じストライカーだからこそ、わかり合えるというか。こういうボールが欲しい、こういうボールを入れれば、ゴールになる。本来なら、ああいうボールをサイドの選手に求めたい」

Q:自分に合わせるのではなく、危険な場所に入れてほしいと、いつも言っている。
「そうですね。とにかく、ゴールの匂いのするクロスなのかどうか。それに尽きる」

Q:ただ、シュートを放つ前の動きの質は、さすがとしか、言いようがない。
「欲を言えば、(森崎)カズがいいシュートを放ってくれた、そのこぼれに対して相手DFより一歩前で反応できれば、そのまま押し込めた。結果的にはボールがサイドに流れて、うまく動くことができましたけど」

Q:1点目の時も、いい形で前に入っていた。
「(ファン)ソッコがいい形でボールを受けたし、彼にパスを出した(石原)直樹の判断も良かった。ソッコも、パスの選択肢を持ちつつ、一番いいトラップをして、一番いい選択ができたと思います。サイドという慣れないポジションで、難しさを感じながらプレーしていると思うんだけど、逆に言うと、まだまだ伸びしろがあるということ。いろんな部分で、吸収してもらいたいですね」

Q:練習からずっとファン ソッコに対しては様々なことを求めてはいるが、一番彼に言っていることは?
「このポジションは、簡単ではないということですね。ソッコはストッパーだし、守備を得意としている選手だけど、ああいう(ワイドの)ポジションに入れば、攻撃も求められる。その中で、自分のできるプレーをまず一番に、選択してほしい。
ソッコには、ミキッチのように縦に仕掛けての突破よりも、中に入って、うまくボールを動かしながらコンビネーションで攻めることが求められていると思う。彼は右利きだし、カットインして右足でシュートを打つ。そういう他の選手とは違ったものを、出せばいい。でも今日は、本当にいい形をつくってくれた。得点シーン以外でも、チャンスに顔を出してくれました。でももっともっと、よくなると思います」

Q:前半からミスが多い展開だったが、それでも全員で意思統一して、我慢できた。
「そうですね。入り方は決して悪くなくて、ピンチもセットプレーくらいだった。守備の時でもコンパクトにやろうと言っていました。後ろからの声もよく出ていたし、チームとしての守備はうまくやれていた。
あとは攻撃に出た時に、もう少し巧くできれば。ただ、前半立ち上がりにミカ(ミキッチ)のクロスからシュートを打ったシーンとか、右で一度起点をつくった後に左にもっていって、ソッコのクロスを(高萩)洋次郎がヘディングしたシーンとか、いい形もありました」

Q:今日の勝利の意味について。
「意味は大きいですが、もっともっと質を高めていく必要がありますね。3位とか5位とかで終えることを考えるのではなく、優勝という場所には、質的な向上なしにたどり着けない。去年と同じようなことをやっていてもダメだし、去年のようにチャンスを多く創れているわけでもない。まだまだ、やらなければいけないことは、たくさんある。
勝ちは嬉しい。でも、今まで勝てていなかったことも、考えなければいけない。この1勝で、これまでの3連敗がチャラになるわけでもないから。
ただ、他のチームも星を落としているからこそ、まだ混戦の中にいる。ここから先、十分にチャンスは広がるわけだから、もっともっと質を高めないといけない。3点、4点、5点。点をとれるチャンスをもっとつくるべきだし、チャンスがあればしっかりと決めること。勝ち続けないと意味がない。勝ったり負けたりでは話にならない。勝ちは嬉しいが、これを続けていきたい」

Q:次節について。
「鳥栖は後半戦2位の相手だし、楽な相手ではない。去年は、あの場所(ベストアメニティスタジアム)で痛い目に遭っている。しっかりと気持ちを引き締めて、いい準備をして試合に臨みたい」

●森崎和幸選手(広島)
「自分が(厳しいことを)言ったからには、自分が一番やらなければいけない。自分が言うだけになって、(失敗を)他の選手のせいにする。それが一番よくないことだから。
満足はしていない。ただ、自分本来のプレーは出せたかなとは思います。これを最低限のパフォーマンスとして、やっていかないといけない。
最近は立ち上がりに失点することが多かった。結果が出ていない中で、多少なりとも自信を失いかけていた。そこが、立ち上がりバタバタしていた原因かなと思う。ただ、今日はその時間帯を耐えることができたし、先に得点することもできた。やっぱり、大切なのは基本的なところ。球際で戦って、そして走れば、自分たちのクオリティは出せることを再確認できたと思います。
うまくいかない時に、何を求めるか。コンビネーションなども含め、一人一人に思うところはあったと思う。でも苦しい時だからこそ、原点に帰ることが一番大事なこと。僕らの原点はしっかりと戦うことだし、それができれば自然とコンビネーションやクオリティは出せると信じていた。
今日はみんな基本的なところは、ある程度できた。でも、自分たちの本来の力から言えば、もっと突き放せるチャンスもあったし、イージーミスもあった。そこは改善する必要がある」

Q:練習で見せたセットプレーからのスーパーゴールのチャンスもありましたね?
「あれは……(苦笑)。(高萩)洋次郎のボールはすごくよかったんですけど、後ろから追いかけてくる選手が気になってしまって。もう少し、ボールの落ちぎわを蹴りたかった。高い位置でボールに触らないと、相手に先に触られるかなと思った。どこかのメディアがバラしたのかな(笑)。
シュートはボールを奪って前にスペースがあったので、打てるチャンスがあれば打ちたかった。直接ゴールにならなくても、枠内に飛ばせば(佐藤)ヒサが反応してくれるかなと思ったので。僕のシュートが弾かれて、ヒサが直接押し込んだ形ではなかったですけど、チームとしてボールを拾って、ヒサにつながったのはよかった。
ああいうところが今日の勝因。こぼれ球への反応はよかったですね」

Q:本来の自分たちの力を出せる、そのきっかけになる?
「自信を取り戻すためには、勝利が一番必要だった。自信を失っていたというわけではないが、半信半疑になっている部分もあったと思うので。その中で、こうしてなんとか1勝できたことをいいきっかけにしたい。でも大事なのは、継続すること。続けることができれば、最後にいい結果が待っていると思います。それを信じてやりたいです。まあ、これでゆっくり寝れますわ(笑)」

●ファン ソッコ選手(広島)
「本当に今、とても気分がいいです。自分たちのチームの形で抜け出して、自分が持った時にはゴールが近かったので、いいタッチをすれば、いいゴールになると思っていた。そのチャンスをつくってくれたチームメイトに感謝します。
みなさんもご存知の通り、今日はとても暑い日の中での試合でした。だから早めの先制点が鍵になると思っていました。1点先制することで、自分たちのリズム、自分たちの本来のサッカー、走って戦うパスサッカーを見せられました。
自分の持ち味である、スペースへの持ち出し。前にスペースがあれば、スピードに乗れるのが自分の持ち味なので、正確にパスを出してくれたチームメイトに感謝しています。自信を持って蹴った結果だと思います。
サッカー選手であれば、あの位置に入ってくると、欲は出てくるもの。他の選手も視野に入っていましたが、それよりも、まずシュートで終わろう、やりきって終わろうということを考えていました。だから迷わずシュートを選択しました。
監督・コーチが自分を信頼してくれて、期待を寄せてくれて、あのポジションで使ってくれています。自分はその期待を裏切ることなくプレーしなければいけません。チームの勝利に向かって献身的な動きで、チームを助けたいと思っています。
ここ何試合か勝てていなかったのは確かです。そこから学ぶこともありつつ、前に進んでいます。これからはチームのいいことを全て出して、勝っていきたいです。
今日は自分の奥さんが日本に来て初めての試合観戦でした。ゴールへの意識?そうですね(笑)。自然に力が入りました(笑)。
自分自身は90分フルで出れている試合もあるので、自信も深まります。試合を通して、自分が克服しなければいけない課題と、生かしていかなければいけないところと、同時に考えながらやっている。それを続けていれば、代表に呼ばれてもいいコンディションでピッチに立てると思っています。
中島選手には、前もってお祝いの言葉はみんなが伝えていましたが、今日の試合で得点できれば必ず揺りかごのパフォーマンスをしようと、みんなで決めて話をしていました。そのゴールを自分が決められて本当に嬉しいです」

●川又堅碁選手(新潟)
「試合をやった感じがしない。相手はポジショニングに注意していて、(元新潟の)千葉さんともやりあった感じはしなかった。引いて守られて、いつもやっている自分達のサッカーができなかった。ボールを回しているうちに焦れて、無理に入れた縦パスをカットされてカウンターを食らった。
間にスペースがあったので、そこでもらって前を向く形を作りたかったんだけど。後半、(裏に)抜け出しシュートに持っていく場面があったが、そういうシーンをもっと作れればよかったし、チャンスがあったので決めたかった。上位にいくチャンスを逃してしまったんだけど、それが今の実力だということ」

●岡本英也選手(新潟)
「立ち上がりから積極的にシュートを狙っていこうと思ったし、そこはできたと思う。ただ、前半は3本のシュートを打ったけれど、その後は何もできなった。前半のチャンスで決めないと。
あれだけ(DFに)引かれたのは初めて。その中でも、成岡さんとのワンツーなど、チャンスもあった。あとは最後の部分。シュートの質を高めなければならない」

●成岡翔選手(新潟)
「今日のように引いた相手に対して、スペースがないときにどう攻めるか。その課題がはっきり分かった。(引いた相手を)どう崩すか、そこを試合中に1人1人が考えないと。何もしないで終わった90分だった。
うちはスペースがあると速い攻撃ができる。でも、ないときはもっと動きを入れて、スペースを作らなければならない。(自分が)ボランチに入ってからはボールを前に出そうとしたんだけど、結局はゴチャゴチャになってしまった」

●坪内秀介選手(新潟)
「(第16節以来の出場に)精いっぱいやろうと思って入ったんだけど、全然ダメだった。試合の状況を変えられず、残念。クロスは低い位置のときはGKとDFの間、高い位置ではニアを越えてバーに行くくらいで狙ったが、うまくいかなかった。
このゲームのために苦しい時間を過ごしてきてチャンスをもらったのに、何もできなかったのが悔しい」

●田中亜土夢選手(新潟)
「引いてきた相手に対し、ボールを動かしながらチャンスを作らなければならなかった。タイミングをずらしてスイッチを入れられればよかったんだけど……。これからも、新潟らしいサッカーを続けていくしかない」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/07/25(木) 12:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)ホイッスル #5「24‐25 競技規則改正 8月からこう変わる!」