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【J2日記】千葉:フクアリでの光景(13.09.18)

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(C)赤沼 圭子

9月15日のJ2リーグ第33節・千葉−京都戦でのフクアリのインフォメーションボードには京都のマスコットの『パーサくん』がカラーで描かれ、『京都サンガFC』の文字は京都のチームカラーのパープルのような色だった。

(C)赤沼 圭子

8月21日のJ2リーグ第30節・千葉−群馬戦でのフクアリのインフォメーションボード。

(C)赤沼 圭子

左側には千葉のマスコットの『ジェフィ』&『ユニティ』、そして『みなちゃん』。

(C)赤沼 圭子

右側には群馬のマスコットの『湯友』くん、『ゆもみちゃん』。横には『千葉へようこそ!!』のメッセージも書き込まれていた。

(C)赤沼 圭子

9月8日の天皇杯2回戦・千葉−讃岐戦の際のフクアリの管理事務室の全ての窓には、朝顔のプランターが日除けのように置かれていた。

管理事務室の窓の日除けになっている朝顔は、ピンクや紫など色や模様がさまざまな綺麗な花をつけていた。

台風18号で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。9月15日に千葉はフクアリで京都と対戦しましたが、京都府内は特に被害が大きかったようです。京都のホームスタジアムの西京極にはJリーグの公式戦や天皇杯、そして総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントなどの取材で何度か行ったことがあり、もちろん京都府内には観光に行ったこともあります。一日も早い、さまざまな面での回復、そして復興をお祈り申し上げます。

J2リーグ第33節・千葉−京都戦で、試合前写真の撮影を終えて記者控室に戻る時にフクアリのコンコースのインフォメーションボードの前を通ると、ボードには京都のマスコットの『パーサくん』の絵が描いてありました。8月21日のJ2リーグ第30節・千葉−群馬戦のインフォメーションボードでは群馬のマスコットの『湯友』くん、そして『ゆもみちゃん』、さらに千葉のマスコットの『ジェフィ』&『ユニティ』や『みなちゃん』の絵が見られました。千葉のボランティアスタッフかサポーターの方が描いているようです。

ただ、お知らせの内容が文字で書いてあるだけでなく、こんなふうにマスコットの絵が描いてあるのを見ると、筆者は仕事で時間に追われる慌ただしい状況でもちょっと気持ちが和みます。試合前のサポーターには「どんな試合になるだろう」という期待に満ちたワクワク感があったり、チームの状況によっては少しピリピリとした緊張感があったりするでしょう。そんな時に見るマスコットの絵は、楽しい気持ちをさらに盛り上げてくれたり、しんどい気持ちを少しほぐしてくれたりするのかもしれません。

筆者は試合の記事やインタビュー取材での記事の参考にしようと思い、千葉サポーターの皆さんが千葉の試合、選手や監督などチームについて、そしてクラブについてどんなことを考えているのか、どんなことが知りたいのかを教えていただこうとブログなどを拝見させていただいていますが、時々、フクアリのボランティアスタッフ(と思われる)がコンコースのコンクリートの床に水で描いた千葉や各クラブのマスコットの絵が掲載されていることがあります。残念ながら筆者はまだ実物を見たことがないのですが、それもまたサポーターを和ませ、楽しませてくれるものだと思います。

9月8日の天皇杯2回戦・千葉−讃岐の取材の際には、フクアリの管理事務室の窓にかかるように日除けのためと思われる朝顔のプランターが置かれているのを撮影しました。2011年3月11日の東日本大震災以降は節電に対する意識が高まり、もともと選手のプレーに支障が出る部分の照明はつけていないフクアリですが、節電のために以前よりも照明を少し落としたと聞いています。フクアリでは自家発電も使用されているそうで、試合後に各コメントを送信するための作業をしていると、電源の切り替えの時には一部の電気が一度消えて、またつきます。その時には記者控室の無線LANの電波が切れてしまうので(すぐにまた戻りますが)、そこは作業中に気をつけないといけないところです(苦笑)。

取材者の立場ですが、筆者はフクアリでは両チームの選手の素晴らしい戦いぶり、それを後押ししようとするサポーターの応援、そして千葉の勝利で歓喜に満ちた光景を見ることを楽しみにしています。しかし、前述の京都戦は千葉が1対2の逆転負けで、後半の千葉はいいところがほとんどなかったため、千葉サポーターからはブーイングが起きました。

試合後、京都の選手のドリブルでの仕掛けについて質問すると、佐藤勇人選手は質問の答えのあとにこちらが口にしていなかったブーイングについて、自ら次のように語りました。
「(敗戦はJ1自動昇格に向けては)すごく痛いですけど、(今後の戦いに向けてしっかりと)やらなくちゃいけないしね。試合後のサポーターの方たちのブーイングとかは真摯に受け止める必要があるし、置かれている立場というかこの結果はやっぱりブーイングあって(当然)のものだと思うので、しっかり受け止めてやっていきたいですね」

次にフクアリで開催されるJ2リーグ第35節・千葉−神戸戦では、試合後にはブーイングが起こることなく、千葉の勝利で歓喜に満ちた試合後の光景、千葉の選手やサポーターの笑顔が見られることを願っています。

以上

2013.09.17 Reported by 赤沼圭子
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