●安間貴義監督（富山）：

「この山形の地まで応援に駆けつけてくださったサポーターの方には、本当に感謝しています。なぜかと言えば、今シーズン2試合、圧倒的力の差を見せつけられて、僕たちは山形さんに敗れています。2週間前にそういう試合をしてて、本当に今回意地だけでなんとか勝とうとこの地に入ってきました。本当に後押しになったんじゃないかと思います。ただ、試合は負けているので、その声援に応えられるように、今後もっともっと努力をしていきたいとは思います」

Q:選手たちは120分戦って、内容、結果含めて、これをリーグ戦にどうつなげていかなくちゃいけないか、具体的に教えてください。

「やり方に関しては、いま現在、後ろのほうで負傷者が続出していることもあり、3枚並べようと思ったら並べられるんですが、前回、そのメンバーで山形さんに力を見せつけられて敗れている。2週間でそこが成長してるかといったらそうではないと思うので、同じやり方をしてただなんとなく負けるのは嫌だったので、ちょっとやり方を変えてやりました。
林君のゴールじゃないですけど、あのエリアでまともに競ってもああやってゴールを奪われてしまうので、ラインを上げるために、前3つの槍をどんどんどんどんぶつけに行って、ラインを高く保つことを今回トライして、もちろん後ろを空けるのは怖いですが、あそこに入ってしまうと点を取るところでは取ってしまうので、そういう指示をしました。それに対してはすごく、ラインコントロールもできてるし、アプローチも行けてたので、それが今回、これだけゲームが変わったんじゃないかと思います。攻めに関しても、本当にボールを動かすところは動かしてますし、それぞれのよさも出るようになってきて、いい部分はたくさん出たんじゃないかと思います。ただ、相変わらずの、たとえば延長で3-1にできる場面もありましたし、PKで2点リードしている部分もありますし、結局負けているこの勝負弱さのところはあるんですが、勝てそうなところまで来ているので、これを今度の残り10試合、勝点取るか取らないかの勝負をしていきたいなと思います。もちろん、つなげてはいきたいですけど、天皇杯なので、これはもう勝つか負けるかで、次に勝ち上がるための試合だから、いいも悪いもない。勝つか負けるかだけだと求めたので、この試合に関してはダメだっていうふうに伝えてます」

以上