本文へ移動

今日の試合速報

ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

J’s GOALニュース

一覧へ

【柏:監督についての会見】ネルシーニョ監督 コメント(13.09.05)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本日、日立柏サッカー場にて「柏レイソル 監督についての会見」が行われました。会見でのネルシーニョ監督のコメントは、以下のとおりです。
吉田達磨ダイレクター コメントはこちら

----------

●ネルシーニョ監督(柏)
「ここにお集まりいただいた方々に、この一連の問題について私から発したことで、本当に申し訳ないと思っています。あの時は私も感情的になり、熱くなって間違った態度を取ってしまいました。そう思っています。
その後の数日間、たくさんの友人、仲間といろいろな話をさせていただき、自分も話をしながら整理をしていきました。反省をして、このクラブでまた仕事をしに戻るという考えに至りました。一度決めたことを撤回することは簡単なことではないですが、失敗していること、過ちをしていることに気付き、そのまま過ちを通すほうが愚かだと思いました。このレイソルでたくさんの仲間と築き上げてきた絆を、私も失いたくないと心から思いました。ですから、クラブの理解の下、戻ることができ、今まで以上の力と精力を注いで、クラブが一番求めるもの、それは“VITORIA”(勝利)しかありませんから、そのために今シーズンが終わるまで尽力してまいります」

Q:鹿島戦後に辞意を表明し、やはりもう一度やりたいと思ったのはいつでしょうか。
「まず私からも土曜日(8月31日)の説明をしたいんですが、なぜあのような態度になったのかということについてです。
あの時、J1リーグ戦でのレイソルの位置は、勝つことができれば勝点を39に伸ばせて、上位3クラブに迫るところにいました。自分たちより下のクラブに追い抜かれることはない(※編集部注:実際には下位クラブに抜かれる可能性はあった)。確実に順位を上げて、目標の順位に近づける大きなゲームで、あのゲームの内容から勝てると確信を持ち始めました。ゲーム内容はあの時に話しましたから省きますが、あの敗戦がレイソルにとって非常に大きなものだと自分が痛感し、非常にフラストレーションが溜まり、熱くなり、感情的に行動してしまいました。
次の日、フロントの方々をはじめ、友人、仲間、家族、いろいろ話す時間があり、クラブの方々と話す中で自分の意志を伝え、クラブの方々の反応が、そうなった場合の今後のビジョン、起こり得る周りの反響をしっかりと明確に説明してくれて、そういう話をしていくことで私も明確にイメージできました。またレイソルで勝つための仕事を継続できると、そういうふうに思い至りました」

Q:今回のことが選手にどのように影響を与えたと考えているかと、選手のメンタルコントロールの面でどのような言葉を掛けていこうと考えていますか。
「選手に対する影響ですが、具体的にどれほど感じたか、今日までコンタクトがなかったので簡単にはここでは話すことができません。今日、顔を合わせて話したところ、私が感じたのはポジティブな対面だったと思っています。
メンタルコントロールについては、我々は4年の仲ですので、いつもオープンに目を見ながら向き合ってきましたから、今日再会した時もそういう態度でいました。とにかく今日、選手をはじめ、スタッフに伝えたのは、私が本当に戻ることへの覚悟を伝えました。同時に戻るきっかけになった大きな存在となったのは君たち選手だということは素直に、できる限りそれぞれの目を見ながら伝えることができたと思っています。もちろんここに至るまで、フロント、サポーター、このクラブに関わる全ての人の存在が大きかったと思っています」

Q:吉田ダイレクターと来季の構想を話していたと聞いていますが、今回辞任を表明して、戻ってきたということで、来季についてはどう考えていますか。
「私は現在ここに来て、皆さんに答えるためにいますが、将来のことではなく、今現在の私の態度というところで話をしたいと思っています。まずは言った通り最後まで契約を全うするつもりでいますし、今まで真剣に話してきた吉田ダイレクターの話は、私が契約内で仕事をしている限り、必要に応じて話していくと思います。この先はいろいろな人の考えで決定していくものだと思っています」

Q:鹿島戦の後、監督を辞めるという判断は以前から考えていたと話されていましたが、どういうところが問題だったのか、どういうところが不満だったのか、今回戻ることでそれがどのように解消していくと考えていますか。
「その質問が変な意味ではないと理解していますし、あの時に伝えたかったことは、レイソルがここで勝てばというところで後退してしまうことが続いていて、そこは私個人で仕事を改善していき、チームを勝てるようにするべきだと思っています。それは私の仕事だと思っていますし、J1リーグ戦の残り10試合、波のないように勝つ。そして目標に到達するためにやっていきたいと思います」

Q:18日にはAFCチャンピオンズリーグのアウェイ戦が控えていますが、現在の立場でどのような気持ちで試合に臨むつもりでしょうか。
「いつも通りです。申し上げた通り向上するために努力していきますし、いつも通り最善を尽くし、最善の結果を残せるように努力するだけです。私は今までそうしてきましたし、チームもそういう姿勢は変わりません。なにしろACL、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯、J1リーグ戦もまだ我々は可能性がありますから、目標達成のためにこのポストに戻ると決めました。その姿勢が変わっては戻った意味がありませんから、姿勢を貫いていきます」

Q:昨日の天皇杯の試合でサポーターがメッセージの書かれた横断幕を掲げたのはご存じでしょうか。
「私もサポーターの方々が、私に注いでくれるのと同じぐらいの大きさの愛情を持っています。レイソルは常にサポーターとともに成長してきたクラブです。希望もそうですし、求めるものも同じだと思っています。感謝していますし、同じぐらいの愛情で思っています。
天皇杯の試合はテレビで見ました。そこで横断幕を目にしましたが、何と書かれているかまでは分かりませんでした(苦笑)」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/09/05(木) 14:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)審判の舞台裏 #6 「元Jリーガー 御厨貴文が審判への道を選んだワケとは?」