●前田浩二監督(鳥取):
「非常に数多くの方が来ていただいた中で、1―7というスコアは、とても残念です。観客数がクラブ史上初の1万人に到達した中で、選手は頑張ってくれましたけど、残念な結果に終わりました。事実をしっかり見据えて、前に進んでいきたいと思います」
Q:尾崎が出場停止で、前節まで左サイドの森を右サイドで起用し、左サイドに安藤を起用した。右に三浦を起用すれば、変わるのは1つのポジションだけだったが、どのような意図があったのか。
「森を右サイドで起用したのは、ガンバの左サイドが強いということで、守備面、攻撃面で安定した力を発揮してくれるのが森、ということ。左サイドについては安藤が、前節は休みましたけど、それまでは良いパフォーマンスを発揮していた。右サイドを抑えられるぶん、左サイドにパワーをもっていけると考えて、安藤を起用しました」
Q:大量失点の要因は何だと思うか。
「得点・失点後の5分間(が大事)、ということは常々話していて、そこには集中力の欠如や、バランスを崩しかねないところがある。心理的な面もありますが、(最初の失点後に)早い段階で失点してしまって、選手が精神的にもアンバランスになったのが要因の一つです。後は、2点目、3点目については個の部分でやられてしまったのが大きかった。後半、我々も前に行く姿勢を見せる中で、一人ひとりの距離が遠くなった。あとは、スローインからの(ボールの)失い方が良くない傾向が続いているところが、改善できていない。悪い習慣を取り除き、良い習慣を身につけるためには、8月、9月に、そのあたりをしっかり改善しなければいけないと思っています」
Q:残留争いの中では、得失点差も重要になってくる。だんだん勝利が難しくなっていく中で、ここまで失点することは防ぐことができたのではないか。
「もちろん、引いて、全く攻撃をしないという戦い方もあります。今日に関しては、我々の姿勢、前にいくところ、奪ってカウンター、クロスを、栃木戦以上に、どれだけ回数を増やせるかを一つのテーマにしていました。そこはリスクの上でやりました。ただ、確かに1―7というスコアですが、この教訓をどう生かしていくか、というところでは、いろいろなことが見えたので、次の長崎戦から改善できればと考えています」
Q:加入直後の谷尾選手を投入したが、プレーについて。
「1本、ミドルシュートがありましたけど、前を向く姿勢、ゴールへの意識は十分に持ってくれたんじゃないかと思います」
以上
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