今季、ヨンセ大学を退学して千葉に加入し、子どもの頃から憧れを抱いていたJリーグでプレーするという夢をかなえたナム スンウ選手。スタメン出場した2月17日のちばぎんカップでは渡邊圭二選手のクロスにヘディングで合わせ、チームの3点目となるゴールを奪ったが、J2リーグ戦では何度か決定機があったものの無得点だった。「(鈴木淳)監督やチームメイトから信頼されるためにも早くJ2リーグで得点したい」と話していたナム スンウ選手は、6月13日のインタビュー取材時にこんなことを言っていた。
「フクアリで試合が終わったあとに、例えばケンペス選手とか点を取った選手が(千葉サポーターが応援で使用していた)拡声器を持ってマイクパフォーマンスをやっていますよね。あれがやりたいんです。それが今の僕の一番小さな目標です」
そのナム スンウ選手は、6月29日のJ2リーグ第21節・東京V戦で東京Vの安田晃大選手のバックパスを奪うとドリブルで仕掛け、東京Vの刀根亮輔選手をうまくかわして強烈なシュートで先制点となるJ初ゴールをゲット。試合後の取材では「ホームゲームでプロ初ゴールを決めることができてすごくうれしいです。FIFAU−17ワールドカップで初得点を決めた時と似たような気持ちです」と話した。だが、ナム スンウ選手が足をつったため67分に交代したこと、結果的に千葉が前半のうちに追いつかれて決勝ゴールが大塚翔平選手の80分の得点だったこともあって、試合後のマイクパフォーマンスをやったのは大塚翔平選だけで、ナム スンウ選手がやることはなかった。
マイクパフォーマンスについては千葉の広報から谷澤達也選手の発言がきっかけの『俺たちジェフ!』がリクエストされているが、ナム スンウ選手の趣味の一つはカラオケ。2月11日の『2013サポーターズフェスタ』での新加入選手の座談会の席で自ら「歌います」と言って韓国の歌を歌っていたが、やはりカラオケが得意とのことで歌った栗山直樹選手もナム スンウ選手もとても声が良くて歌がうまかった。マイクパフォーマンスではきっとその美声を思う存分披露してくれるに違いない。
7月3日のアウェイゲームの第22節・富山戦では残念ながら出場がなかったナム スンウ選手だが、彼が今後のフクアリでの試合で得点し、『一番小さな目標』を達成できる日が早く来るのを楽しみにしている。
以上
2013.07.05 Reported by 赤沼圭子
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