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【G大阪】宇佐美貴史選手・ロチャ選手 新加入会見コメント(13.06.18)

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(C)高村美砂

本日、ガンバ大阪クラブハウスで新加入のロチャ選手・宇佐美貴史選手の記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。

●野呂輝久社長:
「こんにちは。平素はガンバ大阪に多大なるご支援をいただきありがとうございます。
まずガンバの現状に少しご報告させていただきます。J2リーグも19節を終わりまして勝点42、12勝6分1敗でございます。なんとか首位に上がってまいりました。序盤はJ2独特の堅守に阻まれて相当苦戦しましたが、少し慣れてきたようにも思います。この6試合は落ち着いた試合展開ができるようになってきたし、とりわけ直近3試合は日本代表の二人が不在の中で若手の頑張りもありまして、失点ゼロ。19節が終わって失点が15とJ2では最少です。ある意味ガンバらしくない試合ぶりですが、そういう試合も出来るようになったのかなと思います。それも長谷川健太監督の指導のおかげかと思います。ですが、J2リーグの試合は甘くありません。これから夏場が本番ですので、気を引き締めて戦って参りたいと思います。
その中でこの度、レアンドロ選手、家長昭博選手がチームを離れることになりました。
レアンドロ選手は7月から加入して、ガンバの得点源、攻撃陣の核として活躍をいただきました。現在もJ2の得点ランキングでも1位タイと貴重な選手ですが、契約の交渉において、クラブ間の交渉条件で相当な開きがあり、ハードなネゴシエーションを何度も行いましたが、残念ながら契約延長をすることができませんでした。
また、家長選手は将来を担う可能性の高い選手ですが、レアンドロ選手と同じくクラブ間契約条件に大きな違いがあり契約満了となりました。その補強として、その2名以上に活躍ができる選手として、宇佐美貴史選手をドイツ・ホッフェンハイムに期限付きで移籍させておりましたが、このたび復帰することになりました。また新たにブラジル国籍のロチャ選手をルーマニアのSteauaから獲得する事ができましたのでまずは報告いたします。私の方からは以上です」

●宇佐美貴史選手:
「こんにちは。宇佐美貴史です。2年ぶりにガンバに復帰することになりました。自分自身もう一度ガンバでプレーする事に喜びを感じています。ベストを尽くしてガンバのために戦いたいと思います」

●ロチャ選手:
「私にとって今日は最高に幸せな日となりました。ガンバというビッグクラブでプレーする喜びはとても大きなものです。私が移籍できる状況までもってきていただいたいろんな関係者のみなさんに感謝したいと思います。ピッチの上では常に最善を尽くして、チームに貢献してJ1に昇格できるように頑張っていきたいと思います。ただし、昇格だけじゃなくてJ1でずっと活躍できるようにチームメイトとともに頑張っていきたいと思っています。ガンバの偉大さ、また、美しい歴史がある中で、私もチームに貢献し、ガンバにとってふさわしい舞台であるJ1でずっとプレーしたいと思っています」

<質疑応答>
●長谷川健太監督:
Q:長谷川監督にお伺いします。二人の印象、期待するポイントを教えてください。
「宇佐美選手はJ1リーグでも対戦相手として戦ったことがありますし、映像としてはロンドンオリンピックの試合とかホッフェンハイムでのプレーを見てだいたいの特徴は理解している。それはみなさんがご存知の通りだと思います。ロチャ選手は実際に見てないが、レアンドロに代わるフィニッシャーとして期待しています。2週間休んでこれからだと思いますが、非常に真面目な選手だと聞いているので期待したいと思います」

●宇佐美貴史選手:
Q:改めてガンバに帰って来た印象は?
「やっぱり自分が育ったチームですし、小さな時からファンとして育ったチームでもあるのでガンバでやることはすごく大きなことですし、今日も平日の朝にも関わらず、すごくたくさんのファンが来てくれてありがたいなと思いました。もう一度ガンバでできることを幸せに感じています」

Q:午前中の練習から合流しましたが、チームメイトの様子、チームの雰囲気は?
「ほぼ2年前から知っている選手も多いし、そんなに移籍といっても、ゼロからのスタートと言う感じはしなくて自然に入れたかと思います」

Q:ドイツでの経験は改めてどういうものだったのか。
「いろんな経験をしましたし、中でもすごく印象深く残っているのはものすごく苦しい2年で、大きな挫折をしたと思っています。この悔しさを次に生かさないと全く意味がないので、そういう意味では自分を奮い立たせるには十分すぎるほど悔しい思いをしたので、本当にここからまた頑張っていい選手になりたいと思います」

Q:苦しい思いをした2年間で、必要だと感じたものは?
「長所は通用したと思いますが、僕自身、調子にむらがあるなと思ったし、そこは本当に毎試合いいプレーができなきゃいけないと思った。どこを直すというより、全ての面で選手としてレベルアップしないと大きくなれないと思うので、全てレベルアップしたいと思います」

Q:初めてJ2リーグで戦うガンバに帰って来たことについては。
「自分にとっては日本に帰るとなるとガンバしか考えていなかった。ステージはどこであれ、僕にとってガンバはガンバ。そこへの抵抗はなかったです」

Q:長谷川監督の印象は?
「対戦相手というところでしかまだ知らないので、自分がどういう印象をもつかより、自分がどういう印象を持たれるかが大事だと思う。これから1からアピールして、戦力として考えてもらえるように頑張りたいと思います(戦力としてご自身に求められている具体的な役割とは?)攻撃の選手なのでゴールを作り出すところは自分のプレースタイルでもあると思うのでそういうシーンをより多く出していけたらいいなと思います」

Q:サポーターへのメッセージを。
「あれだけ盛大に送り出してもらって2年で帰ってくるのを申し訳なく思ったのですが、2年で得たもの、より大きくなった姿をサポーターの皆さんにも見てもらいたいし、自分としても2年で得た物を出さないと意味がないと思っている。プレーで喜んでもらえたらいいなと思います」

●ロチャ選手:
Q:ロチャ選手に。改めてアピールポイントを教えてください。
「まず、自分の考えとしては、1戦1戦で100%出し切り、攻守にあたってチームに献身的にプレーする事。またFWとしてペナルティエリア内、または周辺での起点になるプレー、またチームのやり方に対して柔軟に自分のサッカーを適応させたいと思っています。ですが、まずはチームの勝利が第一という考えのもとに、ピッチでプレーしたいと思っています」

Q:日本のサッカーの印象、ガンバ大阪のサッカーの印象は?
「日本のサッカー、そしてガンバのサッカーについては好印象をもっています。確かに現時点ではガンバはJ2で戦っていますが、ガンバという偉大なチームだけに、それなりのサッカーをどのカテゴリーでプレーしても貫こうとしているのが伺えます。パスサッカー、質の高いサッカーをずっとピッチ上でやっていると思います。あとレアンドロからもいろいろと話を聞かせてもらったし、去年のJ1最終戦の磐田戦もテレビ中継でみることができました。結果は残念でしたが、ただ今は、私がこのガンバというのチームに移籍できたことを本当に幸せだと思っている。サポーターも素晴らしいと思います。また、質の高いチームでプレーする事を幸せに感じています」

Q:日本で活躍するブラジル人選手、監督はたくさんいる。彼らからアドバイスをもらったことは?
「ブラジル人選手、監督が大勢プレーしている日本については、それだけレベル、質が上がっている証拠だと思っています。来日にあたっては、あえてブラジル人ではなく、海外で一緒にプレーした日本人選手にも話を聞きました。例えば、神戸の相馬崇人選手に日本のサッカーについて話を聞いたこともあったし、ルーマニア出身で日本でプレーしたことのある選手にも話を聞きました。彼らから聞いたのは本当にいい話ばかりでした。また、現在ガンバでプレーするレアンドロ選手にもいろんな話を聞かせてもらっていますが、彼にも長年の日本でのキャリア、歴史があると思いますが、私は私らしく、これから自分の歴史を築き上げていきたいと思っています。言葉だけじゃなくて実戦の中でみなさんにそれを証明していきたいと思います」

Q:日本での生活で楽しみにしていることは?
「日本に来て間もないのですが、頭の中ではまだ練習して、試合に出てチームをJ1に復帰させる事しか考えていない。できれば優勝してJ1に昇格し、更にそこでも活躍したいと思っている。ですがまだサッカー以外の事は考える余裕はありません。とりあえず試合に専念したいと思います」

Q:サポーターへのメッセージを。
「今朝初めて、トレーニングにきた時に、少し私の中ではあり得ない風景をみて逆に嬉しく感じました。なぜなら、ヨーロッパではサポーターがクラブまで足を運んでこんなに身近に選手と接する事がなかったからです。そうして日本のサポーターがこれだけ温かく見守ってくれることに対して、僕らは結果で応えていかなければいけないと思っている。サポーターを大事にしながらピッチの上で、今年の最後には、優勝してJ1に昇格することが一番の恩返しになるのではないかと思っています」

●宇佐美貴史選手:
Q:宇佐美選手に。海外でプレーするという選択肢もあったと思われる中で、なぜガンバを選ばれたのでしょうか。またFIFAコンフェデレーションズカップで同世代がプレーしていますが、日本代表復帰への思いについて聞かせてください。
「ヨーロッパでやるという選択肢もありましたが、そこは自分の気持ちというか…ヨーロッパでもう1年やるのかガンバに戻ってもう一度、力を蓄え直すのかというところで、すごく悩みました。それで、どっちが選手として、より大きくなれるのかを考えた時に、人それぞれ考え方はあると思いますが、僕はガンバでやった方がいいという思いになったし、ヨーロッパから帰って来てガンバでしっかり結果を出して、活躍を続ければもちろん代表は見えてくると思っている。どこでプレーしていようが結果を出している選手がいいチームにいけたり、いいサッカー選手になれると思っているので、とにかく今はそこが大事かなと思っています」

Q:2年前までガンバでプレーしていた時は常に周りは先輩選手ばかりだった。今のガンバは若手も出て来て、また以前とは違う環境だと思うが、今のガンバにはどういう思いをもっているか。
「ジュニアユース、ユースと後輩がいるガンバというのは初めてというか、常に上の人たちばっかりのなかでプレーして来たので、だからガンバのクラブハウスに下の世代の選手に敬語を使って話されると、すごく新鮮な感じでしたが(笑)、でも、特に帰って来て違和感とか変化は感じません」

Q:ゴールについての目標、背番号39への思いは?
「具体的なゴール数は定めず、できるだけ多くのゴールを取ってチームに貢献したいし、ゴールを取るためには試合に出ないといけないし、そのためには練習をしっかりしないといけない。そのあたりをしっかり自覚しながらやっていきたいと思っています。
背番号については3がラッキーナンバーなので、33を狙っていたのですが、空きがなくて(笑)。33以降で3に近いとなると、自分としては39が近いかな、33に似ているかなと思ったので決めました」

Q:ドイツに行く前と行った後の心境の変化はありますか?
「すごく悔しかったので。そうしてすごく悔しさを感じた部分は…どんどん練習したくなっているというか、その悔しさを感じたら、次にいかさないと何のために行ったか分からなくなりますから。こっちに帰って来たのはドイツで得たものを自分のプラスにしていかないといけないと思っています。日本にいた時から練習が一番大事だと思っていたけど、向こうに行って、更に練習でやっていない選手は試合でもできないと思いますので、そこの気持ちは更に強くなったと思います」

Q:2年ぶりのガンバ復帰。ガンバ大阪に帰って来たなという実感が沸いたことは?関西に帰って来たことを実感したできごとは?
「練習着を着たときとか、ガンバのエンブレムがついたユニフォーム、練習着を着るとガンバに帰って来たんだなと思います。関西は…本当に近くに家族や友だちがいることもそうだし、身近な人たちとすぐに会おうと思えば会える距離になったことで関西に帰って来たことを実感します」

以上
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