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【J2日記】松本:ピッチに戻ってきた“戦友”へ。(13.06.07)

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5月30日、岡山は妹尾隆佑選手の現役復帰を発表しました。岡山のサポーターや関係者の頭には多くの感嘆符が浮かんだのではないでしょうか。膝の負傷もあり2011シーズン限りで現役を引退。その後は岡山でアカデミーコーチとして“第二のサッカー人生”をスタートさせていた妹尾選手ですが、膝の痛みも回復したことで「もう一度現役選手として挑戦したい」という思いが芽生えても不思議ではありません。ピッチを去ってから1年半が経ちましたが、心の奥にあるサッカーへの情熱はまだ消えていなかったということでしょう。もちろんアスリートにとって、1年半のブランクを埋めるのは簡単ではないでしょう。しかし、岡山のサポーターはもちろん不安もあるでしょうが、その活躍を信じて疑わないのではないでしょうか。

松本にも妹尾選手と共に闘った仲間がいます。喜山康平選手と玉林睦実選手です。「自分としても好きな選手だったので2011シーズン限りで現役を引退すると聞いて悲しかったが、今回の復帰はすごく嬉しい」(喜山選手)、「一緒にやってきたし、本当に嬉しくて勇気を貰った」(玉林選手)と話すように、この電撃復帰を喜んでいました。
とはいえ、そこはプロ選手である以上、ピッチでの90分間はその思いには鍵をかけます。「ピッチに入ったら試合を楽しみつつ、勝ちたい」と喜山選手が今節への決意を語れば、玉林選手も「かなり意識はすると思うがそこはサッカーなので、リュウには負けたくない」と闘志を燃やします。

現役復帰直後の前節・岐阜戦で早速試合に出場。短い時間ながら、1年半の時を埋める第一歩を刻んだ妹尾選手。長い時間の出場はさすがに難しそうですが、岡山はシャドーの位置に負傷者が続出しておりベンチ入りの可能性は高いと思われるだけに、今から楽しみな今節。アルウィンのピッチ上で、戦友同士はどのような語らいをするのでしょうか?

以上

2013.06.07 Reported by 多岐太宿
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