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【J2:第17節 富山 vs 徳島】プレビュー:富山復調のかぎは“アグレッシブさ”にあり。地元出身ホープの対決にも注目(13.06.01)

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富山が8試合ぶりの勝利を目指す。前節の松本戦で3連敗となり18位まで後退した。リーグ戦は折り返し地点まで残り5試合ある。6月初戦で反撃の狼煙を上げたい。

前節・松本戦は0−3の完敗。敵地まで駆け付けた大勢のサポーターに、「TOP OF北アルプス」の勝利を届けられなかった。堅守速攻が長所の松本に対し、前半31分に先制点を与えたのが痛かった。その失点のきっかけが自陣での軽率なミスだったことが、敗戦の印象をさらにネガティブなものにしている。ただ、試合の流れを引き戻すチャンスは何度かあった。守りを固める相手を攻めあぐね、我慢し切れずに追加点を許した内容の悪さのほうが気掛かりだ。今節に向けて立て直しが求められている。
今週はオフ明けから3日間連続して紅白戦を実施。異例のことだ。スタメンを巡る選手間競争を促進し、組織を活性化させる狙いがあった。また、今回は攻撃の中心であるMFソ ヨンドクが出場停止。フォーメーションも従来の[3-6-1]に加えて、[3-4-2-1][4-3-3][4-4-2]などを試してベストの顔ぶれと組み合わせを探った。安間貴義監督は「うちの戦術は積極的にプレーすることが前提になっている。今節はしっかり声を出し、積極的にやれる選手を起用したい」と語った。カターレらしい“汗をかきアグレッシブな”戦いができれば勝機は十分にある。看板である組織力と選手個々の発奮によって閉塞感を打破したい。

徳島は調子を上げており、富山にとって復調に向けての難関。過去の対戦成績は徳島が6連勝中で7勝1分1敗と大きく上回っている。戦力はリーグトップクラスだ。チームの顔ともいえるFW津田知宏、今季新加入のMF柴崎晃誠、経験豊富なDF斉藤大介とDF千代反田充をはじめ、前から後ろまでタレントがそろっている。前節は途中出場したFWキム ジョンミンの2得点で東京Vを下した。第10節から白星と黒星が交互に並んでおり、第4−6節以来の連勝をかけて乗り込んでくる。
3試合前からフォーメーションを[3-4-2-1]から[4-4-2]に変更し、守りの安定感が増した。試合巧者が多いだけに、リードすればリスクを負わず堅実にゲームを進めることもできる。富山は前節のように簡単に先制点を与えてしまうと苦しい戦いを強いられるだろう。富山のFW木本敬介は「最近の試合ではチャンスで相手は決めて、こっちは決められないという悪い流れになっている。いつも相手より先に決定機をつくれているのだから、その時間帯に得点を挙げられるようにしたい」と話した。

徳島でチームトップタイの4得点を挙げているFW大崎淳矢は富山県出身。広島ユースを経てプロになった彼の故郷凱旋を楽しみにしているファンも多いことだろう。富山のMF森泰次郎とは富山北FCで小、中と一緒にプレーした同級生。小学6年の2003年には、全日本少年サッカー大会で県勢過去最高の準優勝にチームを導いた。県サッカー史に輝かしい一頁を記しているホープが地元でマッチアップする機会がついに訪れた。
森は「小さいころ一緒にプレーした仲間と対戦するのは変な感覚ですね。(大崎)淳矢は常に僕よりも先を行く存在。Jの舞台で対戦できるのはうれしい。以前はボールを持ったらドリブルするという感じのプレーヤーだったけれど、今はパスも出せるし、守備も献身的にやっている。スカウティングを頭に入れてしっかり抑えたい」と話し、対戦を心待ちにしている。

以上

2013.05.31 Reported by 赤壁逸朗
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