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【J1:第12節 鹿島 vs 名古屋】試合後のジーコ氏コメント(13.05.18)

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試合前「イエローハットレジェンダリー(伝説的)ハットトリック賞」として黄色い記念ハット(イエローハット)と賞金100万円が贈呈されました。

●ジーコ氏:
「コンニチハ」

Q:Jリーグ20周年の記念試合に、20年前と同じ名古屋に勝つことができました。20年前を思い出すことがあれば教えて下さい。

「当然ながらいろいろなことを思い出しました。20年前はまだスタジアムの規模が違いましたけど、ただサポーターの声援や応援は当時と変わらない温かさがあり、昔を思い出しました。また、今日は試合前に選手たちに声をかける機会がありましたので、選手たちにも20年前の第一歩から始まって、今のアントラーズというクラブが存在している。今日もつねにアントラーズらしい、団結・結束というものを示してやってくれれば、と言葉をかけました。今日、自分が来て、またアントラーズが勝利を手にすることができ、幸運をもたらす存在だったことがよかったと思います」

Q:試合前に第一号ハットトリック賞の授与がありました。その感想をお願いします。

「自分個人が賞をいただきましたけど、他の記者会見でも話したとおり、あそこで3点が取れたことはJリーグにとっても重要でした。またクラブにとっても重要だったし、私がハットトリックしたことで世界的に反響があったと思います。露出という部分でも注目度が高まりました。昨日も会見で言いましたけど、1部のリーグで40歳の選手がハットトリックをしたというのは、たぶん記録上ないと思いますし、そういった記録をつくれたことも喜ばしいことでした。私個人というよりもクラブ、Jリーグにおいて、重みのある3点だったと思います」


Q:20年間、アントラーズを見てきて、ここが変わったな、あるいは変わってない部分があれば教えて下さい。

「常にこのクラブは進化し続けています。選手にも良い設備を与えていますし、彼らのまわりにいるプロフェッショナルも良い条件を与えています。進化を続けるということがクラブにとってプラスになりますし、今日も若い選手で有望な選手、うまい選手がいました。そういった進化を続けるという部分が、このクラブの一番すごい部分ではないかと思います。
昔はブラジル人選手がチームの重要な役割を果たしていましたが、今日はそのブラジル人選手がいないなかで日本人選手、特に小笠原選手がリーダーシップをもって、ピッチのなかで示していましたし、また中田選手も彼なりの経験で示していたところが素晴らしいところです」

Q:今日もジーココールをたくさんしていたサポーターへメッセージをお願いします。

「サポーターのみなさんには感謝を述べたいと思います。私が来るたびに愛情を示していただいてありがとうございます。今、アントラーズというチームは若くなりつつあります。そして、若い選手というのは支えや声援が必要なものです。できれば常に選手たちを支え、チームスタッフも支え、彼らが自信を持って良い環境でプレーできる雰囲気をつくり続けてもらえたらと思います。アントラーズというクラブはどの大会においても勝つために、優勝するために挑みます。つねにその強い気持ちで目標を達成できればと思います」
Q:Jリーグが20年やってきて変わったこと、敢えて注文をつけることがあればお願いします。

「まず20年の中で成長している部分は多いと思います。日本のマーケットはいま、世界のなかで注目を集めています。下部組織の充実が求められるのではないでしょうか。現在、日本代表には欧州でプレーする選手が数多くいます。そのときに、日本国内でその代わりとなる選手がいないといけません。そうした意味で下部組織の充実が非常に重要だと思います」

Q:日本代表はブラジル代表に近づいていますか?

「近づいてきている、成長してきているところは当然ながらあります。ただ、日本代表が中南米のチームと対戦する時は、新たな戦い方を考えないといけないと思います。特に対戦成績で見ると、欧州のチームには勝率が高まっていますが、中南米の代表と当たったとき、特にブラジル、アルゼンチンに関してはなかなか勝てない状況です。もう少しシビアな分析や、戦い方を考え、学ばないといけないと思います」

以上
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