元格闘家の須藤元気氏が率いるダンスパフォーマンス集団「WORLD ORDER」も顔負けの、ゴールパフォーマンスを披露している栃木のブラジル人カルテット(※三都主アレサンドロは日本国籍取得)。
第14節・長崎戦で前半8分にクリスティアーノにゴールが生まれると、控えのサビアと三都主も加わり「F1ダンス」を進化させた、新たなダンスがサポーターの前でお披露目された。赤ちゃんを想起させる、親指をくわえるジェスチャーを考案したのは、最年長の三都主だそうだ。
そのコンセプトをクリスティアーノはこう語った。
「母の日ということを踏まえて、何かをしようと皆で話していたんです。(親指をしゃぶるポーズは)お母さんが産んでくれた子どもという意味。そこに好評だったF1ポーズも混ぜて、お母さんを車に乗せて(ドライブに)出掛けることをイメージしました」
綿密な打ち合わせの甲斐もあり、見事にパフォーマンスは決まった。しかも、写真左からしっかり年齢順に並んでいるではないか。ディテールまで気を配るとは、手抜かりがない。
そんな話をしている傍らで寂しそうな表情をしていたのが、練習見学に訪れていたクリスティアーノの義理のお父さん。家族が来日したことでリラックスできていることがゴールに繋がったのでは? とクリスティアーノに話を振ってみると、「そうですね。ゴールができたので(義理のお父さんが)幸運を運んで来てくれたと思っています」。その言葉を耳にした義理のお父さんは表情を一変させ、柔和な笑みを浮かべた。義理の息子は続ける。
「でも長崎戦では勝てなかったので、『次の熊本戦は勝ってくれよな』と言われています(笑)。義理の父のためにゴールパフォーマンスも考えたいですね」
お母さんにやや嫉妬の炎を燃やしていた(?)義理のお父さんに捧げるゴールとパフォーマンスを、熊本に乗り込む今節のアウェイゲームでは期待したい。
以上
2013.05.16 Reported by 大塚秀毅
J’s GOALニュース
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「母の日」のパフォーマンスを披露した三都主アレサンドロ、サビア、クリスティアーノ、パウリーニョのブラジル人カルテット(※三都主は日本国籍取得)
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