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【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】プレビュー:鹿島にとって特別な背番号13を背負う中村充孝が先発!?前野貴徳との連携で堅固な鳥栖守備陣を打ち崩す!(13.04.03)

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昨年、J2を沸かせたテクニックと得点力を兼ね備えた期待の13番が、いよいよ主力選手と共に先発することになりそうだ。公式戦2連敗中というチーム事情、そして5連戦の最中であることを考慮して、トニーニョ セレーゾ監督は先発を入れ替える決断を下したようだ。前日練習の先発組に中村充孝を選んでいた。さらに、その背後に控えるのは前野貴徳。負けはしたもののヤマザキナビスコカップ第2節F東京戦でも、リーグ戦第4節大宮戦でも、二人は息の合ったプレーで左サイドを崩している。二人とも移籍後の先発出場は二試合目となるが、主力として出場するのは初めてのこと。静かに闘志を燃やしていた。

宮崎合宿で同部屋だったことや、前野が京都で過ごした経験を持つことから、二人は普段から関西弁でやりとりしている。オフの時間までサッカーについて語り合うことはないようだが、練習の合間になると、細かく意志を確認し合う姿が見られる。
「お互いにやりたいことを理解してやっていると思います」
中村が、連携に自信を見せるのには、そうした背景があるのだろう。

また、昨季J2京都で15得点(リーグ戦14点、天皇杯1点)を記録した中村は、得点についても並々ならぬ意欲を示す。途中出場した大宮戦についても「あの時間帯で入ってもシュートを打ててなかったので、なにをするために出たんだと言われたら、やっぱり点を取るためだと思う。そこをもっと意識して貪欲にやっていきたいと思います」と話した。

ここまで公式戦5試合を終えた鹿島だが、記録した7つのゴールはいずれもFWの大迫勇也とダヴィが得点者である。近年は、FWに得点が生まれないことが悩みになっていたが、今年はその逆だ。それだけに、FW以外の選手が得点することで攻撃の幅は大きく広がる。中村はそのことを強く意識しているようだった。

ただ、鳥栖との相性は非常に悪い。昨季からの3試合は2分1敗と未勝利が続いている。先のリーグ戦でハットトリックを決めた豊田陽平ら主力選手が出場するかは微妙なところだが、チームとしてのやり方は変わらないのが鳥栖というチームの特長だ。
「戦えるチームだと思う。そこは自分たちも戦い負けたらその時点で終わりだと思うので、しっかりやりたい」
中村は、球際に激しく挑んでくる鳥栖のサッカーに、強い警戒心を見せていた。

ヤマザキナビスコカップ第2節のF東京戦で、アキレス腱付近に裂傷を負って戦列を離れていた大迫は、今週からランニングを開始。外の空気に触れながら汗をかいたことに「気持ちいいね」と話していたが、復帰までにはもう少しかかる様子だ。頼れるエースが不在のなかで、勝点を拾っていくためには今いるメンバーの奮起が不可欠となる。その鍵を握りそうな、背番号13、中村充孝に注目である。

以上

2013.04.02 Reported by 田中滋
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