●ペトロヴィッチ監督（浦和）：

「両チームともＡＣＬで負けた後の開幕戦ということもあり、どう転ぶかわからない戦いとなった。浦和も、そして広島も、素晴らしいチーム。その両チームの素晴らしい試合を見ることができたと思います。
60分過ぎまでは浦和がペースを握って試合を進めていたが、2-1になった後は広島が圧力をかけてきた。ただ、ゲーム全体を考えれば浦和が相手を上回り、勝利に値するチームだったと思いますね」

Q:浦和がアウェイの開幕戦で勝利するのはクラブ史上初めてです。
「その記録は、私は知らなかった。ただ重要なのは、今日の試合に勝利できたこと。幸せに思っています」

Q:今日、選手たちに指示したことは？
「広島は、私がつくったチーム。そう思わない人もいるかもしれないが、私が創ったチームなのです。まあ、今日の試合にあたって浦和の選手たちに言ったことは、公の場ではコメントしたくない。ただ、これからのシーズン、広島に幸運が訪れることを、心から祈っています」

Q:昨年は０−１で開幕戦に敗れ、そして今年は勝利した。この１年間、チームとしての成長を感じるか？
「まだ、１試合終えただけの段階だし、昨年と比較してのコメントは、早すぎる。どれくらい我々が進歩したか、シーズンが進めば見えてくるでしょう。評価するには早い。
サッカーは危険なスポーツ。昨年の王者に勝利したその後の試合は、常に危険です。まだまだ、我々は学ぶべきポイントがある。まだまだ、ハードワークしないといけない。自分たちがどれほど成長したか、それはシーズン終了後にわかるはず。やるべきことは地に足をつけて闘うことです」

以上