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[ 2013「九州だJ!」共同記者会見 ]大東和美チェアマン・各実行委員コメント(13.02.25)

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●大東和美チェアマン:
「みなさんこんにちは。ただいま、ご紹介いただきましたJリーグチェアマンの大東和美です。本日は大変お忙しい中、『九州だJ!活性化協議会2013シーズン共同記者会見』に、お越しいただきまして、誠にありがとうございます。
1993年に生まれたJリーグは、おかげさまで今年で20周年を迎えることになりました。みなさんの記憶に残る、あの国立競技場での川淵三郎初代チェアマンの開会宣言から20年の歳月が過ぎたことになります。

少し歴史を振り返りますと、日本では1921年に日本サッカー協会が設立され、今年で92年目を迎えます。その後、ご存知のように、4大会連続W杯出場、5大会連続五輪出場と、大きな成果を上げてきました。チームに関しましても。2007年の浦和レッズ、2008年のガンバ大阪と、アジアチャンピオンズリーグにおいて2度の優勝を経験しました。日本のサッカーの成長は、Jリーグと共にあったと言っていいのではないかと思っています。そして今年、Jリーグのクラブ数が40チームになり、30の都道府県に広げることができました。また、2013年4月下旬には、J1、J2通算10000試合目を迎えるという節目の年でもあります。そして、今年もいよいよシーズンが開幕します。まずは3月2日と3日にJ1が開幕し、J2のリーグ戦は3月3日に開幕いたします。そして3月20日にはナビスコヤマザキカップの開幕を控えるということで、2013年シーズンも、全国で熱い戦いが繰り広げられることになります。

ここ九州につきましても、この会見には初めて参加させていただきましたV・ファーレン長崎を新たにJリーグのメンバーに迎え、Jリーグは6クラブということになりました。大きな節目の年になるのではないかと思っています。そして、昨年の九州のJリーグは大いに盛り上がりました。ご存知のようにサガン鳥栖がJ2から昇格し、5位という好成績を残すことができ、入場者数も大幅に増加しまして、最終節は23,000人を動員することができました。鳥栖という名前を全国に知らしめたということができるのではないかなと思います。そして、昨年から始まりましたJリーグ昇格プレーオフでは、大分トリニータが、リーグ戦では6位という成績ではありましたが、見事に昇格を果たしました。まさに衝撃的といいますか、九州のチームにとっては、大いに盛り上がったシーズンだったのではないかと思っています。また現在、鹿児島県、沖縄県に準加盟クラブを目指す動きもあり、これからJクラブを目指すチームが、九州にも多く存在しています。ということで、このリーグ戦をいかにして盛り上げるかということになると思いますが、私がこうして参りましたのも、九州におけるJリーグを、より活性化させたいということで、メディアの皆さんにも九州のJリーグを大いに取り上げてもらいまして、九州のおけるPR、あるいは動きというものを、逐次、ファン・サポーターの皆さんに報道願いしたいと思ってのことです。また、今年、我々におきましては、プラスクオリティープロジェクトということで、サッカーの質の向上に努めてまいります。審判に対しては異議を言わない、遅延行為を減らす、むやみやたらと倒れないということを、選手、監督に強く申し上げています、そういう意味で、よりお客さん目線で楽しいサッカーができるということにも取り組んでおります。どうか、メディアの皆さんには、Jリーグを世間に、より広く知らしめていただきますように最後にお願い申しあげまして、私の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします」

●竹原 稔 実行委員(サガン鳥栖代表取締役社長):
「九州のJクラブが、昨シーズンJFLで優勝いたしましたV・ファーレン長崎を加え、6クラブになりましたことを、まずもって皆さんにご報告申し上げます。そして、「九州だJ!活性化協議会2013」の幹事をサガン鳥栖がさせていただくこと、今日は、V・ファーレン長崎の宮田伴之実行委員も参加させていただいていますことを報告させていただきます。
2013年シーズンは、各クラブがさらに連携し、九州のJクラブが、九州地区をより一層元気にするために、活性化協議会を中心に取り組みを実施してまいります。
まずは「九州だJ」。これにおきましては、Jリーグの理念でありますサッカーを通して、地域へのスポーツ文化の振興と、地域とホームタウン、地域住民との共生をさらに盛り上げていきながら、地域、九州を一つにしていきたいと思っています。また、今年はJ1に2クラブ、J2に4クラブということになりましたので、それぞれでの「バトルオブ九州」ということで試合をさせていただきます。その日程表に関しましては、お手元の資料をご覧いただき、メディアの皆様におかれましては、各チームの盛り上がり等を、様々な形で報道いただきますよう、お願い申し上げます。
また、「九州だJフェスタ」につきましては、全クラブで統一したイベントを企画しております。また全クラブのサポーターを巻きこみまして、様々な参加型の催し物を実施していく中で、クラブ対抗のギネス記録など、様々な形で地域の方の心に残る運営をしていきたいと思っております。また、今回はJリーグ20周年ということもありますし、「九州だJ」のイベントを飾るキャラクターの共同グッズを制作いたしまして、より一層、地域の中に溶けこもうと考えておりますので、皆様の協力をお願いします。幹事クラブからの今年の九州だJの報告をさせていただきました」

●宮田 伴之 実行委員(V・ファーレン長崎代表取締役社長):
「みなさん、こんにちは。今年からJ2に参入いたしましたV・ファーレン長崎の宮田でございます。新参者ではありますが、とにかく長崎から九州を元気にしていきたいと思っておりますので、皆様方のさらなるご支援をお願いいたします」

●池谷 友良 実行委員(ロアッソ熊本代表取締役社長):
「こんにちは。ロアッソ熊本の池谷です。九州全体が盛り上がるように、そして、熊本としては、当然J1昇格を目指して戦っていきたいと思っています。同時に、地域密着ということで、J1昇格だけではなく、地域に愛される、日本一のホームタウン活動というものも、併せてテーマにしております。そういった様々なイベントも含めまして、Jリーグで一番というものを目指していきたいと思っております。今後とも、よろしくお願いします」

●青野 浩志 実行委員(大分トリニータ代表取締役社長):
「私どもは4年ぶりにJ1に復帰することができました。これも、多くの方たちのご支援のたまものだと思っております。いろんなサッカー専門誌等の降格予想では常に名前が挙がり、ダントツで降格候補のNO.1だと言われておりますが、経営危機以降、こういう修羅場は数多く乗り越えてまいりました。サポーターの弾幕にもありますが「修羅場上等」でございます。しっかり反骨精神を持ってJ1を戦い抜くことで、昨年、多くのご支援をいただきました大分トリニータサポーターの皆さんに恩返しがしたいという気合いを持って、この1年間を戦っていきたいと思っています」

●竹原 稔 実行委員(サガン鳥栖代表取締役社長):
「昨年は順位が5位ということでした。この後、監督の会見がありますが、尹晶煥監督は順位については口にしないと思いますが、クラブといたしましては、より上の順位を目指して、最高の形で挑みたいし、その感動を皆さんにお見せしたいと思っております。また私どもも大分トリニータさんと同じように、存続ということに関しまして何度も危機にさらされておりましたが、Jリーグの理念を忘れずに、地域にどのように寄与できるかということと、ホームタウン鳥栖を中心に。本当に愛されるチームになって、今年1年がんばりますので、みなさん、よろしくお願いします」

●横手 敏夫 実行委員(ギラヴァンツ北九州代表取締役社長):
「ギラヴァンツ北九州の横手でございます。私どものホームタウンの北九州市は、今年で市政50周年を迎えます。次なる50年に向けての飛躍の年でございます。また、明るいニュースといたしまして、4年後には小倉新幹線口に新しいスタジアムが完成いたします。それまでにJ1に昇格するという、我がクラブの中期目標に対しまして、今般、招聘いたしました柱谷監督を中心に、今年は、その基盤を作ってまいります。どうか、ギラヴァンツ北九州を、今年も応援をお願いします。ちなみに今年のスローガンは「一新」でございます。新い気持ちで、さらなる高みを目指すということでございます。よろしくお願いします」

●大塚 唯史 実行委員(アビスパ福岡代表取締役社長):
「九州だJということで言いますと、もともとバトルオブ九州という言葉がございまして、試合じゃないところでは共存ということがテーマで、こういう活動をしております。九州というのは独特なところで、「九州はひとつ」という言葉がありますが、九州ならではの協議会だなと思っております。全体のことをまとめてお話しますと、非常に経営的には厳しいクラブが多く、アビスパ福岡も、その一つです。けれど、それぞれの地域にクラブチームがあるという素晴らしさを、アビスパだけではなく、Jのクラブというコンテンツを通じて、地域に何が還元できるかということを真摯に受け止めながら活動をしていきたいと思います。アビスパ福岡としては、今年はもう一度1からの出直し、今まで、何度も出直しをしているのですが、感動スタジアムということで、地域の皆様、サポーターの皆様と一緒になって、楽しいスタジアムを作り上げたいと思います。なお、チームの目標につきましては、この後、監督からお聞きいただければと思います」

●質疑応答
Q:チェアマンにお聞きします。今後、日本のサッカー全体に影響を及ぼす土壌として、九州のサッカー文化は、どのような魅力があるとお考えでしょうか?
「もともと九州は、いろんなスポーツが盛んなところではありますけれども、1996年にアビスパがJリーグに参入いたしまして、先ほどご紹介がありましたように、今年は長崎がJリーグに参入するということになりましたが、それは、地域に根差した総合スポーツクラブづくり、豊かなスポーツ文化の醸成という、我々Jリーグの理念に沿った形で、この6クラブが活動を続けてきたということです。しかも、全40クラブ中、6クラブが九州あるということですから、私どもといたしましても、大変興味を持って見ているということでございます。また、今年からはJ1に2クラブ、J2に4クラブということで、それぞれのリーグでバトルオブ九州がありますので、多くの地域の皆さんや、サポーターの皆様も楽しみにしているのではないかと思いますので、熱い熱戦が繰り広げられることを、大いに期待しております。そういった意味でも、九州地区を大いに注目しているということでございます」

Q:竹原社長にお聞きします。九州だJフェスタの内容について、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか?特に記録に挑むイベントということで、どういったアイデアがあるのかを教えてください。
「いま様々なクラブで議論されている中、各クラブから日程に合わせてプレス発表させていただきますので、皆様マスコミ各社におかれましては、その際に、ぜひ、報道をお願いします。

Q:チェアマンにお聞きしたいのですが、今年Jクラブに参入して長崎に、どのようなことを期待されているのかをお聞かせください。
「ご存知のように、V・ファーレン長崎は準加盟クラブとして3年間にわたって活動されました。スタジアムがなかなか確保できなかったということがありましたけれども、ご存知の通り、今年の春先には、新しいスタジアムのこけら落としがあるということでございます。そして、開幕戦はG大阪です。かつてなかったようなお客様が、諫早の競技場に足を運ぶと思います。ですから、1日も早く、スタジアムを満員にして大いに盛り上がってほしいなと思っています。また、V・ファーレン長崎がJ2でどのような戦いを見せるのか、長崎出身の高木監督が、どのような采配を見せるのか、この辺が地元の皆様、九州のサッカーファンから注目される点ではないかと思います。ですから、まずは3月10日のホーム開幕戦に全力投入してほしいと、宮田社長には申し上げています」

以上
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