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【ACL2013】対戦チーム&注目選手紹介:貴州人和編〜柏レイソル同組〜(13.02.25)

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・2月27日(水)貴州 vs 柏 @貴陽 20:30
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貴陽フォトレポート

上海、西安(陝西省)と過去ホームタウンを転々としていた同クラブが2012年に貴州省貴陽市に腰を下ろし、元中国代表監督で2010年東アジア選手権(現:東アジアカップ)優勝へと導いた高洪波(Gao Hongbo)氏を監督に迎え、超級リーグ(1部リーグ)4位、中国サッカー協会杯(カップ戦)準優勝という好成績でACL初出場の切符を獲得。英・プレミアリーグのマンチェスター・シティに在籍していたDF孫継海(Sun Jihai)や2010年東アジア選手権得点王の曲波(Qu Bo)、「中国のロッベン」の異名を取る于海(Yu Hai)など海外や代表での実績があるベテラン選手が多く、高監督の戦術をよく理解している人材が多いことも躍進の背景にあると言われている。

しかし、2012年末、昨シーズンの快進撃を支えていた高監督が突然の監督辞任を発表し、チームとしても多少なりとも不安材料を抱えてのACL初戦になることは間違いない。後任を託された宮磊(Gong Lei)氏は、ユース代表時代から前任の高監督と共にプレーし、昨シーズンもアシスタントコーチとして二人三脚でチームを牽引しており、今大会からその実績と手腕が試されることになる。

そんな中、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表主将を務めたMFズヴェズダン・ミシモヴィッチの新加入は明るい話題と言える。同選手は、遠くからもゴールを狙える司令塔として評価が高い。昨シーズンチーム最多得点を挙げた同じくボスニア・ヘルツェゴビナ代表経験のあるFWズラタン・ムスリモヴィッチや前述の于海などのウイング陣を活かし、基本スタイルとする4-4-2のフォーメーションにマッチすれば非常に脅威となるだろう。

グループリーグ突破を目標に掲げる同チームにおいて、初出場となった昨年のACLでベスト16に残り、天皇杯チャンピオンである柏レイソルとの初戦は、中国・広州恒大から移籍のブラジル人FWクレオの存在なども含め、重要な一戦と見ている。柏は三角形のバランスが非常によく、そこからワンツーで裏へ抜けるといった攻撃を得意としており、貴州にとってはこのバランスをいかに崩させることができるかが試合の鍵となる。

Kリーグ4位の水原三星、Aリーグレギュラーシーズンチャンピオンのセントラルコースト・マリナーズと他グループに比べ戦いやすいグループともいえるため、昨シーズンのリーグ戦、カップ戦4試合でクレオを完全に押さえ込んだディフェンス陣と、ミシモヴィッチを中心とした攻撃陣で初戦の柏戦を乗り切り、怪我で出遅れているベテランの曲波などの駒が揃えば、グループリーグ突破が見えてくる。

【注目選手】
DF 孫継海(Sun Jihai)
2002年から6シーズンの間、イングランドのマンチェスター・シティに在籍。1996年以来、中国代表として長年プレーしており、中国では誰もが知っている選手である。中国ナンバーワン右サイドバックとも言われ、他のポジションもこなすユーティリティプレーヤーである。攻撃時には前線までオーバーラップをし、クロスでチャンスメイクするなど、クロスの質も非常に高い。

MF 于海(Yu Hai)
17歳でプロデビューし2007年にはオランダのフィテッセでプレー。北京オリンピックでは怪我により出場を逃すも、2010年東アジア選手権の韓国戦でゴールを挙げ、優勝に大きく貢献している。左サイドからの切り崩しは、そのスピード、勝負強さを中国メディアも称賛しており、「中国のロッベン」の異名を取る。クラブ、代表でも左サイドハーフとしてのポジションを確立している。

以上

Reported by 蹴揚康修(OCEANS)
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