●竹内康人社長あいさつ&新加入選手紹介
「2013年の新しいスタッフおよび選手を紹介させていただきます。今シーズンは、現時点で登録選手が33名です。新たに11人の選手に加わってもらうと共に、昨年は期限付き移籍という形で他チームで実績と経験を積んだ選手がエスパルスに6名戻ってまいりました。計33名で今シーズンを戦うことになりますので、ぜひ皆様には今まで通りのご協力、ご支援をいただきたいということで、まずお願い申し上げます。
それでは、まずスタッフから紹介します。
コッサ・コーチです。
本名がマルコ・アントニオ・アルバレス・フェレイラです。ゴトビ監督とは盟友でして、韓国代表チームで一緒に戦ってきた仲間だということです。これまでもさまざまなチームで仕事をしていますので、エスパルスでも監督を支えて、ゴールキーパーコーチはもちろんですが、その枠を超えて成果を出してほしいと考えています。
続きまして選手の紹介をさせていただきます。
まず高原寿康選手です。
今年コンサドーレ札幌から完全移籍という形でエスパルスに来てくれました。相手選手との1対1でも非常に経験豊富で、GKとして足下の技術も本当に優れていて、最後尾からチームを引っぱってくれると。それに加えて、これまで経験してきたことをチームに還元して、本当に若いチームなので、チームを鼓舞してほしいと思っています。また大きなケガを乗り越えてきた選手なので、苦しいときに何をすればいいかという面でもチームに貢献してくれると考えています。
バレー選手です。
本名は、ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラーです。皆さんにご紹介するまでもなく、Jリーグと中東のクラブで本当に多くの経験と実績を残してきた選手です。まさに、われわれエスパルスが昨年から探し続けてきたストライカーということで、エスパルスには中盤にパスを出せる選手がたくさんいますので、バレー選手にとってもやりやすいチームではないかと思います。今シーズン、エスパルスが目標を達成するための本当に重要な役目を背負ってくれる選手の1人なので、皆さんも期待していただきたいと思います。
高木純平選手です。
皆さんご存じの通り、ジュニアユースからエスパルスということで、コンサドーレ札幌に2年間行っていましたが、その前はチームを支えてくれてきた選手の1人です。札幌で非常に良い経験をしてきたと思いますし、プレーのほうはもちろんですが、そうした経験を踏まえてチームを引っぱっていってほしいと考えています。
内田健太選手です。
愛媛FCからエスパルスに完全移籍ということで、左サイドを主戦場とする左サイドのスペシャリストです。愛媛ではサイドバックやMFとして左サイドで複数のポジションをこなしていました。彼の魅力は何といっても攻撃への積極性ということで、エスパルスでもどんどんその姿勢を出してほしいと思います。本当に厳しいポジション争いがありますが、今季のエスパルスにとってプラスαの戦力になることは間違いないと確信しています。
イ・ミンス選手です。
昨年、湘南ベルマーレに期限付き移籍していて、日本もよく知っています。韓国では各年代で代表に選出され続けてきた将来有望な選手です。技術の高さ、そして非常にフィジカルが強く、攻撃ではゲームを作ることができ、守備では相手の攻撃を積極的につぶしにいって戦える選手です。MFは層が厚いですが、その中でもレギュラーをとれる資質を持った選手だと考えています。
瀬沼優司選手です。
彼はすでに昨シーズン特別指定選手として2得点しています。みなさんも、その得点シーンは鮮明に覚えているのではないかと思います。チームにとっても、その2点は非常に貴重なもので、ヤマザキナビスコカップでは終了間際に同点に追いつくゴールを決め、決勝進出に向けて非常に貴重な1点でした。もう1点は仙台戦の決勝ゴールで、本当にここぞというときに勝負強さを発揮してくれて、それが彼の特徴だと思います。今年はエスパルスのサイド攻撃をより恐いものにしてくれる選手の1人だと考えています。11番という背番号が期待の大きさを表わしていると思います。
六平光成選手です。
本当に大学No.1と言われた選手で、2列目から自由自在にパスも入れられ、点も取れる選手です。多くのクラブが彼の獲得を目指していましたが、エスパルスを選んでくれて、本当にありがたく思っています。去年の大卒選手、河井くん、八反田くんも本当に活躍してくれましたが、彼らとも一緒にプレーをしています。(エスパルスの)将来を背負って立ってくれる選手の1人だと考えています。
藤田息吹選手です。
彼は、高校、大学で河井くんの1つ後輩として一緒にプレーしてきました。大学時代には複数のポジションでプレーして、スカウトからは対人への対応能力が本当に高くて、粘り強く泥臭いプレーをしてくれると。チームを縁の下から支えられる選手だと聞いています。河井くんは去年1年間本当に活躍してくれましたが、藤田くんも河井くんと同じように1年目から活躍できる能力を持った選手なので、楽しみにしています。
加賀美翔選手です。
今年エスパルスのユースから昇格して、チームの一員となりました。高校3年生のときから急成長して、石毛くんが先にトップに昇格してからユースチームを牽引して、高円宮杯プレミアリーグで得点王になっています。技術的な面もそうですが、ゴールを取れる嗅覚を持った選手と言っていただいていいと思います。トップに上がっても、ゴール前で仕事をしてくれる選手だと思います。育成部のほうからも非常に高い評価を聞いていて、これからチームを背負う選手の1人だと考えています。
石毛秀樹選手です。
昨年3月のトップ昇格というのはご存じの通りですが、昨年はチームの主力として活躍してくれました。昨年は高校生ということで、学校生活とプロ生活と両方あって非常に大変な日が続きましたが、今年は高校を卒業してサッカーに専念できるということで、昨年以上の活躍をと。それと皆さんご存じのように、年始にはプレミアリーグのマンチェスターシティに練習参加して、非常に良い経験をして自信を持って帰ってきたと思います。昨年つかんだものを生かして、さらに大きく羽ばたいてもらえると感じています。
最後になりますが、三浦弦太選手です。
大阪桐蔭高校から今年エスパルスに加入しました。見ての通り本当に恵まれた体格で、足下の技術もしっかりした選手ということで、センターバックが中心でしたが、それ以外にもさまざまなポジションにチャレンジしています。昨年から練習に参加して、トレーニングマッチにも出場しているので、早くチームに馴染んで力を発揮してくれることを願っています。高校を卒業してすぐですが、DF陣の一角に食い込むぐらいの評価を練習試合などで受けています。今年出場する機会もあるんじゃないかと思わせる選手だと思います。
私からの紹介は以上でございます」
●コッサ・コーチ
「みなさんおはようございます。名前がマルコ・アントニオで、あだ名がコッサといいます。「コッサ」と呼んでください。韓国代表などアジアで仕事をすることが多く、これから清水エスパルスの一員として仕事ができることを本当にうれしく思います」
●三浦 弦太 選手
「大阪桐蔭高校から来ました三浦弦太です。こうしてプロになることができたことと、清水エスパルスでプレーさせてもらえることを本当にうれしく思っています。ここが本当のスタートだと思うので、今まで支えてきてくれた人のためにも、感謝の気持ちを持って、これからはより一層頑張っていきたいと思いますし、皆さんの期待に応えられるようなプレーをして、チームの勝利に貢献できたらなと思っています。よろしくお願いします」
●加賀美 翔 選手
「ユースから昇格しました加賀美翔です。周りの人に恵まれて、環境も良いところでやって来られて、こうしてプロになれたと思うので、自分の特長を生かして、これからエスパルスの勝利に貢献したいと思います。頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●藤田 息吹 選手
「慶應義塾大学から来ました藤田息吹です。こうして清水エスパルスの一員としてプレーできることを大変うれしく思います。高校・大学と一緒にプレーしてきた選手が多いチームですので、早くチームに慣れることができると思います。試合に絡めるように一生懸命頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
●瀬沼 優司 選手
「一段高いところから失礼します。筑波大学から清水エスパルスに加入させていただくことになりました瀬沼優司です。両親や今までお世話になった方々、またエスパルス関係者やサポーターの方々、記者の方々に感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
●高木 純平 選手
「札幌から来ました高木純平です。また自分の原点であるこのチームの一員になることができて、心からうれしく思っています。こういう機会を与えていただいたことに感謝して、チームに恩返しができるように、チームのために自分のできることをつねに考えながらやっていきたいと思います。よろしくお願いします」
●バレー選手
「バレーです。多くの人が僕のことを知っていると思いますが、以前に7年間日本でプレーしていて、カタールに移籍しましたが、カタールでは4年過ごしました。また日本でプレーできることは、僕にとってすごく大きなことで、本当にうれしく思います。以前と同様に活躍できるように精一杯頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
●高原寿康選手
「コンサドーレ札幌から来た高原です。まず清水エスパルスに入れたことを本当にうれしく思っています。年齢的にも上のほうだと思うので、自分の経験を生かしてチームの勝利のために貢献できるよう頑張っていきます。よろしくお願いします」
●内田 健太 選手
「愛媛FCから加入することになりました内田健太です。激しいレギュラー争いがあると思いますが、練習から100%で取り組み、試合ではしっかり良い結果が得られるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●六平 光成 選手
「中央大学から来ました六平光成です。1試合でも多く試合に出て、チームの力になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●イ・ミンス選手
「皆さん、はじめまして。私はイ・ミンスです。(日本語で)
清水エスパルスでプレーできることになり、とても光栄に思っています。自分ができることを全力で頑張っていきたいと思っています。
これからよろしくお願いします。(最後も日本語で)」
●石毛 秀樹 選手
「石毛秀樹です。昨年さまざまなことを経験できたので、今年はそういうことも踏まえて、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいと思っています。また、家族をはじめとする多くの方々に感謝の気持ちを持ちながら精一杯頑張っていきます。よろしくお願いします」
【質疑応答】
Q:自分の持ち味と、どんなプレーをしたいかということを、各選手にお聞きしたいです。
●三浦弦太選手
「自分のポジションはセンターバックなので、攻撃の起点となることも大事だと思うんですが、DFの要として失点を最小限に抑えていくということが大事だと思うので、球際や対人の競り合いというところで必ず負けないで勝っていけるように、フィジカルの部分もこれから鍛えていきたいと思っています」
●加賀美翔選手
「自分はFWをやらせてもらっています。特徴はゴール前での動きや、ゴール前での仕事ですので、DFの背後をとったり、ゴール前でしっかり仕事ができるように、日々の練習を頑張っていきたいと思います」
●藤田息吹選手
「自分の持ち味は粘り強いディフェンスだと思うので、対人で負けないようにやっていくのと、そこから攻撃につなげていけたらいいなと思っています」
●瀬沼優司選手
「僕の持ち味はクロスへの入り方なので、そこにとくにこだわりを持ってやっていきたいと思います」
●高木純平選手
「自分はまだポジションがどこになるかわからないですが、外に出て経験したもの……気持ちの部分で多くの経験ができたと思うので、それをチームに与えられればなと思います」
●バレー選手
「僕はFWですから、自分の仕事はしっかり点を決めることだと思っています。自分の目標はつねにタイトルを取ることなので、今年も同じ目標でやっていきたいと思っていますし、そのためにも自分のゴールが必要になると思うので、それを意識してやっていきたいと思います」
●高原寿康選手
「自分はゴールキーパーなので、1対1の反応や至近距離での反応のところを見てもらえたらいいと思います」
●内田健太選手
「自分のストロングポイントは左足です。セットプレーやクロスを得意としています。あとは負けん気の強さが売りです。よろしくお願いします」
●六平光成選手
「自分の特徴は、得点に絡むプレーだと思うので、数多く点に絡めるように頑張りたいと思います」
●イ・ミンス選手
「自分のポジションはMFです。まずMFとして守備のところで積極的に相手のボールを奪い取り、そこから攻撃のチャンスがあるときはスペースに飛び出していって、良いチャンスを作っていきたいと思います。早くチームに溶け込んで、良いプレーを見せられるように頑張ります」
●石毛秀樹選手
「僕のストロングポイントは、さまざまなポジションができることだと思います。前のほうで出たいんですけど、もし前で出られたら、得点に絡むようなプレーを出せていけたらと思っています」
Q:皆さんにお聞きしますが、ご自身の性格やキャラクターを自己分析するとどんな人間なのかと。サッカーの面とプライベートの面でお聞きしたいです。
●コッサ・コーチ
「個人的にはすごく真面目な人間だと思っています。もちろん、冗談を言うときは冗談を言いますし、真剣なときは真剣にやります。自分の仕事は、アフシン監督をサポートすることなので、そこをしっかりとやって、自分がどういう立場にいるか考えながら、時と場合によっては選手にも声をかけたりして、いろいろサポートしていきたいと思います」
●三浦弦太選手
「サッカーの面では負けることが嫌いなので、球際では負けたくないという気持ちが強いです。プライベートでは、個人的に自分は真面目なほうだと思っていたんですが、周りからはちょっと違うように見られている感じなので(笑)……そこも自分の良いところだと思うので、早くチームに馴染めていけると思うし、そういった面でも皆さんから愛されるように、オフの部分でも積極的にチームを盛り上げていけたらなと思います」
●加賀美翔選手
「自分はあまり頭がうまく回らないほうなので(笑)、みんなとバカをやって笑っているような性格です」
●藤田息吹選手
「普段は意外と真面目な面もあるし、だらしないところもあったりしますが、サッカーではけっこう負けず嫌いです」
●瀬沼優司選手
「サッカーのときはスイッチが入っているので、自分がどういう性格になっているのかわからないんですけど、プライベートでは人見知りなので、早くみんなと良い関係を作れるように頑張っていきたいと思います」
●高木純平選手
「サッカーの面では負けず嫌いなので、真面目にやらせてもらっています。プライベートでは……それも大変真面目にやらさせていただいています(笑)」
●バレー選手
「自分はかなり真面目だと思っています。もちろん、周りをしっかり尊重しながらずっとやってきましたし、このクラブ内でも、選手、スタッフ、フロント、メディアの人たちも尊重しながら、しっかり仕事をしていきたいと思っています。みんなと仲良くやっていきたいですし、仲良くできれば楽しい時間を過ごすことができると思うので、そこを意識してやっていきたいと思います」
●高原寿康選手
「サッカーのほうでは、自分は長いリハビリを克服できたので、コツコツとやるタイプだと思います。プライベートでは、年齢も年齢なので、落ち着いているほうだと思います」
●内田健太選手
「サッカーの面では、真面目ということと、サッカーが大好きというところです。プライベートでは、きれい好きというのと、せっかちな面もあります」
●六平光成選手
「自分はプライベートでは少し人見知りなんですけど、サッカーのときにはそういうところを出さずに頑張りたいと思います」
●李?洙選手
「サッカーの面に関しては、もちろん負けず嫌いですし、周りの他の選手からつねに学び取ろうという姿勢で積極的にやっています。プライベートな面では、自分のほうから積極的にコミュニケーションをとって、周りの選手やスタッフと良い関係を築けるように積極的に行動することを心がけています」
●石毛秀樹選手
「サッカーの面では、毎回毎回の練習でつねに自分が上達することを考えてやっています。普段は、加賀美とか三浦とか同い年の選手がいるので、みんなと楽しくやっていければいいなと思っています」
Q:バレー選手にお聞きしますが、久しぶりにJリーグでプレーすることに対して、期待や不安も含めてどういった気持ちを持っていますか。また、自分の今のコンディションについて聞かせてください。
●バレー選手
「中東に4年間いましたが、その中でまた日本でプレーしたいという気持ちでいました。本当にJリーグは素晴らしいリーグで、向こうにいるときは本当にJリーグが恋しかったです。このチャンスをもらったときは迷わず決めましたし、自信はあります。コンディションのほうは、まだ100%とは言えないですが、開幕まで時間がありますので、しっかり良い準備をして100%の状態までいけるように1日1日を大事にしていきたいと思っています」
Q:コッサ・コーチにお聞きします。エスパルスの試合はビデオ等でご覧になっていると思いますが、今年タイトルを取るためにどんなことをプラスしていく必要があると感じていますか?
●コッサ・コーチ
「アフシンさんがエスパルスの監督になってから、僕はつねにエスパルスの試合を見ていました。アフシン監督の1年目もうまくいったと思いますし、とくに2年目はヤマザキナビスコカップの決勝まで行けて、それだけの実力があるチームだと思っています。今年は良い補強ができて、去年のメンバーも素晴らしい選手が揃っていると聞いていますし、試合も何試合か観ています。だから、今までやってきたことを続けていって、さらに素晴らしい補強ができたと思うので、1人1人が力を合わせてやっていけば必ずタイトルが取れると信じています」
Q:瀬沼選手にお聞きしますが、背番号11への想いというものをお聞かせください。
●瀬沼優司選手
「憧れであり、手の届かないような先輩がつけていた番号で、エスパルスでは11番は(大前)元紀くんの番号という印象がサポーターの方々にも根付いていると思います。その印象を少しでも、僕の11番という印象に変えられるように頑張りたいと思います」
以上
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