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【2013シーズン始動!】磐田:新体制発表記者会見(13.01.19)

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●吉野博行社長:
「みなさん、新年明けましておめでとうございます。本日は2013年ジュビロ磐田新体制記者会見にお集りいただき、誠にありがとうごいます。本年も引き続きご支援よろしくお願い申し上げます。
ちょうどジュビロ磐田がJリーグに参戦して今年が20年の節目を迎えます。そういう意味では次の10年、我々ジュビロ磐田がどういった道へ進むかという点、「NEXT10」を描きながら2013年を進めて参りたいと思っております。
特に4つほど大きな柱を考えております。クラブの姿、チームの姿、ホームタウン活性化、それからスタジアムの改修という4つの項目に関して2013年を進めて参りたいと思っております。一つ目のクラブの姿としましてはクラブの地域密着をさらに進めると同時に、海外戦略も展開していきながら安定した経営基盤を作りたいと思っております。2つ目のクラブの姿は、これは魅力あるサッカーを展開し、日本、さらにはアジアでトップチームになっていきたいと思っております。3つ目のホームタウンの活性化ですが、スポーツを通じて子どもからシニアまで幅広い世代の笑顔が街に溢れるようなホームタウン活動をやって参りたいと思っております。それからこのたび大改修したスタジアムですが、試合だけではなく、様々なコミュニティーの中心的な役割を担えるようなスタジアムにしていきたいと考えております。
こうしたことを考えながら今季森下仁志監督に2年目の指揮をお願いしました。昨季、クラブの方向性であります、「執念」「諦めない」「走りきる」といった土台ができたと思っておりますので、その土台の上にさらに積み重ね、タイトルを取るという強い意志の下に活動して参ります。我々は3年計画のスタートの年である去年にクラブスローガン『原点開起』を決めました。それは様々なことを勉強し、吸収し、外から様々な情報を入れながら前進するということを意味します。今年がその2年目であります。それからチームキャッチフレーズは『CONCENTRATION of ENERGY』と決めました。「ENERGY」とはエネルギーの結集、爆発を意味し、去年掲げた5つのキーワード、「必死さ」「執念」「飛躍」「勝負」「歓喜」さらにこのエネルギー、ファン、サポーターの皆様からいただくエネルギーを試合で爆発させるというコンセプトです。タイトル、そしてACLを奪還するという強い気持ちで進んで参りますので、よろしくお願いいたします」

●服部健二GM:
「みなさん、明けましておめでとうございます。日頃より多大なるご支援、ご協力誠にありがとうございます。
昨季より森下仁志監督に指揮をお願いしております。その際に監督にお願いしたことがありました。それはチームスタイルの構築とぶれずにやり続けるということでした。チームの形というものは一朝一夕ではできるものではありません。実際、この2年間のJリーグの優勝チームは一度J2に降格しながらも方針を継続してきたチームです(※柏レイソル、サンフレッチェ広島)。両チームに共通する部分は1年目はなかなか結果が伴わなかったこと、その後我慢強く継続してチームを作り続けてきたという部分でした。そういった意味で昨季監督にはぶれずに信念を貫き、1年を通じて練習をやり続けてもらいました。もしかすれば試合でより守備的に戦っていれば勝点をいくつか拾えたかもしれませんが、監督にはスタイル構築のために常に攻撃的なスタイルを貫いてもらいました。
選手においても常に前向きに取り組み、日々成長してくれたと思っています。終盤連敗することがありましたが、どの選手と話をしても誰も逃げ出さず、自分自身の責任として捉え、これを続けていくことが未来につながっていくということを語っていました。そういった意味では雨が降ってなかなか花が咲かない時期が少し長くありましたが、しっかり根を生やして今後の成長につなげてくれたことと思っております。
その上で今季の編成では「継続」という点をテーマにやってもらいました。今季それほど多くの選手が入れ替わっておりません。選手たちが昨季築いた経験を生かしながら、その上に積み上げをしていくことでチームがさらに成熟していくと期待しております。契約交渉におきましてもみんなが前向きな発言をしてくれ、今季に懸ける思いを強く持って契約交渉に臨んでくれ、感動すら覚えました。新しくチャレンジする数名の選手が抜けていきましたが、同時に各国、また、各年代の代表を経験したことがあり、フレッシュな特長を持つ選手が新しく加入してくれております。昨季に多くの経験をした選手とここにいる新しく加入する選手たちがACL出場権獲得、そして優勝に向けて日々精進していきます。もちろんヤマザキナビスコカップ、天皇杯を含めてタイトルを目指して頑張っていきますので引き続きご支援、ご協力を引き続きよろしくお願いいたします」

【服部健二GMによる新加入選手紹介】
服部健二GM
・田中 裕人(たなか ひろと)について
「関西大学から来てもらいました。関西大学では1年生から活躍していますし、そういった意味では関西大学出身の選手は金園(英学)選手、櫻内(渚)選手に続いての獲得となります。私自身も1年生のころからずっと見続けてきましたし、彼の能力の高さを長い目で見ながら時間をかけて惚れ込んできました。特に守備的な部分で人からボールを奪う力、また、セカンドボールに対する反応が突出しており、昨季の大学生ではナンバー1ボランチと言っても過言ではないと思います。また、課題だった攻撃的な部分に関しても3年、4年と進級するごとにボールをさばいたり、ゴール前で得点を奪うという部分も非常に積極的に取り組んでおり、将来的にはジュビロはもちろん、日本を代表する選手になっていくのではないかと期待しています」

●田中 裕人(たなか ひろと)
「関大大学から今年加入させていただきます、田中 裕人です。まず、早くこのプロの環境に慣れることが一番大事だと思っています。そして、このジュビロ磐田という素晴らしいチームでプレーできることをとても嬉しく思っています。いろいろわからないこともありますが、1日1日積極的に頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

服部健二GM
・伊野波 雅彦(いのは まさひこ)について
「みなさんご存じの通り日本を代表する選手ですし、鹿島時代には数々のタイトルを獲得しているということで、勝利のメンタリティーを持った選手です。その経験をチームに注入してくれると期待しています。身体能力を生かした守備はもちろん、両足からの正確なキックで攻撃的な部分でもチームに貢献できると期待しています。クロアチアへの移籍もありましたが、我々ジュビロ磐田への移籍に関しては、ジュビロに全てを捧げるという言葉を言ってくれ、とても頼もしく期待しています」

●伊野波 雅彦(いのは まさひこ)選手:
「ヴィッセル神戸から来ました伊野波です。まずは僕を受け入れてくれたジュビロ磐田の関係者のみなさんに感謝したいです。目標としては、昔のジュビロを追い越せるぐらい今いる選手のポテンシャルが高いと思うので、追い越して数多くのタイトルを取れるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

服部健二GM
・チョン ウヨンについて
「長身ながら非常に高いテクニックでボールをさばき、ゲームを組み立てることができる選手です。昨年のロンドンオリンピックでもペク ソンドン選手と共に銅メダル獲得に貢献しています。奇しくも2010年の大学の日韓定期戦であるデンソーカップでは山田選手、金園選手を中心とする日本代表に対し、チョン ウヨン選手が韓国代表のエースとして対戦しています。ここにいる田中選手、それから櫻内選手も出場しており、そういった意味ではこの年代の活躍というのは我々クラブとしても非常に重要になってくると思っています。(ペク)ソンドンと共に韓国代表としても期待されている選手です」

●チョン ウヨン選手:
「(※日本語で)京都から来ましたチョン ウヨンです。日本語がまだそこまで上手くないので、簡単に言うと、優勝を目指して頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

服部健二GM
・牲川 歩見(にえかわ あゆみ)について
「ユースからの昇格となります。2009年以来4年ぶりの昇格ということになりますが、ご覧の通り体格が非常に大きいのでハイボールへの対応、また、届かないかなというボールに対してシュートストップできるというプレーは世界基準になっていくのではないかと思います。すでに高校3年生の始めの頃からできるだけトップチームの練習にも参加しており、トップチームのレベルを体感しています。もちろん体力面や足元のプレーなど課題もありますが、その部分に関しても積極的に取り組んでおります。2016年のリオデジャネイロオリンピックを視野に入れながら日々成長を期待している大型新人選手です。また、地元出身選手としても非常に期待しています」

●牲川 歩見(にえかわ あゆみ)選手:
「ユースから昇格しました牲川 歩見です。プロサッカー選手として感謝の気持ちを持ちながら日々精進していきたいと思います。よろしくお願いします」

【質疑応答】
Q:森下仁志監督に質問です。伊野波選手について質問です。複数のポジションをこなせる選手だと思いますが、どういった起用をイメージされていますか?
「質問ありがとうございます。今日(自分が会見で)話さないで終わるかと思いました(笑)。伊野波選手の能力は誰もが理解していると思いますし、早くうちのトレーニングをやってもらいたいですし、伊野波選手自身もそうですし、周りの選手もどういった反応を示すかがとても楽しみです。開幕までまだ時間がありますし、伊野波くんがより力を発揮できるポジションでプレーしてもらえればと思っています」

Q:森下仁志監督に質問です。3バックの可能性という点では現時点ではいかがですか?
「昨年も試合の途中などに何度かやったことがありますが、昨年もそうですが、こういうシステムでやるということを決めていたわけではありません。先ほど言ったようにここにいる選手だけではなく、今年ジュビロでプレーすることを決断してくれた選手が一人でも多く自分の色を出せるやり方でやってもらいたいと思います」

Q:森下仁志監督に質問です。新加入選手は守備能力が高い選手が多いと思いますが、補強の狙いを教えていただけないでしょうか?
「(牲川)歩見のようにユースから昇格するという形というのはこれからも理想だと思います。あと、韓国、それからなぜか関西の選手が増えてきているということは同じ関西人としては嬉しいですね(笑)。狙いというのはチームとして今年だけではなく、先ほど社長がおっしゃったようにこの先を支えていけるような選手たちだと思いますし、年齢的にも若い選手から伊野波くんのように一番躍動できる年齢の選手もいます。(チョン)ウヨンのようにもちろん実績もありますが、これからさらに飛躍できる年代の選手も入ってくれました。そういう意味では非常にバランスのいいですし、このバランスも非常に重要だと思います。その中でうちには金沢浄だったり、(川口)能活、(前田)遼一、駒野といったベテランの選手も非常に元気です。それと、うちの強化部は人として一緒に戦うという基準を持ってくれていると思いますし、人として素晴らしい選手たちを補強してくれていると思います。まずはそこを外さずにやっていきたいと思っています」

Q:新加入選手のみなさんに質問です。サポーターの皆様に自分のここを見てほしいという点を教えてください。
●田中 裕人選手:
「ぼくはやはり守備面で、相手のボールを取ることに特長があると思っています。そのために汗をかいて走り回るプレーを見せていきたいと思っています」

●伊野波 雅彦選手:
「守備での1対1と、個人というより、チームとして失点を減らすことを目標にプレーしたいと思っています」

●チョン ウヨン選手:
「(※通訳を介して)ボールを奪い、攻撃につながるようなプレーです。それからセットプレーでも自分の高さを生かしていきたいと思います」

●牲川 歩見選手:
「身長を生かしてダイナミックにプレーすることと、リーダーシップを持って頑張りたいと思います」

以上
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