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【2013シーズン始動!】千葉:新加入選手記者会見での出席者コメント(13.01.17)

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16日、千葉市内でジェフユナイテッド千葉の新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
千葉:2013シーズンシート販売中!
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●島田亮代表取締役社長:
「皆さん、こんにちは。ジェフユナイテッドの島田でございます。本日はお忙しい中、たくさんのファン、サポーターの皆様にお集まりいただきまして、またメディアの方もたくさんお越しいただきましてありがとうございます。
まずは昨シーズン、目前のところでJ1昇格を逃してしまいまして、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。今日はやむなく平日の開催ということになりまして、お越しいただきにくい時間帯の設定になりましたことをまずお詫び申し上げたいと思います。ただ、チームスケジュールのためとはいえ、是非とも監督の鈴木(淳)の言葉を皆様に直接聞いていただきたいという思いから今日の開催になりました。チームは今日、新体制でスタートしておりますけども、是非、今日は鈴木監督及び新加入選手の声を聞いて、また今シーズンに向けて応援いただければと思います。我々も必ずや今シーズンはJ1昇格を勝ち取りたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

チームのビジョンについてですが、チームの方針やどういうやり方をするかということは斉藤和夫テクニカルダイレクター(以下TD)からお話をさせていただこうと思います。私からはクラブのビジョンであるとか、スローガンについてお話させていただきますが、お時間が限られているということもあるので簡潔にさせていただければと思います。
(配布された)資料にもありますが、私どもは『ジェフユナイテッドライフ』というクラブビジョンの下にやっております。昨年も同じことを申し上げたと思いますが、中でもホームタウンとともに歩むクラブを重要視しております。地域の皆様に愛されて応援していただけて、そして皆様に誇りを持っていただけるようなクラブを作り上げていくということを主眼に置いて、クラブ作り、クラブ運営をやってまいりたいと思っております。ただ、J2で4年目ということにもなります。日本の景気もなかなか回復の兆しがないということで非常に今シーズンも厳しい経営状況の中、チーム作りをすることが余儀なくされます。もちろん我々のチームの成績によってということなのですが、スポンサー収入あるいは入場料収入が厳しい中、何とかやってまいりたいと思っておりますし、強化に関しましても現状が維持できるような予算を確保することを目指しながら、様々な取り組みをやりながらチームの運営を図ってまいりたいと思っております。
続きまして、今シーズンのスローガンを発表させていただきます。『絶対J1!』。これがスローガンなのか何なのかというツッコミは当然入ると思いますけども、手抜きをしているわけではございません。スローガンは毎年、毎年いろいろな案を考えていて、今年もいろいろな案を私を含めて考えました。『社長、どれがいいと思いますか』と聞かれたので『君たちはどれがいいの?』と選ばせました。すると、おもしろい案などもいろいろあるが、これが一番僕らの思いに近いというプレゼンテーションがあって、それがまさしく私が思ったものと一致しました。ちょっと無骨ですけど迷わずこれにしました。どんな案から選んだのかをご披露してもいいのですが、来年以降に使うかもしれないのでとっておくことにします。
『絶対J1!』の『絶対』の文字のところについているインクをバンバンと叩きつけたようなデザインは『絶対』は気持ちの強さを表現していて、毛筆で書いたビックリマークは右肩上がりのようになっています。『絶対J1!』という力強いメッセージが込められているとコピーライターがおっしゃっていましたので、この場でご披露させていただきます。この『絶対J1!』という文字の下に今シーズンは絶対J1へ行きたいと思います。是非、このスローガンの下に、今年1年よろしくお願いします。
続きまして皆様が興味がある斉藤TDのことですが、新聞などいろいろなところでお話しさせていただいているんですけども、前任者(神戸清雄元TD)の任期が今年で満了するタイミングになりましたので前任者の業務を精査して、また、私の考えではテクニカルダイレクターというのは1年ずつではなく、ある程度長期間においてチームの舵取りをお願いする役割だと思っております。任期が満了になったあとに継続してお願いするのか、違う人にやっていただくのかと考え、昨年は夏場に清雲(栄純)がアドバイザーに就任したので文字通りアドバイスを受けながら、ほかにもいろいろな方の意見を聞きました。斉藤TDとも、このクラブに長く携わり、いい時も悪い時も知る中で、クラブの欠点や、これからどう良くしていかないといけないか、また今シーズン以降どういう形でチーム作りをしたらうまくいくのかというような話をしました。いろいろな方と話をしたんですけども、その中で一番しっくりくるものがありました。そこで斉藤に頼むことを決断しました。テクニカルダイレクターというのが我々のクラブにおいては強化部門においての最高責任者ということになりますが、斉藤のサポート役を置いて充実を図りたいということで、町田でGMをやられていた唐井直氏に斉藤の右腕になってくれないかと話をして、快諾してくれました。彼は実務に精通していて、かつては千葉で仕事をし、千葉を何とかしたいという思いがあるということもありました。一部のメディアでは『町田から強奪』と書かれましたが、斉藤とともにいい方向に導いてくれるんじゃないかなと思います。では、このあとは斉藤TDに話してもらいます」

●斉藤和夫テクニカルダイレクター:
「皆さん、こんばんは。今、社長から紹介されました斉藤和夫です。よろしくお願いいたします。昨シーズンもJ1昇格という皆さんの思いを遂げることができなくて、本当に申し訳なく思っています。今日は本当にたくさんのサポーターの方にお集まりいただ、メディアの方にも大勢集まっていただき、本当にありがとうございます。
先ほど社長からも紹介されましたが、僕は千葉(市原時代を含む)にお世話になるのが3回目なんです。最初は1994年、1995年で、次は2002年、2003年、そして2010年から現在に至っているわけなんですが、J2に落ちた年にまた戻ってきまして、なかなか結果が出なくて責任をすごく感じています。その中で千葉が良かった時は何が良かったんだろうというのをずーっと思っていました。練習もしたし競争もしたし、勝負というものにすごくこだわって勝つことの喜び、負けた時の悔しさというのを選手も、クラブ全体も持っていたと思います。それを今シーズン思い出すというか求め、当然レギュラー以外の選手の底上げがないとチームはいい状態でずーっと走ることはなかなかできないので、レギュラー選手が負傷した時にバックアップの選手が虎視眈眈と狙えるような状況を作りたい。今季はJ1も当然狙いますし、若い選手の底上げ、チームの土台作りも求めていきたいと思っています。そういう中で経験豊富な鈴木淳監督にお願いしました。
コーチは、(U−16日本代表コーチだった)江尻篤彦氏にお願いしました。U−16日本代表としては世界大会もある一番大事な時だったと思うんですが、日本サッカー協会には無理を聞いていただくというか、本当にやっと出してくれたという感じ。江尻コーチについては、皆さんのほうがよく知っていると思うんですけども、『ジェフ愛』というのはもう半端じゃないです。日本サッカー協会の大事な仕事があったにもかかわらず、千葉のコーチに来てくれることになりました。
藤原寿徳GKコーチは、鹿島で長く仕事をされてきました。勝者のメンタリティがクラブにとって大事になってくると思うんですけども、強い鹿島ができていく姿を知っているだけに、そういうものを今の千葉にも浸透させてもらうこと、またGKコーチとして新しくGK陣を競争させるという意味ですごく適任だと思いましてお願いしました。
フィジカルコーチは大塚俊介コーチが昨年から引き続きで、今シーズンは4人の指導者ということで戦っていきたいと思います」

<監督&新加入選手のあいさつ>
●鈴木淳監督:
「皆さん、こんばんは。鈴木淳です。こんなにたくさんのサポーターが平日にもかかわらず足を運んでくれるなんて、こんなに幸せなことはないと思っております。本当にありがとうございます。
千葉から誘いを受けて非常にうれしく思いました。そして、この仕事ができるということを非常に誇りに思っています。私自身はしばらくJ1の舞台で戦っていましたので、久しぶりのJ2です。ゲームもそんなに見ていないので、これから本当にシーズンの始まりで分析も含めていろんな意味で力を注いでいかなければいけないなというふうに思っています。
今日は選手に集まってもらって、さっそくミーティングをしてきました。まず選手に伝えたのは、先ほどスローガンで『絶対J1!』というのが出ていましたけども、当然目標はJ1昇格です。それはもう間違いないところ。ただ、私も含めて選手、スタッフもそうだと思うんですけども、サポーターもやっぱりサッカーというものを楽しまないといけないと思っています。僕はいくつかのクラブを渡ってきて日本サッカー協会でも仕事をしてきました。世界のサッカーを見てもそうですが、サッカーがどれだけ楽しくやれるかということで、パフォーマンスや成績が変わってくるんじゃないかなと思っています。当然目標に向かって邁進していくわけですけども、その気持ちの部分であったり、その背後にある我々を支えるところに、サッカーが本当に好きでサッカーが楽しめるんだということを選手にお願いをしてきました。選手は非常に生き生きとした目で今日集まってくれて、目標を達成できるんじゃないかという感じがしました。
皆さんに助けられることは、非常に多いと思います。フクアリ(千葉のホームスタジアムのフクダ電子アリーナ)を是非満員にして我々を後押ししていただければありがたいです。本当に皆さんの力が必要です。是非サポートしてください。今シーズン頑張ります。よろしくお願いいたします」

●斉藤テクニカルダイレクター:
「清水から加入の碓井健平です。彼は静岡育ちということもあり、GKにしては足元がすごく上手なので、GKからのビルドアップもすごく楽しみだと思います」
●碓井健平選手:
「はじめまして。背番号31番、GK碓井健平です。まず、はじめにこの素晴らしいクラブに呼んでもらえたことを本当に光栄に思います。素晴らしい環境、サポーターの皆様の前でプレーをすることができて、本当にプロサッカー選手として幸せなことだと思っています。ただ、このクラブはJ2にいるべきクラブではないと思っています。J1でタイトルを目指すべきクラブだと思っています。なので、今年はまずJ1に昇格することを最低じゃないですけど目標として、またその先にもっと大きな目標を捉えて、毎日毎日精一杯頑張るので応援よろしくお願いします」

●斉藤テクニカルダイレクター:
「専修大学から加入の栗山直樹です。彼は昨年、ちょっとケガをしていますが、2年前に僕がスカウトをしていた時から獲りにいこうと思っていた選手です。(2011年度と2012年度の)関東大学リーグのチャンピオン、(2011年度の)全日本大学選手権のチャンピオンとして勝者のメンタリティも備えていますし、非常に楽しみな選手だと思います」
●栗山直樹選手:
「こんばんは。背番号29番、専修大学から来ました栗山直樹です。よろしくお願いします。まず、本日はこのような会にお越しいただいて、お忙しい中お越しいただいて本当にありがとうございます。(場内から少し笑いが起こったので)すいません、緊張していて…。自分は去年のキャンプにも参加させていただいて、このクラブにすごく素晴らしい先輩方がいたり、素晴らしい若手の方々がいたりして本当にいいクラブだなと思っていました。このクラブに来ることができて本当に光栄に思います。先ほど碓井さんもおっしゃったように、このクラブはJ2にいるクラブではないと思いますし、自分が小さい頃J1で活躍していた頃の千葉というのを取り戻したいと思います。頑張って練習して、サポーターの皆様とともにJ1を勝ち取りたいと思いますので、よろしくお願いします」

●斉藤テクニカルダイレクター:
「弘益大学から加入のキム・ヒョヌンです。昨年7月に韓国での大学の大会を何試合か見ました。その中で彼は韓国特有のストッパーとしてボールを跳ね返すだけではなビルドアップもしっかりできるという、これから本当に楽しみな選手だと思います」
●キム・ヒョヌン選手:
「はじめまして。僕の名前はキム・ヒョヌンといいます。ポジションはセンターバックで、背番号は20番です。我がクラブがJ1に昇格して、チームに貢献できる選手になれるように最善を尽くします。
(日本語で)どうぞよろしくお願いします」

●斉藤テクニカルダイレクター:
「延世大学から来ましたナム・スンウです。彼は韓国で13歳ぐらいからずっと各年代のカテゴリーの代表選手になっています。中盤の選手でスキルが非常に高いと思います。Jリーグのサッカーに慣れれば、体も強いですし、右利きなんですがミドルパスとかシュートとか非常にいいものを持っています。非常に楽しみな選手だと思います」
●ナム・スンウ選手:
「私はナム・スンウといいます。背番号は23番で、ポジションはMFです。小さい頃からJリーグに行くことが夢で、千葉に来られたことを本当に光栄に思っています。最大限早く慣れて、J1に上がれるように頑張ります。(日本語で)よろしくお願いします」

●兵働昭弘選手:
昨季は柏から期限付き移籍で加入し、今季は完全移籍となった。フィールドプレーヤーのセカンドユニフォームのモデルとして登場し、司会者に挨拶を求められて)
「柏レイソルから来ました兵働昭弘です。背番号10番です。左利きです。得意なプレーは左足のパス、シュート。攻撃にどんどん絡んで活躍したいと思います。今シーズンもよろしくお願いします」

<メディアからの質疑応答>
Q:J1昇格を3年連続して逃していますが、特に昨シーズンはどういうところが反省点としてあるのかということと、それを克服するために鈴木監督に望むことはどういうことですか? 
●斉藤和夫TD:
「昨年はやはり勝負という意味ではすごく弱かったと思います。例えば、一つひとつのプレーの中の勝負にもこだわってほしいし、練習試合だろうが何だろうがやっぱり勝つということにもっともっとやっぱり貪欲にやらなかったということが最終的には勝点が足りなかったり、大事なところで(勝ち)星を落としてしまったりというところになりました。それから、先ほど言ったようにチームの底上げといいますか、そこの部分でやはり全体的なベースアップというのが残念ながら足りなかったのかなと思っています。そこを鈴木監督にはお願いしたいなと思っています」

Q:鈴木監督はそれを踏まえて、チームの分析はこれからというところもあるかと思いますが、先ほどの楽しいサッカーというお話よりもう少しテクニカルなところで、こういうチームを作っていきたいということをお話しいただきたいと思います。
●鈴木淳監督:
「まず最初に申しあげた、楽しむということですけども、楽しいサッカーと言っているわけではなくて、我々自身がサッカーを楽しんでプレーする、あるいは仕事を楽しんで行うということ、皆さんにもそのサッカーを見て楽しんでいただきたいということです。楽しいサッカーをするということじゃなくて、本質的なところで本当にサッカーが好きで、真剣にサッカーに取り組むということが楽しさにもつながるし、あるいは厳しいトレーニングに対しても真摯な態度で積極的に取り組むということがそのサッカーを楽しむということにもなると思うので、全てが、私が言っているのは笑ってにこやかにトレーニングしているのが楽しさではないということをお伝えしたいと思います。
テクニカルな部分ですとかタクティカルな部分で話をしますと、今のインターナショナルなサッカーのトレンドはやはりしっかりボールをつないで攻撃をするということ、それから激しいプレッシャーをかけて前線からボールを奪うということになっていると思います。時代に遅れないよう、しっかりボールをつなぐ、むやみにボールを蹴って長いボールに頼らない。ただ、同じように短いパスだけではダメだし、ある時はロングパスも使わなくてはいけないし、そういうサッカーをやっていきたいと思っています。守備についてはやはり激しさだとか厳しさを求めていきますし、前線からプレッシャーをかけて速く攻める、それがダメな時はしっかりボールをつなぐ、そういうサッカーをやっていきたいと思っています。昨シーズンは斉藤TDからお話がありましたけども、勝負弱さ、決定力のなさがあったと思うんですけど、その点は改善をしていきたいなと思っています。特にやはりゴール前の崩しの部分ではいろんなバリエーションが必要だと思います。このパターンは形になるというのをある程度作れると、さらに得点が増すのではないかと思っています。選手のポジションですとか細かいところでのこういうサッカーというのは、これから選手をトレーニングの中で見極めて、さらに2週間後、3週間後にはもっといい話ができるかなというふうに思っています」
 
Q:(アカデミーのスタッフに)草津の前監督の副島博志さんが入られていますが、その意図をお聞かせいただければと思います。
●島田亮代表取締役社長:
「アカデミーはここ数年、かっこよく言うと改革ということになりますけども見直していかなければならないということは私だけでなく先代、先々代の社長も言っていました。かつて千葉が育成で多くの選手を輩出していた頃の良かったところを取り戻さなければいけないということで、数年前からいろいろな改善、見直しを行ってきています。それに沿ってコーチを招へいし、立て直しを図っているところです。その軸となっているのが今のコーチ陣で、ユースでいえば大木誠監督、菅澤大我がおりました。
ユースの改革をやっていく中で、この2〜3年でおかげさまで中学生年代がかなり充実してきたなという手応えを感じています。今の中学生年代がユースに上がり、数年後にはトップチームに上がるという中で、今のユースの陣容にさらに強力なエッセンスを注入してくれる人を探していました。その中で、副島さんの名前があがりました。どういう仕事をしてきたかはプロフィールを見ればわかっていただけると思うんですけども、中学生から高校生に、そしてトップチームに行くという中で、副島氏のこれまでの実績を考えると非常にベストな人選ではないかということで声をかけさせていただいています。
今までアカデミーで指導してきたコーチ陣は、長らくやってくれた大木さんにはアカデミーあるいは強化のサポートという形で引き続き携わってもらいたいと思います。ユースからプロになる、あるいはユースからプロに行けなくても大学を経由してプロになるとか、中学生からユースに上がる、あるいはユースに上がれず地元の高校に進む選手たち。彼らは日常の勉強もしなくてはならず、保護者との信頼関係や大学の先生とのつながり、あるいはその後の人生のアドバイスなど…そういった仕事を大木さんにはやっていただきたいと。菅澤さんは中学生、高校生年代にテクニカルな部分を教えるのに非常に長けていると評価していましたので、ジュニアユースの金の卵と言われる子たちにいろいろとテクニックを、いいものを伝えていくという仕事をやっていただきたい。副島さんがユース監督に就任することによって、さらに適材適所が実現できるという考えで招へいしました。ユース全部を副島さんに任せましたというのではなくて、中学生年代を引っ張ってくれていて選手たちの信頼も厚い永田雅人コーチにユースを任せることで引き継ぎもしていくという形で体制を整え、いよいよ育成ジェフの復活の階段をまた一歩踏み上がったところかなと考えています」

●斉藤和夫テクニカルダイレクター:
「トップチームが試合に行ったり、残る選手がいたりという時にユースの子どもたちと関わることがこれから多くなると思います。この何年かはユースの選手とトップの選手が一緒になって練習する機会は本当に少なかったと思いますが、これから少しずつそういう場面も増えていくようになっていくと思います。それが千葉のチームの土台の第一歩になっていくと思います」

<サポーターからの質疑応答>
Q:江尻コーチにおうかがいしたいんですが、U−16日本代表コーチという重責をなげうってまで千葉に戻ってきていただいたことはすごくありがたいんですけど、江尻さんご自身の千葉監督としてのJ2の1年目は失礼な言い方をすると失敗をした部分があったと思います。それを踏まえて、今シーズンはどのようなところでチームを改善できるか、どういうふうに鈴木監督をサポートしていくのかということをお話しいただければと思います。
●江尻篤彦コーチ:
「前回、千葉で仕事をさせていただいて、結果が出せずに去ることになったことで皆さんにはたいへんご迷惑をかけたなと思います。お詫び申し上げます。今回戻ってきた大きな理由として、鈴木監督のサポートをするという形で前回とは立場が違います。今お話があったように、育成を踏まえて我々がトップチームのコーチとして橋渡しをする。それとチームの底上げ。トップで試合に出ている選手だけではなく、若手または試合に出られない中堅、トップのベテラン選手ももしかしたら出られない可能性もゼロではないと思うので、そういうところの関わりを私がやらなければいけないのかなと。少しでも層を厚くしてトップの試合に出られるようにする。それが僕の役割ですし、今まで僕も経験したところでそこが欠けていたと思っています。それを私が主にやっていくという立場です。当然、試合に出て行く監督のサポートと、分析のところも踏まえて、僕だけではなくみんなで、まあ、見ていただいたようにスタッフが少ないですから、みんなでやっていく。僕の役割も、僕だけが荷を背負うだけじゃなくて、みんなで分散していいチームワークで、監督も関わってくれると思いますので、そういう形でやっていくということです」

Q:唐井GM(現在の千葉での肩書は強化担当部長)と鈴木監督というとチームの外国籍選手はブラジル人という印象が強いんですけども、今FWとして登録されている選手が3人ということで、(他に)いいFWがいるのかなということと、これからのチーム編成を頑張っていただきたいなということでお聞きできたらなと思います。
●鈴木淳監督:
「私が監督という立場でお話しできることは、そのへんのところは強化としっかり話をしています。こちらからも要求をしているということです。ただ、それが実現するかどうかについては(斉藤テクニカルダイレクターに向かって)よろしくお願いします」
●斉藤和夫テクニカルダイレクター:
「いろいろ相談しながら話は進めている状況です。まだ皆様に発表できるような形ではないんですけども、進めていることは事実です」

以上

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★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
【チケット情報】1月19日(土)10:00より一般販売開始!
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