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【2013シーズン始動!】横浜FM:新体制発表会見での出席者コメント(13.01.14)

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本日、横浜市内にて横浜FMの新体制発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●嘉悦朗 代表取締役社長
「いつも横浜F・マリノスに温かいご支援、熱いご声援を頂き、本当にありがとうございます。また今日は、こんな大雪の中、多くのファン・サポーターの皆さま、そしてメディアの皆さまにお集まりいただき、本当に感謝申し上げたいと思います。
いよいよ2013年シーズンがスタートしますが、それに先立ち、2012年の振り返り、そして2013年の方針、目標等についてご説明します。まず2012年のチーム成績は、リーグ戦4位、ヤマザキナビスコカップは予選リーグ敗退、天皇杯は準決勝敗退と、いずれも、ベスト4の壁を破ることは残念ながらできませんでした。リーグ戦において、F・マリノスの成績で際立って目立つのは、14という引き分けです。しかも、これは皆さんもご記憶の通り、劣勢の中で引き分けた試合というのは数少なく、むしろ優勢に試合を進めながら勝ち切れなかった引き分けというのが非常に多かったシーズンでありました。失点はリーグ最少、被シュート数、シュートを打たれた数もリーグ最少。つまり私たちの守備は近年、上位にいるのですが、昨年に関しては、文字通り、Jリーグナンバーワンの鉄壁の守備、守備の基盤がしっかりと構築できたシーズンだったと思います。
負けない前提はしっかりつくっていくことはできたのですが、一方で攻撃系の、得点やシュート数ですけど、これは、ほぼ平均、もしくは平均より若干劣る数値です。なかなか点が決めきれない。その結果、0−0の試合、1−1で引き分けてしまった試合が非常に多かったのが、チーム成績の大きな原因になっていると思います。
得点力が上がらないというのは、去年だけの課題ではありません。F・マリノスの持っている長年の課題ということになりますので、方策は簡単ではありません。複合的、多面的、多角的な対応が必要です。いま進めているチームの戦術をより浸透させることはもちろん、その戦術そのものを高度化したり、多様化したり、さらにはコンビネーション、選手個々のプレーの質の向上、そして選手の補強といったところを、多角的にやっていかないと、なかなかこの問題は解決できないと思います。
勝点の推移も2011年と比較すると、やはり出だしの勝点が積みあがらなかったギャップが最後まで埋まりませんでした。順位については、2011年は、後半に徐々に順位を落としていったのに比べ、2012年については尻上がりにはなっています。ただ下から上がっていった尻上がりですから、あまり意味のあることではありません。一番大事なのは、この2年間をちょうどミックスしたように、常に上位に張り付きながら、後半に行くに従ってどんどん順位を上げていく。これをどうやって実現するかが、今年の大きな課題になってきます。2004年度から8年間無冠という状態が、残念ながら続いています。しかし2009年以降は、明らかに順位は上昇カーブを描いています。今年はぜひカーブの先にある順位を、何とか達成したいと意気込んでいるところです。
2013年のキーワードは、“結実=Realize”です。つまり、結果をちゃんと出していこうという年にしたいという思いです。めざしているチームの確立、攻守に渡ってイニシアチブを取っていく、これがかなりできてきてきました。あとは攻撃面。何とか質を上げていきたい。その結果として、優勝、あるいはACL出場を、結実の一つの目標として、今年も掲げていきたいと思っています。
クラブ経営についてですが、プロセス系は90%まで来ていると思います。ただ結果については、目標が非常に高いので、そこにはまだまだ大きく届いておりません。しかしマネジメント・スタイルあるいは仕事のスタイルの変革、日産流の変革のスキーム(仕組み)を、3年前から取り入れており、現在のF・マリノスのマネジメントや仕事の仕方が大きく変わって、それがDNAになりつつあるといっても過言ではありません。これをさらに加速して、その先にある結実、すなわち、売上の大幅な増加に、今年もチャレンジしていきたいと思います。
乗り越えるべきテーマ、課題は非常に大きく、簡単ではありません。しかし、こういったしっかりとした足どりを積み重ねながら、今年も、チームの成績とクラブ経営の両方に大きな成果を挙げてまいりたいと思っておりますので、ぜひ皆さまの変わらぬご支援と熱いご声援を、今年もよろしくお願いいたします」

●樋口靖洋監督
「本日は、この大雪の中、お越しいただき、本当にありがとうございます。昨年に続き、指揮を執る監督の樋口です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
昨年の皆さんの熱いサポートにより、選手はもちろん、私自身にも、本当に大きな力と勇気をいただきました。最後まで戦い抜くことができたのも、皆さんのおかげだと思っております。心から感謝を申し上げます。また、今シーズンも変わらぬサポートをよろしくお願いいたします。
昨年のリーグ戦は、まれにみる大混戦となり、非常に厳しく難しいシーズンでした。最終的には4位まで順位を上げ、ACL出場権獲得まで、あと一歩のところまで迫りましたが、序盤のスタートダッシュにつまずき、14を数える引き分けの多さが響き、目標達成とはなりませんでした。天皇杯においても、チームは積み上げを図っていく中で順調に勝ち進みましたが、前年同様ベスト4どまりとなってしまいました。
この結果は、チームの現在位置として捉えて認識しなくてはならないと思っています。しかし、ひたむきに全力で戦う選手たちの姿から、試合ごとに手応えとチームの成長を感じることができたのも事実です。チームとしてぶれることなく戦い、右肩上がりに試合内容を向上させたことは、今シーズンの私たちのベースとなり、自信となり、希望となることと確信しております。
私たちには、もう一つ、チームのスタイルをつくるという大きなミッションがあります。スタイルというのは、1年や2年でできるものではありません。ただ、そのための第一歩は、確実に踏み出せたと思っています。
今シーズンですが、目標は、やはりACLの出場権獲得、これに再度チャレンジすることです。そのための選手編成は、今あるチームをベースに、いくつかのポジションで競争力を高められる選手、そして期限付き移籍で力を大きくつけた選手、さらに将来性のある若い選手が加入してくれました。この新戦力は、いまのチームに新たな魅力を加えるとともに、必ずチームの力になってくれると信じています。
今シーズンも、混戦のリーグ戦になるでしょう。タフな戦いになることを覚悟して、チーム一丸となって、この戦いに臨んで目標を達成したいと思います。強いメンタリティを持って試合に臨み躍動感と一体感のあるプレー、これを皆さんにお見せすることをお約束します。今シーズンも変わらぬサポートをよろしくお願いいたします。ともに戦いましょう」

●下條佳明チーム統括本部長
「昨シーズンを振り返りながら、今シーズンの強化方針をご説明いたいと思います。
昨シーズンの終盤にF・マリノスらしい良い戦いができました。それを基盤に継続と積み上げることが、今季の最大のテーマだと考えています。改善ポイントは、得点力アップです。昨季はシュート数が少ないからゴールが少ない、CK数が少ないと捉えていいと思います。
チームスローガンは、昨年の「ALL FOR WIN」の継続です。そこに「Realize=結実」を付け加えました。細かい部分を言えば、「フィニッシュのクオリティーアップ」。これが最大の目的だと思っています。「決定率の高いリスタート」。これももう少し磨いていきたいと思います。そして「最後まで諦めない粘り強い戦い」。リーグ戦は拮抗します。やはり最後まであきらめない戦い、粘り強い戦い、これが一番大切かと考えています。そしてACL出場権を奪取したいと考えています」

●藤田祥史選手
「皆さんと喜び合えるよう、1点でも多く点を取ってチームに貢献できるよう、頑張りますので応援よろしくお願いします。自分の持ち味は、やっぱりゴールです。左足のシュートは見てほしいと思います」

●端戸仁選手
「自分が自信を持ってやれば、絶対にやれると思うので、F・マリノスの前線にはいい選手が多いけれど、その中でも違いを出せるようなプレーを見せていきたいと思います。皆さん、一緒に戦ってください。よろしくお願いします。自分の特長は、相手の逆を取ることだったり、ちょっと遠目からのシュート。あまり体は強くないし、スピードもある方ではないですが、それでも技術で相手を翻弄できるようなプレーヤーにもっともっとなっていきたいです」

●田代真一選手
「今年、F・マリノスに復帰という形で戻ってきました。またこのエンブレムを付けてプレーすることになりました。その責任感を持って、この1年臨みたいと思います。そして、皆さんに『町田で2年間、何やってきたんだ』と言われないよう頑張りたいと思います。それから私事なんですが、昨年の12月25日に入籍いたしました。家族もできたので、これからはより一層責任感を持って、楽しくサッカーに臨みたいと思います」

●佐藤優平選手
「F・マリノスには素晴らしい先輩たちがいますし、ユース時代に同期の学と仁もいます。そういう選手と早く肩を並べて、ピッチの上に立ちたいです。F・マリノスの声援を背中で感じて、プレーできるように頑張りたいと思います」

●奈良輪雄太選手
「F・マリノスには、ジュニアユース(菅田)、ユースと育ててもらました。またF・マリノスのユニフォームを着れることを、とてもうれしく思っております。チームが自分を獲得してくれた感謝の気持ちを持って、開幕戦のピッチに立てるようにアピールしていきたいと思ってます」

●喜田拓也選手
「高卒新人で経験も少なく、体も小さい自分に、期待している方は少ないかもしれません(苦笑)。しかし、年齢や経験は関係なく、自分の特徴である粘り強さだったり、闘う姿勢をどんどん出していきたいです。F・マリノスがタイトルを獲るために、必要な選手だと思ってもらえるように頑張ります」

以上
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★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23 日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
【チケット情報】1月11日(金)11:00〜プレリザーブ受付開始!
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