本日、愛媛市内にて愛媛FCの新体制発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆愛媛:ぜひシーズンシートをGETしてスタジアムで全試合観戦しよう!
----------
●亀井文雄社長:
「みなさんこんにちは。改めまして、新年あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。おかげさまで愛媛FCは2013年のシーズンの始動を迎えることができました。J2昇格をして8年目となりますが、我々も上を目指してどんどん頑張っているつもりでおりますが、なかなか結果として成果は出ていないのが現状です。その中で、今年は新しく石丸監督をはじめ選手が大勢入ってくれて非常に期待が持てる1年になるのではないかと思います。昨年の成績は皆さんご承知の通りで、今年我々としては一丸というスローガンで22チームのうち9位以内をまずは目標に戦いたいと思います。また、昨年のスポンサー報告会では我々の目標をお話しました。3年をかけてJ1でやっていけるように頑張ろうという表明もしました。我々はそれに向かって2013年度を一生懸命頑張ってまいりますので、マスコミの皆様にもご協力をぜひお願いいたします。
また、我々愛媛FCは地域に根ざしてやっているチームですので、試合だけではない活動にも年々いろいろな形で力を入れております。その点で2013年度はお手元の資料にもございます”スマイルパス”を実施したいと思います。これは愛媛県内の小学生を無料で招待できる機会を提供するものです。これは我々の目標でもある『愛媛の青少年や子供たちに夢と希望と感動を与える』、『愛媛のサッカーのレベルアップに努める』というヴィジョンのうちの2つをベースに、新しい取り組みとしてやっていきたいと思います。我々はこのスマイルパスを通じて、サッカーの魅力や団体行動の素晴らしさ、勝つことの喜びを感じてもらい、子どもたちの明るい笑顔を育む事業として新設しました。愛媛県も愛と笑顔あふれる愛媛を目指して、『愛顔(えがお)のえひめ』というスローガンがあり、我々もスマイルパスという形で命名させていただきました。目玉のプロジェクトとしてこれを充実させたいと思います。このロゴデザインなどは今後、また一般公募したいと考えておりますので、マスコミの皆様にはご協力をお願いできればと考えております。
今日は新体制の発表ということで、後ろには大勢の新戦力もおりますが、2013シーズンの目標を達成できるように頑張りますのでご協力、ご支援をよろしくお願いいたします」
●石丸清隆監督:
「監督の石丸です。こうしてたくさんお集まりいただき、期待の大きさや責任の重さを改めて感じています。今シーズンから指揮を執るにあたり、チームに一番求めることはひとつになることです。そこで今年のチームスローガンを”一丸”ということにしました。先日はサンフレッチェさんが先に同じスローガンを発表しましたが、決してまねをしたわけではありません(笑)。文字通り、ひとつになるということですが、勘違いして欲しくないのは、みんな同じではないということです。向いている方向が同じで、ひとつになって戦うということで、今年はチーム一丸となって1試合1試合、全力で戦うことを約束したいと思います。そして試合を観に来てくださる人、普段から見てくれている人に応援したいと思ってもらえるチームにしたいと思いますので、1年間よろしくお願いいたします」
●中森大介ヘッドコーチ:
「前所属はJFL佐川印刷SCの中森大介です。愛媛FCが掲げる目標、そして石丸監督が目指すサッカーのために全力でサポートしたいと思います。1年間よろしくお願いいたします」
●北内耕成コーチ:
「アシスタントコーチの北内耕成です。第2の故郷、愛媛に帰ってきました。もう一度愛媛のために頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
●平井直人ゴールキーパーコーチ:
「前京都U-18のゴールキーパーコーチをしていた平井直人です。石丸監督を全力でサポートして、スローガンの通り一丸となって戦いたいと思います。よろしくお願いいたします」
●津川武久フィジカルコーチ:
「フィジカルコーチの津川です。コーチングスタッフ唯一の愛媛県人として、全力を尽くしたいと思います。よろしくお願いいたします」
●小原章吾選手:
「アビスパ福岡から来た小原章吾です。愛媛FCにもう一度チャンスをもらい、その恩をプレーで返したいと思います。1年間よろしくお願いします」
●三原向平選手:
「湘南ベルマーレから来た三原向平です。チーム一丸となってJ1昇格を目指したいと思います。応援よろしくお願いします」
●伊藤優汰選手:
「京都から来た伊藤優太です。しっかり愛媛のために力を出したいと思います。よろしくお願いいたします」
●重松健太郎選手:
「FC東京から来た重松健太郎です。J1昇格のために一生懸命頑張ります。よろしくお願いいたします」
●吉村圭司選手:
「名古屋グランパスから来た吉村圭司です。愛媛FCでまたプレーできるのは楽しみです。これからよろしくお願いします」
●河原和寿選手:
「栃木SCから来た河原和寿です。チームの勝利のために全力でプレーします。プレーのチャンスを与えていただいた愛媛FCに感謝し、全力で頑張りたいと思います」
●松本翔選手:
「横浜FMから来た松本翔です。愛媛がJ2の台風の目のような存在になれればと思います。観に来てくださったお客さんを毎試合楽しませるサッカーをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします」
●黒木恭平選手:
「サガン鳥栖から来た黒木恭平です。若手らしくはつらつとした全力プレーをしたいと思います。よろしくお願いいたします」
●渡辺亮太選手:
「日本体育大学から来ました渡辺亮太です。体を張ってチームの勝利に貢献したいと思います。頑張りますので、よろしくお願いいたします」
【質疑応答】
Q:石丸監督と、コーチの皆さんにお聞きします。監督にはコーチ陣をセレクトした理由、期待している部分を、そしてコーチの皆さんには愛媛に来た経緯と決意をお願いします。
●石丸監督:
「僕のタイプは客観的に良くも悪くもクールな部分があるところだと思うので、中森コーチや北内コーチは情熱的に指導ができるのでバランスが取れるのではと考えています。フィジカルコーチは今までいませんでしたので、夏場の失速はやはりフィジカルが足りない部分もありましたので専門のコーチを置いたほうがいいのでは、と思い津川コーチにお願いしました。また、GKコーチは現役時代に一緒にプレーしていて、彼は選手としてのキャリアもあります。その経験を伝えてもらえるのではと思っています」
●中森ヘッドコーチ:
「石丸監督とは指導者のライセンスで一緒になっていたこともあり、監督も言われたように僕に対するイメージは180度違う性格だと思います。監督とコーチの立ち位置も違いますし、この世界では監督とコーチで違うタイプを置くことはよくあります。その中で石丸監督に一緒にやらないかと言われた時は迷いなく決めました。Jの世界でチャレンジしたい気持ちもあり、愛媛FCも僕にとって魅力的なチームでしたので、そういう経緯でヘッドコーチになる決意をしました」
●北内コーチ:
「石丸監督とは大学の先輩後輩に当たり、人としても選手としても尊敬できる人間です。プロの世界に入った時もお世話になりましたし、話をいただいて即答でよろしくおねがいしますということでした。愛媛は第2の故郷で、高校の3年間いた愛媛には強い思いがあり、一肌脱ごうと思いました」
●平井ゴールキーパーコーチ:
「石丸監督とは天皇杯で京都が優勝した時のチームメートでもあり、僕自身も指導者としてはまだまだ半人前ですがもっともっと上を目指したいと思っていました。そう考えると、愛媛でJ1を目指すというところが一致したというか、愛媛FCの熱意も含め、そういうことも移籍の後押しになりました。その熱意に触れて、今年からお世話になることになりました」
●津川フィジカルコーチ:
「石丸監督とは去年までユースで3年間一緒でした。監督のやりたいサッカーであったり、私のやれることがわかっていただけている中で声をかけていただきましたので、サポートさせていただきますと返事をさせていただきました」
Q:社長にお聞きします。現時点ではやや人数が少ないようですが、今後の補強なども含めてどう考えているのか?
●亀井社長:
「現在の人数は決して多くないのですが、ずいぶん前から比べるとJチーム全体として選手の人数は少なくなる傾向にあります。決していいことではありませんが、経済情勢的にも各チームとも厳しい中でやっています。そういった意味では、可能な範囲内で少数精鋭で目指したい、できるだけそういう形で進めたいと思いますが、状況は変わることもあると思います。それによって補強のタイミングもあるかもしれませんが、それは状況を見ながらと考えています。現在いる選手には頑張ってもらいたいし、怪我やトラブルなどが起きないように、石丸監督はじめみんなでやってもらいたいと思います」
Q:石丸監督にお聞きします。監督就任時にはパスサッカーを目指すということだったが、改めてどんなサッカーをしたいか?
●石丸監督:
「基本的にはパスサッカーを目指したいと思います。主導権をとるとアクションの回数が増えます。自分たちから攻守共に主導権を握ることができます。簡単に言うと、全員攻撃で全員守備のサッカーだと思います。そのためには走らないといけませんので、基本的にまずは運動量を要求したいと思います。それから個々のレベルアップをしなければなりません。そのサッカーを実現できると考えていますし、補強した選手たちはスピード、テクニック、高さなどいろんな個性を持った選手が来てくれました。組み合せとしてもいろんなことができます。まだ選手の全てを把握できていないところはありますが、相手を見てサッカーが出来るようになると判断ができて自分たちがもっとアクションを起こすことができます。まだ3日間見ただけですが、個々のスキルは高めないと目指していることはできないと思います。決めつけてボールが来たらこう、ではなくて、アイデアがいっぱい出ると面白いサッカーが出来ると考えています。自分が楽をするのではなく、相手が嫌なことをするサッカーを目指したいと思います」
Q:社長にお聞きします。3年計画でJ1へということですが、年間を通しての更に具体的なスケジュールはありますか?
●亀井社長:
「スケジュールの部分では我々独自の事業なら決められるのですが、夏ごろまでにこれをやって、秋までにこうやって、と決めることについては行政の支援も頂いたりすることがありますので、それらを踏まえながら目標として早く実現できる動きをしていくことになります。ただ3年計画ができないと、その最後の目標にもつながりませんので、素早い行動をしたいと思っています。その中で現状でも一つ一つ動いてはいますが、資金のこと、場所のことなど課題もあります。マスコミの皆さんにもそのあたりのアピールにはご協力いただければと思います」
Q:中盤の選手が多いようですが、そのあたりはどういう意図があるのでしょうか?
●児玉強化部ディレクター:
「石丸監督のサッカーは運動量が必要ですので、一番重要なのは中盤の選手だと思っています。攻守に関わるポジションでもありますし、より多くの選手をイメージして、人数も考えました。ただ、登録はMFでも、攻撃的でFWもできる選手もいますし、両方ができる選手も多いと思います」
Q:スローガンの一丸というところで、石丸監督はどんな取り組みをしていくのでしょうか?
●石丸監督:
「チームのために戦うことをトレーニングから植えつけたいと思います。トレーニングとゲームは常に一緒だといい続け、規律というか、サッカーは自由ですがなんでも自由にできるかというとそうではありません。常にそれがチームのためになっているか、ということをトレーニングから要求していきたいと思います」
以上
----------
★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23 日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
【チケット情報】1月11日(金)11:00〜プレリザーブ受付開始!
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off