●ジョルジーニョ監督(鹿島):
「試合の入りはうまくいきかけたところもあったし、組織として出来ていたと思うが、失点してからあたふたしてしまい、当然ながらG大阪の選手は能力・質とも非常に高いものを持っているので、気持ちの部分で冷静さに欠けて、自分たちらしいサッカーができなかった。
後半レナト選手が入ることで、ボールポゼッション率を高めることができたし、サイドにジュニーニョ選手とレナト選手を入れることでスピードを生かすことができ、パサーが中央にいることで、色々な状況を作り出すことができたが、結果を出すことができなかったことが残念。そして、自分が愛するクラブを去る際に、ACLの出場枠を与えて帰国したいと思っていたので、その目標を達成できなかったことを残念に思っている」
Q:リーグ戦で対戦した時と今日でG大阪の印象は違ったか?
「G大阪は怪我や出場停止でメンバーを変えたところがあったが、僕の現役時代の頃のコロンビアの様なショートパスを主体とするサッカーで、チームとしてやろうとしている狙いは変わらなかったように思う。
長所もあれば当然短所もあるので、足の遅い選手がいるところを何度か狙ってみたが、チャンスは作ったものの、なかなかゴールという成果にはつながらなかった。G大阪はJ1にいなくてはいけないチームであり、それが彼らの持つ質・能力だと思う。今回降格ということはあったが、力はJ1で十分通じるし、今回(天皇杯)決勝の舞台に立てるので、成果をだしてまたACLを戦いながら1日でも早くJ1復帰することを願っている。
Q:鹿島の監督として最後になるが、来年のチームに対して期待することは?
「移籍する選手もいるだろうし、新加入選手もいるだろうが、土台となる部分は築くことができたので、移籍組がいかにフィットできるかだと思う。それは選手の意識にもかかわってくる部分もあるが、新たな指導者のもとで新たなやり方があると思っている。
アントラーズが来季Jリーグを勝ち取れるように、またアントラーズにないACLのトロフィーを1日でも早く飾れるような成果を出せるようにブラジルから応援していきたいと思っている」
Q:G大阪にボールを回せれていた時間帯で、監督が選手を鼓舞していたシーンがあったが、どんな思いをもって選手に声をかけたのか?
「試合の入り方はごく普通で、失点するまではお互い様子を見ながらの試合だったが、失点してからパスミスが多くなったり注意力が欠け始めたので、選手には技術的にうまくいかない時は勝ちたい意欲がプレーに表れなくてはいけないと話した。そのタイミングではないかなと思い、選手に奮起してもらうために声をかけた。
失点の後からレナト選手を入れようかという思いはあったが、感情的な判断になるといけないのでHTまで待って、冷静に時間をかけてプランを練ってやることにした」
(会見の最後にジョルジーニョ監督から一言)
「今日が最後の試合になってしまったので、この場を借りて日本国民の皆さんに感謝を述べたいと思う。素晴らしい国で、素晴らしい文化で、人間としての経緯尊重…いろんな意味でサポートを受けました。献身的にサポートしていただいて感謝している。1年間、好意的ないい関係を築くことができた。
今回で永遠のさよならではなく、またねと言うお別れ。鈴木常務から『ドアのカギはかけない』という約束をこぎつけることはできたので、チャンスはまたいつかもらえると思っているし、その時にみなさんと再会できることを心待ちにして帰国します。本当に心から感謝します。ありがとうございました」
以上
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