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【JPFAチャリティーサッカー2012 チャリティーマッチ】試合後の両監督・各選手のコメント(12.12.26)

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■12月26日(水) JPFAチャリティーサッカー2012 チャリティーマッチ

東北ドリームス 2 - 5 JAPANスターズ (19:09/ユアスタ/13,263人)
試合結果の詳細はこちら
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●名波浩監督(東北ドリームス):
「僕の采配云々は関係なく、趣旨の通りに勝敗よりも、自分たちができることをやっていこう、と。今日選ばれた人間たちはピッチでそれを表さなければいけない義務がある、それと同時に、楽しむということと、プロだからできるプレーを見せていこうという話をしました。
(パフォーマンスについて)あれは岡山(一成)ひとりの案なので(笑)。甲乙つける方は岡山にいろいろ言っていただければと思います(笑)。何人かの選手からクレームが来て、それをあれこれ修正しているうちにああいう形になりました。彼の声もそうですし、チームとしても『東北』というイメージを最大限に出すにはどうするのかということで、あの人文字は文字としてはわかりにくかったかもしれませんが、意志としてはわかりやすかったと思います。
こういう試合になるとノーガードの打ち合いみたいな形になるのかなと思っていたのですが、JAPANスターズの方がハイプレッシャーで前からバンバン来て最初は受けてしまったので、そこでちょっともったいなかったと思います。最初の入りはしっかりしろ、と言ったのですが。
(中山選手のゴールについて)高木、宇佐美、乾のパスワークに全く入れていなかったのでかわいそうだったと思っていたのですが、そこで『おじさん頼みますよ』というすごいボール、優しいボールが出て、あれはもう決めるだけだったと思うので、きっちり決めて。その後がきつかったんじゃないですか?100mくらい、逆サイドまで走らないといけなかったので。あのへんのパフォーマンスは聞いていない選手もたくさんいたので、『どこに行けばいいんだ?』という段取りが悪かったかもしれませんが、中山さんの形としては良かったと思います。
彼を代弁させてもらうと…『引退の花束』と言われたと思うのですが、『俺は引退しないから』と、出てくるのを躊躇していたので、『第一線を退いた』ということを、ここでもう一度報告させてもらいます」

●佐藤寿人選手(東北ドリームス):
「(2003〜2004年に仙台在籍)このスタジアムは特別な場所で、一緒にプレーしたこともある選手も多く今日は仲間としてプレーできて幸せだと思っています。できればこのスタジアムで自分自身もゴールを決めたかったので、そこは残念です。でも一番最後に、尊敬している中山さんが点を決めてくれたのは本当に嬉しいですね。
この試合で被災地に自分たちが何かを届けることができれば嬉しいし、こういう試合を実現できたこともありがたいと思っています。今日は雪かきをしてくれた方がいると聞いていますし、試合をやれる環境を整えてくれた人たちにも感謝しています」

●関口訓充選手(東北ドリームス):
「(ベガルタ仙台の関口訓充、としてユアテックスタジアム仙台最後の試合)このスタジアムのこの雰囲気でやれるのも最後だと思いますし、チームは変わりますけれどまたこのスタジアムにスタメンで出て戻ってこられたら、と思います。みんなに感謝していますし、9年間このスタジアムをホームとしてきて、一歩一歩噛みしめながら歩いてきました。みんなにこういうかたちでお別れができてよかったと思います。どこに行っても被災地のことは思ってプレーしたいし、浦和に行っても被災地の子供たちを招待できればしたいですね」

●木谷公亮選手(東北ドリームス):
「(2005〜2009年に仙台所属)僕にとっては特別なスタジアムなので、こうやって現役のうちにまた来ることができて嬉しかった。(参加を決めたのは)いつかは忘れましたが、東北に縁のある選手を…という話がチームに来て、参加を決めました。少しでも覚えてくれる人がいれば幸せですし、元気な姿が見せることができたのなら嬉しいです。
今日は個人の感情より、復興支援という大きな目的を大切にしたいと思ってプレーしました。皆さんに喜んでいただければありがたいです」

●小倉隆史監督(JAPANスターズ):
「あれだけの選手が集まるところで初の監督をさせてもらって、『いい選手が集まると監督は楽だな』と思いました。選手同士が響き合うのは素晴らしいなと思いながらやっていました。ただ、結果では勝ちましたけれど、パフォーマンスでは負けたと思いました。
選手たちには基本的なベースのところ、攻めるところと守るところを持ってもらいたいと言っただけで、あとは選手たちがやってくれました。最後に固めたかたちで、ラストの30分に宇佐美、乾、高木で中央突破をして、相手のキャプテンの佐藤寿人に『あの時間でやっちゃいけないよ』と怒られました(笑)。しつこいくらいに中央突破しました。
選手たちが率先して取り組んで、この時期に海外の選手も含めて、コンディションも考えたら大変だと思いますが、選手それぞれが『ぜひともこのチャリティーに』と集まってくれました。その結果が、それぞれできることを…試合に出られなくても太鼓だとか審判だとかをやってくれて、それこそ選手たちが自主的にやってくれた大きなことでした。そういうことがあってこそ、このチャリティーマッチが行われる意義があると思います。
(中山選手のゴールについて)正直なところ、ウッチー(内田)が出てきた時にいろいろな設定があったのですが、それをみんな覆すくらい、ああいうところでシュートを決めてしまうところが『(運を)持っている人は違うな』ということを感じました。何のためにウッチーが審判になったのかというか、みんなから『何の仕事もしていないじゃないか』と言われていました(笑)。
東日本大震災の復興に向けて…ということで、被災地はまだまだ復興に時間がかかるので、それを忘れてはいけないですし、僕たちはサッカーを通してでしかそういうことを発信できませんが、何かメッセージを送ったり、被災された方々に何かを感じてもらえたりするように、できるだけ続けていくべきだと思っていますし、僕自身、続けていきたいです」

●長谷部誠選手(JAPANスターズ):
「最後はゴンさん(中山)が決めてくれて終わることができたのでよかったと思います。このように、本当に微力ですけれど、自分たちがサッカーをすることで被災地の方々に何かを感じてもらえたら本当に嬉しいですし、こういうことを続けていきたいと、またあらためて思いました。
あまり普段は一緒にやっていない選手たちと(のプレー)でしたけれど、やっていて非常に楽しかったです。自分たちが楽しくやっていれば、見てくださっている皆さんにも楽しさが伝わるかな、という気持ちでやっていたので、本当に良かったと思います。長友の太鼓はちょっと余分でしたけれど(笑)、喜んでくれる方がいたのだったら良かったと思います。
ゴンさんも『一回サッカーを休憩する、引退じゃない。またこれでオファーが来るんじゃないか』と冗談を言っていたのですが、一緒のチームでやれて良かったです」

●乾貴士選手(JAPANスターズ):
「楽しんでいただけたかな、と思います。自分たちも楽しくできました。(パフォーマンスは)最初は何もこちらはわかっていなかったのですが、いきなり来たので『こういう流れなのかな?』と。ゴールは入って良かったです。
(中山選手のゴールは)ああいうゴールは予想していなかったので、嬉しかったし、『すごいな』と思いました。あそこを決めるのはすごいです。
ちょっとでも元気になってもらおうと始めたことなので、楽しんでもらえたらよかったと思いますし、元気になってもらえれば。ちょっとでもそういうことができたと思うので、ホッとしています」

●中山雅史選手(JAPANスターズ):
「どんなゲームにしてもゴールを取れるのは気持ちがいいことですし、僕自身も気持ちを高ぶらせてくれるものだと改めて実感しました。(ゴール後、反対のゴール裏まで走っていったことについて)疲れましたね。『点が入ったら向こう側へ』と言われていたのでまずそこを忘れないように全力疾走したのですが…一番疲れました。
やっぱり、『サッカーはいいな!』と思いましたね。一緒に(一線を退く?ことを)表現した坂本も以前にジュビロで一緒にやっていたのですが、『サッカーはいいね、サッカーをやりたいね』という話を終わった後にしました。やはり『サッカーはいいね』と改めて感じさせるゲームでした。その雰囲気は皆さんが作りだしてくれたと思いますので、僕らがもっともっと力をまわりに与えられれば良かったのですが、逆に自分を乗せていただき感謝しています」

●播戸竜二選手(JAPANスターズ):
「(半袖でプレー)ぜんぜん寒くないですよ。熱いプレーをしようと思っていたし、寒いと思わせず、見ている人があったかくなれるように頑張りました。でも、まだ僕では力不足で、最後にゴンさんがああいうプレーをしたことでみんなが熱くなれましたよね。僕はまだその域に達していないですね。まだまだです。(自身のゴールは)こぼれ球で、あそこに来ると思っていたので、決められて良かったです」

●長友佑都選手(太鼓):
「(太鼓は)自分にできることはないかと考えて、今日は試合には出られませんでしたが、太鼓でもいいので皆さんにパワーや元気を届けられると思うのでやりました。けれど、5年、6年ぶりなので、ちょっと感覚が鈍っていましたね。試合中に思いついて、提案させてもらいました。ピッチで本当はプレーをしたいと思っていたのですが、得意分野の太鼓が披露できて良かったと思います」

●内田篤人選手(主審):
「(主審は)中学以来です。去年は副審をやったので、『今年はやるの?』とも言われていたのですが、僕自身は何も考えていませんでした。(中山選手のプレーで)本当はPKを取るつもりだったのですが、そのまま入って良かったです。僕は出られなかったのですが、何か顔を出させてもらえれば、と思って来ました。寒くて、平日でしたが、たくさんの人が集まってくれましたし、楽しんでくれれば。これを続けていかないともったいないので、続けていきたいと思います」

以上
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