本日JFAハウスにてJリーグの臨時理事会が行われ、J2入会とJ1、J2入れ替え、並びにJ2会員資格喪失クラブについて審議しました。理事会終了後に行われた記者会見での、大東和美Jリーグチェアマンのコメントは以下の通りです。
●大東和美 Jリーグチェアマン:
「本日Jリーグは臨時理事会を開催し、J2入会とJ1、J2入れ替え、並びにJ2会員資格喪失クラブについて審議しました。
まずJ2入会の件ですが、入会を申請していたV・ファーレン長崎のJリーグへの入会を満場一致で承認しました。入会に向け準備に取り組んできたクラブ、そして全力で支援して下さった皆様に敬意を表したいと思います。
しかしながらクラブの財務状況に目を向けますと、入会の基準である債務超過の解消をクリアしたに過ぎません。シーズンを通して安定した経営を行うには財務基盤が十分とは言えず、経営に課題は残されています。
そのため、長崎には2つの指導項目を付け加えました。一つ目は、2013年度の決算を必ず黒字化させること。二つ目は2013年に純資産を十分に増額することです。来シーズンについては、安定した経営基盤を築けるよう予算や事業計画をもう一度厳しく見直し、組織体系の改革に着手し、J2に定着するにふさわしいクラブになるよう努力を続けてもらいたいと思います。
来季の開幕前には諫早市にホームスタジアムが完成し、Jリーグで戦うにふさわしい舞台が整うことになります。今季の平均入場者数は約3500名程度ですが、是非新しいスタジアムが多くの観客でにぎわい、新しいスポーツ文化が根付くことを期待します。
『V・ファーレン』というチーム名の意味は、『勝利と平和に向かって航海する』という意味だと聞いています。率直にいって現時点では順風満帆な船出であるとは断言できる状況にはありませんが、クラブを支えて下さる皆様の気持ちをしっかり受け止め、安定経営に向けて覚悟を決めて臨んでもらいたいと思います。
続いて、J1、J2入れ替えについてですが、J2において2位以内を確定させた甲府、湘南について最終節の順位確定をもってJ1昇格を承認するとともに、昨日のJ2最終節終了により、プレーオフ出場が決まった京都、横浜FC、千葉、大分による戦いの勝者が、J1に昇格することを合わせて承認した。同時にJ1最終順位が16位〜18位までのクラブについても、12月1日の最終節後の順位確定をもってJ2降格することを承認しました。
3つ目は、昨日のJ2最終節の結果、22位となった町田についてJリーグ定款第10条及び第17条に伴い、会員資格を喪失することを審議しこれを承認しました。町田については、昨年Jリーグの仲間入りを果たし、来年早々にはスタジアムの改修が完成することになっているなかで、一旦Jリーグから離れることになり、ホームタウンの皆様は苦しい胸のうちではないかと思いますが、これでJリーグへの道が絶たれたわけではありません。再度クラブ中心となってチームを立て直し、ホームタウンのファン・サポーターとともに、あらゆる意味で強固な基盤を携えてJリーグの舞台に戻ってきてくれることを期待しています」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off